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新たな環境外!クローシス暴徒ループの解説!

環境の移り変わりが目まぐるしい中、皆様どうお過ごしでしょうか?
heavypopでございます
今回は私が最近使っている『希釈されたサガループ』こと『クローシス暴徒ループ』の解説をしていきたいと思います。実際にCSやガチデュエバトルなどの大会で使用している構築で、何かしら参考にはなるかと思われます
前回に続いて拙い文章ではありますが、1カジュアル勢の戯言と考え、最後まで読んでいただけたら幸いです


構築と概要


まず、構築は現在こちらとなっております

構築

2024/1/19時点での構築

デッキの回し方

デッキの回し方は「暴徒‐da-bummer」がいる時に「ビシャモンス・デーケン」を出します。その際、デーケンのcipでデーケン自身を破壊し、暴徒によって与えられたメガ・ラスト・バーストを発動します。今呪文側を発動しているデーケンを除いた墓地の非進化クリーチャーをすべて蘇生することで、さらに連鎖を促すことができるというデッキです
使うループルートは主に3つです

無限ドロー&墓地肥やしループ

初期盤面:場に「暴徒-da-bummer」「ビシャモンス・デーケンA(効果待機中)」「学校男(効果待機中)」「レオポル・ディーネ公」or「JETレミング」などのドローソース。墓地に「ビシャモンス・デーケンB」
①効果待機中の「学校男」のcipを解決し、自身と「レミング」を破壊。この際に「暴徒」によって与えられたメガ・ラスト・バースト(以降MLバーストとする)を使用することでドローしつつ墓地に落とす。この際フィニッシュに必要なパーツを落とす
②効果待機中の「ビシャモンスA」のcipを解決することで自身を破壊し、MLバーストを解決し、墓地にいる「学校男」と「レミング」、「ビシャモンスB」+α(捨てられたクリーチャー)を蘇生
③初期盤面になる。
※その際、墓地にいるクリーチャーはすべて蘇生されるため、そこの処理を忘れないようにしましょう

無限ハンデスループ

初期盤面:先ほどのループの初期盤面から「JETレミング」を「ルソー・モンテス(効果待機中)」に切り替え、手札に何かしらのクリーチャー
①効果待機中の「モンテス」のcipを解決。手札のクリーチャーを捨てることで、ランダムハンデス
②効果待機中の「学校男」のcipを解決。自身と「モンテス」を破壊。この際、「学校男」に与えられたMLバーストを使用。先ほど捨てたクリーチャーの種族を宣言し、手札に回収
③効果待機中の「ビシャモンスA」のcipを解決。自身を破壊し、MLバーストによって墓地のクリーチャーをすべて蘇生
④初期盤面に戻る

フィニッシュ(無限ハンデス&ドローループ)

初期盤面:先ほどのハンデスループの盤面に加えて効果待機中の「ヴェール・バビロニア」がある状態。この際無限ハンデスループで全ハンデスしておくとループがしやすい
①先ほどのハンデスループで全ハンデスする
②効果待機中の「バビロニア」のcipを解決。相手に1枚ドローさせる
③効果待機中の「学校男」のcipを解決。自身と「バビロニア」を破壊
④効果待機中の「ビシャモンスA」のcipを解決。自身を破壊し、与えられたMLバーストによって墓地のクリーチャー全てを蘇生
⑤ハンデスループを行い、また手札を全て無くさせる
⑥初期盤面に戻る。これを相手の山札が無くなるまで行う

各種パーツの採用理由

暴徒-da-bummer 4枚
ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」 4枚
言わずもがなこのデッキの根幹です。手札の状況で暴徒は蘇生で使うか、手出しで使うかを臨機応変に使い回してください

龍装者"JET"レミング/ローレンツ・タイフーン 4枚
氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン 4枚
初動兼ドローループのループパーツです。エマージェンシー・タイフーンの方がドロー枚数を調整できるため、率先して使っていきたいです


アーテル・ゴルギーニ 4枚
化け物カードです。当然4投でしかない。メタを並べられた際のパワーマイナスでの除去やこれ一枚でループ開始の暴徒やビシャモンスを一気に蘇生できるのがやはり強みとして使われるでしょう


百鬼の邪王門 4枚
最強の受けカードです。アポロや赤単と言ったデッキに対して強く出れる要因の一つですね。4枚墓地を肥やしつつアーテル蘇生などでそこから相手ターンにもループが出来るので、非常に良カードとなっております。ただ、このカードは4枚必須かと言われたら首を縦に振りづらい部分で、おそらくは3枚でも良いかもしれません。そこはお好みで調整してください


氷柱と炎狐の決断 3枚
小回りの効きすぎてるルーター兼受けです。友愛の天秤効果が2回使えるだけでなく、盾から来るだけで相手のクリーチャーの攻撃を2体まで止められることが出来るという3コストで出来ることが広すぎる最新弾の決断呪文です。ただし、相手の場に同期の妖精がいる時はそこしか止めることができないのでご注意を


