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新宿を走りとおす 

いよいよ2日後になってしまいました。2024年1月28日。
新宿シティーハーフマラソン。
最後の練習は終了し、やることはやりました。あとはただ楽しむだけ。そんな心境です。
20年くらい前に最初のハーフマラソンにトライしたのがここ新宿。以来途中での経緯はありますが、新宿区民として何回か出ております。やっぱり地元だ。いつまでマラソン出られるかまだわかりません。今63歳なのですが、まずはあと10回は出とおしたい。「新宿を走りとおしたい」。それ以降は両足と心臓・肺などの諸関係先と相談の上で。

そもそもヒトは何で走るのか? 「そこに山があるから」的な答えはいつも用意しているのですが、全然納得できない。でもそれ以上を見つけるのが難しいです。
実際、トシ取ればとるほど、結構キツイんです。「暖かい部屋で一杯やっていたほうが・・・・」ごく普通の考えでしょう。でも服を1枚2枚脱いで寒空に向かう。アホヤなあ。

「走った後の爽快感」
もちろん強くあります。でも、5㎞くらいまではそれだけで続けられそうですが、その先はもう少しモチベーションが必要になるように思います。ヒトそれぞれなのですが。
私の場合は
「走りとおす継続」
そんな感じかもしれないです。「あれもやりたい」「これもやりたい」的なものがある限りは、それをやり続けるためのエネルギーは当然必要なわけで、その源泉を「走りとおす」ことに置いているのでしょう。少なくともあと10年。あくまでも私の場合ですが。

それでは、レースでは一体いつが一番気持ちがイイ? ゴールなのかもしれませんが、どうも私の経験ではいつも完全にぶっ飛んでしまっているので、ものを感じるゆとりもないんですよね。少なくとも数分間は。
そのかわり、スタートです。
スタート地点に出場者が集結し、体を少しだけ動かしながら体調を整え、「パーン!」という音を待つ。体中のアドレナリンが吹き出しまくってくるのが、明白にわかります。心臓の鼓動が辺り一面に響き渡っているかもしれない。「走りとおすぞ!」。そんな気合の奥には、いつも元気でいられる環境作りを一緒にやり続けてもらっている家族を始め、友人なり、大勢への感謝が何層にも重なっているのでしょう。そんな瞬間の表現を動画でトライしてみたいのですが、できるかなあ?

どこかでお会いできるととても嬉しいです。ひたすら気持ちいい顔をしているか、苦行僧を更にひどくしている顔をしているか、わかりませんが・・。

神楽坂の坂を駆け上る・・鬼だ!!





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