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社会人5年目、これで正しかったのだろうか。

こんにちは。へちまです。
2024年4月をもって社会人5年目になりました。入社したときから、ずっとこの会社で良かったのかと自問自答していましたが結局ずるずると働き続け、5年目になった今でも、本当にこのままでいいのだろうかと悩んでいます。
このnoteでは今思ってることや仕事内容について述べていきます。

経歴と就活

高専時代は低電圧の電気を専攻(以下、弱電)しており、プログラミングをしたりLEDをチカチカさせて喜んだりしていました。研究室も電気材料(半導体といえば分かりがいいかも)をテーマにしているところを選びました。
大学編入の際は、専攻を情報か電気どちらにするか悩みましたが、高専同級生やネットの知合いが自発的にプログラミングをしているのを見て自分が張り合えるわけがない、技術が目まぐるしく変わる分野だからずっと勉強し続けないといけないといった消極的な理由で、電気の道に進むことにしました。
大学の研究室も、高専のときと同じように電気材料をテーマとしているところに入り、数μAの電流と毎日戯れていました。中学卒業からずっと弱電を専攻していました。
一方で就活の際には、周りの学生のレベルが高く自分に自信が持てなかったこと、研究室生活に辟易としてたこともあり、自分は頭が悪いから設計や開発なんて無理、仕事は何を選ぼうがどうせ嫌になるからプライベートを充実させたい、といった考えのもと弱電には拘っていませんでした。
そこで、開発や設計以外であること、旅行が好きだったことから全国転勤があることを就活の軸とし動き、結果として門外漢の会社から内定を頂きました。

入社

研修を終えて、四国の僻地現場に配属となりました。仕事内容は、ただのルーチンワークで、つまらないし何もスキルは身につきません。具体的には、設備のチェックや掃除をしたり、消耗品の交換をしたり、などです。上下水道が通じていなかったので、人里に行き水を汲みにいったりもしました。雨の日は土砂が溜まるのでスコップを片手に側溝掃除をしました。ハイエースを運転してゴミを出しに行ったりするのも業務でした。これらの仕事が無駄だとは一切思いませんが、こんなことがしたくて高専や大学に入ったんだっけ?とは思わずにはいられませんでした。転職も頭によぎりましたが、待遇や人間関係もよく、数年したら転勤が確約されてたことから、それまでは人生の夏休みだと思うこととしました。実際、休日は四国中を旅行し、仕事がつまらない以外の不満は一切ありませんでした。

初めての転勤

運が良いのか悪いのか、会社の中でも最前線を走っている部署から声がかかりました。頭悪いのについていけるのかなという不安が半分、つまらない仕事から開放されるのかなという期待が半分で転勤を応諾しました。
しかし、期待とは裏腹に2つ目の勤務地でも業務を楽しいと思えることはありませんでした。業者から提出される書類のチェック、業者間との調整、しょうもない社内政治のための資料作成、法律眺めながら計画書を作ったりと、何も面白くないしスキルも身につきません。ここでまた同じ考えが頭をよぎります。こんなことがしたくて高専や大学に入ったんだっけ?と。
また、旅行が好きだったことから全国転勤の会社を希望していましたが、旅行にも飽きがしてしまいプライベート的な意味でも、この会社に居続けるメリットが見いだせなくなってしまいました。

宮廷早慶の同期たちは、現場勤務の次は3交代勤務をしているけれども、同じようなこと思っていないんだろうか。学歴の無駄遣いすぎて、よく辞めないなと。

今後の人生

とりあえず今の職場は全うするつもりですが、次の転勤先次第では転職するべきなのかなと考えています。ただ、私には学歴もスキルもないし若くもないので、なかなか厳しいんだろうなと思ってます。現職は仕事がつまらないことと全国転勤であるデメリットはありますが、給料や福利厚生は良い会社だとは思うので勿体ないんだろうな、贅沢な悩みしてるんだろうなという気持ちもあります。人生、何が正解なのか分からなくて難しいですね。

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