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富士山 登頂

こんばんは。へちまです。
10年来のインターネットフレンズに誘われたので、富士山に登頂してきました。メンバーは私含めて計4人です。簡単にnoteに記録として残したいと思います。


1日目

9時半頃に静岡県の三島駅に到着しました。
河口湖駅行のバスまで少し時間があったので、駅前をうろちょろしていたら、ラブライブラッピングのバスと遭遇。あまりの嬉しさにオタク顔を隠せずカメラでパシャリ。どうやら東京から1日1本出ている高速バスだったらしく、本当にタイミングが良かったです。
河口湖駅行のバスが到着するまではスタバで適当に時間を潰しました。

三島駅
アニメ見直したいね
スタバで朝ごはん

三島駅から1時間程度で河口湖駅へ到着。駅では温泉むすめがお出迎えしてくれました。五合目へはバスで更に1時間ほどかかります。

乗ってきたバス
可愛すぎる
可愛すぎる
全部のパネル撮るあたりが本当にキモいと思う
河口湖駅→五合目で乗ってきたバス

体を高所に慣らすため、五合目でしばらく過ごします。こうすることで、高山病のリスクを抑えられるとか。
五合目は登山者ではなくても、景色を見るために訪れる観光者も多いため、なかなかの混雑でした。ただ、天気が悪く景色は見れず。

すでになかなかの高さ
最高の景色!w

お昼ごはんは、レストハウスで雲海ラーメンを食べました。雲海ラーメンはヤマノススメで、ここなとあおいが注文したメニューでもあります。何が雲海なのかはよく分からなかった。
ラーメンを食べたあとは、名物のメロンパンを喫食。美味しかったです。

持ってきたねんどろいどと一緒にパシャリ
メロンの味がするタイプのメロンパンでした

その後は、神社で登山が成功するようにお参りをし、近くのお土産屋で金剛杖も購入しました。ここもヤマノススメで登場するスポットです。
そして、いよいよ登り始めます。

綺麗なたたずまい
オタクは自分のことを写さない

最初は平坦な道が続き、しばらくすると下り坂になりました。ちょっとしたハイキングの気持ち。
さっきまでは曇り空だったのに、山中湖が姿を現してくれました。山の天気は変わりやすいということを実感。

スタート地点
山中湖

ここからはついに登山っぽくなり、登りが延々と続きます。
だんだんと余裕が無くなってきて写真を撮る回数が減っていきます。

ここから登り
気づいたらすぐ雲に覆われる

1時間かからないほどで、六合目に到着。だんだんと富士山に登っているという実感が湧いてきます。

五合目からは90mしかまだ登っていない
監視してる人から白い目で見られながら撮った

6合目で少し休憩したのち、また登り始めます。だんだんと坂の傾斜が急になってきました。

6合目は下山道との合流地点でもある
どんどん登っていきます
一番手前に見える小屋が今回とまる宿

無事に17時半頃に7合目に到着。6合目から1時間程度だったと思います。若干の足の疲労は感じるものの、まだまだ余裕です。
泊まる山小屋は花小屋さんです。一番最初の山小屋でもあり、ヤマノススメにも出てきます。

今日の宿
景色が最高!

18時半頃に早めの夜ご飯を食べます。メニューは牛丼でした。

夜ご飯

19頃には就寝、というより仮眠を摂ります。
が、前日あまり眠れてなく眠気を感じているにも関わらず、全く寝付けませんでした。寝るのが下手くそだということをつくづく感じます。
20時半ごろに、寝床を抜け出し夜景を見に行きました。

富士吉田市の夜景
星空が本当に綺麗だった

全く寝付けないまま、出発時刻になります。

2日目

出発時刻は23時でしたが、2日目とします。
外は8月なのに寒い。用意してたフリースを羽織り山を登り始めます。暗闇の中を昇るのでヘッドライトも必須となります。岩場が続くため、7合目までとは違い足にも負荷がかかっていきます。また、明らかに酸素濃度が薄く息切れを起こしやすくなりました。
流れ星は3回ほど見ることができました。一生分の流れ星を見たような気がします。

ご来光目当てにどんどんと人が登っていきます。
鳥居と流れ星

そして、八合目に到着。
8合目はあおいが、高山病によりリタイアした場所です。そして、この太子館があおいと楓が一泊た山小屋です。
あおいはここでリタイアしたので、とりあえずあおいには勝ちました。

