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振り返り -動画作成について-

これまで制作してきたセージ杯の動画。まずはそれらについて振り返りましょう。

第一回セージ杯 予選 ルール説明

初めての動画作成。サムネはセージさんがつくってくれました。

まだ動画作成についての知識もなく、ただただわかりやすくまとめることだけを意識して編集していました。なので大会の雰囲気とか、かっこよさとか、その辺りは全く要素を練り込めてませんね。なんならわかりやすさも微妙かもしれません。

それぞれの動画で工夫した点を挙げていきたいのですが、こいつに関しては挙げられるほどの目立った工夫が見当たらないのでパス。

第一回セージ杯 本戦 ルール説明

予選の動画にかっこいい要素を足しただけ。でもクオリティは高くなってるはず。

この動画を作ろうとしたタイミングでレオンが実装されたのはもはや奇跡。ちょうどBGMに悩んでたので完璧でした。
基本的な構図は予選の時から変えずに、色彩と飾りに手を加えました。全体的に赤っぽい色で統一して、雰囲気を出すために火花みたいなやつをとばしてます。ちなみにこの火花はパーティクル出力でやってます。

予選の動画から大きな路線変更はせずに、それでいてカッコ良さを付け足すことを重視したので、細かな装飾の追加が目立ちますね。デッキコストの下線とかは特に工夫した点です。ちなみにここまでフォントは全てUDデジタル教科書体を使ってました。

第一回セージ杯 決勝 デッキ紹介

初めてのモーショングラフィックス。急に雰囲気変えすぎな気がする。
モーショングラフィックスって何?って人はまずyoutubeでもなんでもいいので調べてみてください。こんなのよりずっとかっこいい動画がいっぱい出てくると思います。

伝説ダイスの枠素材を見つけて、「これ使えるんじゃね!?!?」ってなって気づいたら生まれてた作品です。でもダイスの色は見辛いし、英語でしか書いてないし、あまりにも不親切な動画だと思います。見やすさのこと考えなかったらこうなるんだぞ!って。身をもって体感しました。

ここでフォントがUDじゃなくなります。流石に合わんかった。
この動画で使ってるフォントはニタラゴルイカ、等幅のウエイト9です。無料である程度使えるので是非。

第二回セージ杯 ルール説明

この時期の私、ゲーム実況系の編集スタイルに影響されすぎてる気がします。誰とは言いませんがサボテンとおもしろいグループ。

第一回予選の動画を作り直そう、というコンセプトで編集してたはずです。なので背景が実際のプレイ画面だし左上にロゴが置いてあります。
ただ、第一回よりも見やすさを追求したので内容は入ってきやすくなった!と思う!

ここからフォントがNoto Sans JP Blackになりました。今もそうだしこれからも変わらないと思います。見やすいしダイスもこのフォント使ってるし。

第三回セージ杯 予選 ルール説明

AviUtlについて色々勉強し始めた頃の動画。これまでと比べてかなりマシになってる。サムネも。

やっぱりルールが複雑な大会って、流石に文字だけで全て説明するのには無理があるんですよね。そんな時に役立つのが動画だったり。
クルー実装直後だったので素材も豊富、アイデアも潤沢。なのでなかなかそれっぽい出来にはなってると思います。

ちなみに周りをくるくる回ってる敵の体力、718ってのは開催日の7/18から来てます。当然。

第三回セージ杯 決勝 ルール説明

ここから急にクオリティが跳ね上がります。私は跳ね上がったと思ってます。なので文章の内容も濃くなります。

まず一言:映像学区を見てから世界が変わりました。皆様も是非。私があちこちパクってるのがよくわかると思います。

まず構図、上下を字幕スペースにすることで"それっぽさ"を演出。よくあるよねこういうやつ。
背景をめちゃめちゃぼかすことで存在感を消す。
GetColorってスクリプトを薄く背景に重ねて高級感、未来感を出す。
ロゴはダイスで文字を揃えることでe-sports感をアピール。
中央は絵を使った説明スペース。文字と合わせてさらにわかりやすく。
ボスの線画をアクセントに。初めてgravit designer使った。
超細かいけど、赤青の原色は目に刺さるので若干やさしめに。
ここで初めてダイスのBGMから離れた。フリーでもめちゃいい曲あるじゃないですか。

この動画に関しては、e-sports感!とはいっても落ち着いたカッコ良さを求めて編集しました。個人的にはデッキ紹介の方よりお気に入りです。

第三回セージ杯 決勝 デッキ紹介

第一回決勝のリメイクを作りたかったんです。

四角で揃えるのって便利ですね。整って見えるし動かしやすいし。
とにかく斜めブラインドを多用。背景の縞模様です。スマブラでもよく使われてるんだからカッコよさは間違い無いですね。
クルー毎に色を変えているのは見やすさ重視でしたがかっこよくもなってたかな?
ダイス画像もパワーアップ。枠だけじゃなく模様も追加されました。正直これ作るのに1番時間かかってますね。
そして何より、最後のドラゴンが巻きつくやつ!正直これが作りたかっただけです!作り方は単純で、枠の画像を8分割くらいにしていい感じに動かしているだけです。説明だけなら簡単。

