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NRI-KEIO Innovation Interaction Meetup ”Fantasy Future Design”に参加したレポート

NRI-KEIO Innovation Interaction Meetup ”Fantasy Future Design”というワークショップに参加してきました。

Fantasy Future Designとは

さまざまな課題とそれを解決するテクノロジについて、時空を超えた宇宙規模の視点から考えるというものでした。バックキャスティング思考(未来でありたい姿から逆算して思考するアプローチ)で描くところの未来を、かなり遠くに、ファンタジーな領域に設定して思考する手法のようです。

現実味がないことについて議論するのは意味があるのー?という疑問も湧いてきそうですが、海底2万マイルのジュール・ヴェルヌ先生も

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
by ジュール・ヴェルヌ(Wikipediaより)

と言っておられますし、何より、ワクワクします!

慶應博士課程プログラム+NRIミートアップの共催

本ワークショップは、慶應義塾大学博士課程リーディングプログラム「超成熟社会発展のサイエンス」で、テクノロジカル・シンギュラリティやフューチャー・デザインなど、未来のことを研究している牧野司・田中徹ゼミと、NRI”イノベーション インタラクション ミートアップ”との共催です。


SF好きにはたまらない設定

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まずは設定の説明からはじまりました。参加者は、α、β、γ、δ4つの惑星に割り振られ、その住人になりきってワークをしていきます。

マイドキュメント (40) 2

こんなイメージでしょうか?

このワークショップでは、時空がねじれたり、現在と未来のやりとりがあったりと、いろいろなことが起きるのですが、これから参加される方のために、ワークショップの内容について詳細は伏せておきたいと思います。

また、参加される際は、バーチャル背景をSF感あるものにするとより楽しめます。私はZoomのバーチャル背景を2001年宇宙の旅の赤ちゃんに設定して挑みました。

感想

FFD(Fantasy Future Design)を体験してみて思ったことは、設定する未来が現実的か否かを問うことはあまり意味がなくて、それが何年後に実現されそうか?という視点さえ持っていればいいのかな、と思いました。

(あまりに遠い未来だと、その計算もどんぶり勘定にはなってしまいますが...。)

それよりも、思考する時に無意識に切り捨てている選択肢が無数にあるということこそが問題のように思いました。

この思考法を、どのように自分に取り入れられるかはまだ考え中です。

ありがとうございました!



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