さっきまで笑顔だったのに、苦しそうなあおい

次は本八合目に向かいます。
酸素濃度がどんどん低くなっていき、日頃の運動不足なのか体質なのか、少し進むたびに息切れを起こすようになりました。1回の呼吸が深くなり、体が酸素を欲していることを実感。足は元気だったため、息を整えてから進むを繰り返すことで先に進むことはできました。同行者の1人は、私よりキツそうでしたが、他の2人はピンピンしていました。周りの登山客もここまでの息切れは起こしてなかったので、自分の体力の無さを感じました。
寒さと風もどんどんと厳しくなっていき、途中の山小屋でたまごスープ(600円)を購入し体を温め、ダウンとレインコートを重ね着します。

五臓六腑に染み渡る
朝焼けが美しい

そして、本八合目に到着。山小屋で調達した朝ごはんを食べ、ここで御来光を迎えます。4時50分でした。当初の予定から混雑回避のため頂上で御来光を見る予定ではありませんでしたが、ここまでくるのに、かなり時間がかかってしまいました。元気な人なら頂上まで行けてるはずの時間です。

いなりが入ってるやん!
日が昇る前からもう美しい。雲より高い場所にいることを実感。
御来光
相棒と共に御来迎
あおいもしんどそう
いっぱい撮ります
まだまだ撮ります

御来光を迎え、頂上を目指します。同行者の一人はここでリタイアし、下山しました。私は息切れは凄まじかったのですが、足に問題は全く無かったので登山を続けます。
日が昇り始め、気温は上がっていきますが、それでもまだまだ寒いです。
少し進み息を整えるため休憩し、を繰り返し進んでいきます。他の二人は息切れを起こしてないのに、私のペースに合わせてもらうことになってしまい、本当に申し訳なかった。

こんなに登ったのかと驚く
9合目が見えてきました

9合目に到着。オンボロの神社がたたずんでいます。
足は元気なのに、既に体力的にかなりきつく頂上に行けるか不安でしたが、ここまで来たらもうリタイアする選択肢はありません。

ねんどろいどと一緒に撮る気力はもうない
太陽も昇ってきました

頂上へ向かいます。
少し進み、息を整えの繰り返し。前日寝れてないことから睡眠不足によるしんどさも加わり、こんなに体力的にきついこと、人生で他にあったか?というぐらいに本当にキツかった。写真を撮る余裕なんてものはない。

頂上手前の鳥居
もうゴールしてもいいよね?

そして、ついに頂上に到着。7時半でした。7合目から頂上までは公称で5時間のところ、8時間半もかけてしまいました。同行者の二人には本当に申し訳なく思う(2回目)。
達成感よりも、しんどい以外の感情がありませんでした。息を整えてから、写真を撮っていきます。やっぱり足は元気。地上で同じ運動しても、こんな辛さにはなって無かったと思う。

頂上
あおいも元気になった
全日本人を見下した

ここに人形を置けと言わんばかりの、場所を発見。ワイみたいなオタクが造ったんだろうな。

木の板はどこから見つけたんだろうか
日本一高い場所で人形遊びをするオタク

カップラーメン(1000円)を購入し景色を眺めながら食事。こんな贅沢なカップラーメンを食べられる場所が他にあるだろうか。

夏、寒すぎて、終わったわ

お鉢めぐりをする体力も時間もないので、少しだけ見て下山をします。下りは息切れを起こす回数がぐんと減りました。酸素濃度が高くなっていくことを実感しました。
ただ、頂上までは元気だった足も下りで痛めてしまいました。砂が滑るため、つま先に力が入ってしまいどんどん体力を奪われます。睡眠不足からくる辛さもあり、息切れはそこまでなのに、登り以上にしんどかったかもしれません。とはいえ、公称5時間かかるところ4時間半ほどで降りられました。元気がなさすぎて、写真もあまり撮ってません。

富士山も火山だということを感じる
もう眠りたいしか考えてない
景色は最高

13時頃に五合目に戻ってきました。
バスで下山し、温泉に向かいます。疲れた体を癒やすことができました。
温泉の後は、河口湖駅前でほうとうを食べました。以前、ゆるキャンの聖地巡礼を目的にして山梨に訪れたときにも食べたことがあったので美味しいのは知ってたんですが、やっぱり美味しかったです。

毎日食べたい

またラブライブのバスに出くわしてしまいます。キャッキャッしてたら、自分が今日乗るバスだったことが判明。このバスに乗り三島駅まで帰ります。
バスの中では爆睡してました。

ガワイ~喜

そして、三島駅から新幹線に乗り家へ帰ります。やはり爆睡です。

まとめ

本当に良い経験になりました。
が、もう一生やりたくりません。


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