見出し画像

準確定申告をしてきました

こんな制度があったとは知らなんだ。前のnoteを書いた直後に父が他界いたしまして、このたびその準確定申告を終えました。準確定申告は、相続人が被相続人に代わって行う確定申告で四か月以内に申告する義務があるのだそうです。死亡によりマイナンバーカードが使えないのでe-taxで申告できず、何年かぶりに税務署に出向いて父の所得税を現金で払ってきました。

父の場合は、もともと決算書作成と所得税の申告を担当していたのが私なのですぐできましたが、一般の相続人さんたちは大変だろうなと税務署での待ち時間に考えていました。たとえば私が死んだあとのことを考えると、私の決算書を作れる人なんていませんわ。終活で資産の整理はある程度可能だと思います。整理が間に合わなくても見逃すのはビットコインとPreplyの未引き出しレッスン料、スマホにチャージしてる電子マネーくらいでしょう。でも所得のほうは複雑すぎて相続人がお手上げになりそうです。その一方で相続財産がかなり多くない限り、亡くなった人のわかりにくい所得に申告漏れがあっても税務調査は来ないと思うのよね。前年度の申告書をみてそこそこ正解に近いのが出せればいいかなと結論が出たところで番号が表示されて窓口に呼ばれす。税務署員さんは見事な速読で決算書と申告書を読み、1分以内で間違いを指摘しました。プロはすごいな。

私の分の確定申告はe-taxで早々に済ませました。e-taxは本当に年々使い易くなっています。ふるさと納税やiDeCoや小規模共済なんかをファイルで取り込めました。ひどかった住基カードの時代は遠い昔のことです。

この記事が参加している募集

確定申告やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?