こっちはルール説明と違って、e-sports感ど真ん中な動画を目指しました。
そういえば、実は動画のラストでロゴに暗殺が飛んでるんですよ。出目3のダイスに暗殺が飛ぶということは...?次があるってことですよね。

第四回セージ杯 ルール説明

あまりにも自信作。めちゃがんばった。のでめちゃ語らせてください。

今までのどの動画よりも「The モーショングラフィックス」な動画になりました。最近はインターネットを探せばそれなりにかっこいいテンプレートが転がっていますが、もちろんそれらは一切使っていません。完全自作です。

この動画の私の中でのイメージを紹介しましょう。わりとSF感満載のコンセプトで進めてます。大会とは全く関係ないんですけどね。

まず、中央のメインロゴ。これは何か大きなマシンの核部分をイメージしています。核から伸びてる図形は冷却とかしてくれる制御装置かな。で、周りを漂っている三角形やら白いうねうねはその核にエネルギーを運搬してるイメージ?そして背景の×印とか星座みたいな点は核が存在してる空間の壁。丈夫そう。

こんな感じです。最初大雑把な形を作った時点でこういうイメージが湧いてきたので、もうそれに導かれるがままに作ってました。

ここからは隠された4要素について。

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このシーンには"4"要素がたくさん隠されています。
・影がついている画像が数字の4っぽい配置になっている
・中心から伸びている四角形が4つ
・先が丸い線がそれぞれの方向に4本
・白いうねうねが4本
・画像では1個隠れてるけど三角形が4個飛んでる
・隠れてはないけど、中心のダイスは出目4

などなど。こういう遊び心大好きなんです。

あと、初めてカメラ制御を使った動画でもあるんですけど、結局ズームしたくらいで激しい動きとか作れてないんですよね。これは反省点。

一部にグラデーションがかかっているのは、雰囲気作りというより見やすさ重視ですね。四角形が4つあるよ!ってことをもっとわかりやすくするために付けてます。

そして第四回で初めての試み、動画やら配信やらで使える画像素材を配布してみました。もう大会終わったし一部は載せてもいい気がする。

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こういう画像があると大規模大会っぽさが出ますよね。
参加者の皆様、配信等でうまく使っていただいて本当にありがとうございました。とっても嬉しかったです。

そういえば、この動画はエンコードするだけで2時間かかるんですよね。動画時間1分だぞ?...60fpsにしてるのが悪いんですけど。

第四回セージ杯 振り返り

実は初NCS。曲被りを恐れて今まで避けてきてました。

第三回までは当日すぐに優勝者の画像を作成していたのですが、第四回はいろいろあって作成出来ず、それじゃ面白くないなということで動画を作ることにしました。優勝者が6人もいる大規模大会だったのでこれもまた良かったのかなと。でも公開時期が遅すぎる問題はありますね。
二ヶ月経ってるもん。もっと早く作るべきだった。

...どうせ遅くなるならもう開き直って第五回予告につなげればいいんじゃない?ってことで次の大会へコマを進めるわけです。

つづく

第五回セージ杯 ルール説明

周辺ボケ光量って偉大じゃね?

いろいろあって公開が遅くなった第五回セージ杯。どこかボカロ曲のMVっぽさのある動画に仕上がりました。
まだ開催すらされてないのでこれについて語るのはまた今度ということで。

そういえば、早速「〇〇の曲だ!」コメントをいただきました。流石NCSですね。すでにどこかで聞いたことのあるBGMってどうしても先入観が混ざってしまうのでなるべく避けたいと思っているんですよね。そういう点ではNCSを選んだのは間違いだったか…

質問

こうやって動画を作ってると、さすがにいくつか質問をいただくことがあります。ほんの数個ですがここでまとめて答え直しておこうかな。

Q.セージ杯の動画を作り始めたきっかけは?
A.大会に出たところで勝てないから。目立ちたいなら動画作成しかない。あと楽しそうだったから。

Q.動画の知識はどこで身につけた?
A.AviUtlの易しい使い方というサイトで基本事項を覚えて、映像学区というシリーズで知識をつけた。

Q.業者?
A.違います。独学。

Q.編集にはどれくらい時間かかる?
A.実際に作業してる時間だけで8時間くらい?プレビューやらエンコードにもそれくらい時間かかるかも。AviUtlは重いです。

モチベとか

私の動画編集のモチベは基本的に「セージ杯の盛り上がり具合」「動画への感想」から来ています。動画に高評価がついたりセージ杯の感想をツイートしてもらえたり、そういったフィードバックがそのままモチベに繋がってます。多分大会運営はみんなそうだと思う。
なので、もっと大会やって欲しい!って思っているのなら是非前向きな感想をがっつり送ってください!少なくともみんなからの反応がなくなった時点で大会運営は終わると思って!

で、そんな中で今の私のモチベーションってとんでもなく燃費がいいんですよね。例えるなら石炭一個で世界一周できそうなくらい。
なので、実は動画のアイデアだけなら第六回まで完成してるんですよ。開催するかすら決まってないんですけど。

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