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Preplyのレッスン料の見た目と実際

Preplyのレッスン料は講師がいつでも自分で変更できます。

最初は10米ドル/時間が推奨されます。9ドルや8ドルにしている人もいます。
Preplyの講師プロフィールには、受け持っている生徒(active students)数と累計レッスン数が表示されますが、新人講師はこれらがゼロで、生徒から見れば不安材料です。日本語学校の教師経験があるとか、マルチリンガルであるなどの魅力的なプロフィールを持っている人は最初からレッスン料が高くても生徒の目にとまるでしょうが、そうでない場合、新人講師が高いレッスン料を提示するのは無茶だと思います。

さて、ほかの先生がたのレッスン料を見てみると、日本語講師の場合平均は20ドル台でしょうか。30ドル以上、中には40ドルの先生もいます。

30ドル後半から40ドルの先生の予約状況を見ると、びっしり埋まっていて人気講師なのがわかります。例えば40ドルで週に20時間レッスンを持つと800ドル、ひと月3,200ドル、Preplyの手数料(18%)を引いても2,624ドルになります。これだけの収入になったらとっても嬉しいのですが、かなりの確率で、実際は違います。40ドル未満でレッスンを受けている生徒がいるはずだからです。

Preplyのレッスン料は、生徒が最初にPreply経由でその講師にメッセージを送ったときに提示されていた価格です。トライアルレッスンを予約したときではなく、メッセージを送ったときです。講師がその後にレッスン料を値上げしてもその生徒には当初の価格が適用されます。

生徒争奪激戦区の英語レッスンを担当する人の中には1時間2ドルに設定している新人の先生がいます。全く推奨する気はありませんが、この先生に一度「Hi!」とメッセージを送って放置、この先生がレッスン経験を積み、人気講師になり、値上げした後に、改めてレッスンを受けるときも2ドルです。こんな生徒はいやだ・・・。

レッスン料は最初のメッセージ時点の価格が生徒毎に設定されています。もちろん直接生徒と交渉して値上げ(または値下げ)をすることもできます。価格は講師がシステム上で変更でき、生徒が承認すれば更新されます。生徒は1時間単位でレッスンを購入することもできますが、割引のある12時間セット、20時間セットのレッスンパッケージを選択することが普通です。レッスンパッケージ購入後に新しい単価を適用すると受講可能時間が再計算されると思います(未経験)。

そういうことですので、講師が担当している生徒のレッスン料は、講師と生徒本人にしかわかりません。レッスン料40ドルの先生が受け持っている生徒全員が実は10ドルということも理論上ありえます。もちろん、全員40ドルということも理論上ありえますが。

10ドル台でレッスンを提供する人気講師もいるなかで、30ドル以上のレッスン料を払う生徒さんがどれくらいいるのかわかりません。高いレッスン料は、講師からの「もうこれ以上、新規の生徒を受け付けません」のメッセージと取るべきでしょう。

FacebookにPreplyによって運営されているプライベートグループ(Preply Tutors Community)に、「生徒が増えすぎてるの、新規受付を止める機能はないの?」の質問がたまに投稿されます。「値上げすれ!それで解決」が答えです。

次は開講時間について書きます。

(2022.12.4追記)こちらもご覧ください



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