魔神頂上"密愛流"9th/「パーフェクト!パーフェクト!」3枚
個人的に最重要ドスケベポイントとさせていただきます。基本呪文面中心の受け要員として使用してます。カウンターカードとしては破格の能力を持っており、墓地に呪文が4枚以上あれば相手クリーチャーを4体までバウンスできるというとんでもないカードです。そして、バウンス対象を選ぶ時は同時に選ぶというのが1番のミソです。同期を含めた他のクリーチャー4体をバウンスすることもできるのでマジック対面で出される単騎マグナムなどを咎めることが出来ます。基本盾にいて欲しいカードではありますね


学校男/ゾンビ・カーニバル 2枚
盤面除去用兼ループパーツです。ツインパクトであることが重要で、学校男の盤面破壊はもちろん、暴徒のcipで回収することができたり、トリガーである呪文面のゾンビ・カーニバルを使うことで次のターン使いたいクリーチャーを墓地から回収することができたりとやれることがてんこ盛りの欲張りセットカードなのです。枠があれば3枚にしたいところではありますね


ルソー・モンテス/法と契約の秤 2枚
諸々の要因が多すぎてやばいカードです。まず、2コス初動として落としたいカードを墓地に落とせる上にハンデスをすることができたり、呪文面であえて墓地に落としておいたアーテルを蘇生することで実質5枚目以降のアーテルとしても使うことができます。こちらも環境次第では3枚に増やしても良いカードだとは思います

叡智の聖騎士スクアーロ/エナジー・ライト 2枚
最近の環境を鑑みて採用を検討しました。最近ヨミノ晴明Rを搭載した赤黒コンプレックスが強いということでそこに対する回答札として搭載しました。ただ、墓地を肥やせるカードではないため、環境次第では不採用になる可能性も出てきます。その際はモンテスや学校男の枠を増やしてあげてください

一なる部隊イワシン 1枚(殿堂カード)
個人的に殿堂入りが納得いかないカードの1枚です。このデッキは途中まで本家のクローシス墓地ソースのような回し方をするので、正直このカードは3〜4枚採用したいくらいではあります。まあ、上振れ要因として使いまわしてあげましょう

「大蛇」の鬼 ジャドク丸 1枚
盾回収要員兼メタ除去要員です。アンタップ限定にはなりますが、手札を減らさずにメタを除去できるのはあまりにも優秀すぎます。また、ループパーツが盾に落ちた時用に回収する要員としても優秀です

腐敗勇騎ドルマークス 1枚(殿堂カード)
ランデスによる相手の動き妨害と手札の都合上しゃーなしに埋めたループパーツを落とすための要員です

蒼神龍 ヴェール・バビロニア 1枚
フィニッシャー。ダンタルサガから再注目を浴びるようになったこのカード。もちろんループパーツとしても優秀ですが、さらに優秀なのはそのcipの唯一性にあります。ループする際は1ドローだけなのですが、そうでない場合、ドローさせる前に相手のハンドを見た状態で1枚を山札の下に置くという究極のピーピングハンデス効果があるのが素晴らしすぎます。また、その後の置きドロソとしての役割も優秀すぎるため、非常に使い道のある良カードです。このカードを見てるとサガをぶち込みたくなるのは私だけではないはずです

各対面との有利不利

環境デッキとの有利不利を体感ではありますが並べていきたいと思います

・赤青マジック 微有利
何もロックしていないのであれば邪王門で受け切りましょう。単騎を出されたのであれば「パーフェクト!パーフェクト!」を踏ませることを祈るしかありません。または「氷柱と炎狐の決断」で相手の動きを止めるだけでも十分に強いと思われますが、最近なぜ離れ♪の登場により、より立場が悪くなってきているかもしれないとは思っております

・黒緑アビス 不利
速度が向こうのほうが上なだけでなくハンデスを多用してくるデッキで、更にはエヌ・マクアの墓地リセットで墓地をせっかく増やしたのに意味がないと言ったところまで行くので、本当に不利です。向こうが最善のムーブして来ないようにお祈りするほかありません

・フィオナアカシック 五分
相手はフィオナ、ネバー、マナにアカシックがない限りまず起動させることができないので非常にハンデスに弱い傾向にあります。なので、相手が事故っているか、モンテスのハンデスでフィオナを落とすことができれば延命はできます

・赤緑アポロヌス 有利
もちろんこの有利は邪王門を持っている時かシールドに埋まっている時のみの話となります。そうでなければ不利も不利です。とりあえず自らのデッキへの信仰心を高めましょう。話はそこからです

・アナカラージャオウガ 微不利
相手のアプルや同期などのメタによるロック性能は強いですが、基本は殴ってくるデッキではあるのでいくらか対策のしようはあります。それこそ学校男やジャドク丸などで除去しながらループパーツを落としていくことで準備を進めていきましょう。最悪相手がジャオウガで殴ってきたら受ける他ありません。頑張ってください

・青黒コンプレックス 不利
シャッフがどこまで行っても重い!以上です

・赤黒コンプレックス 微不利
ヨミノ晴明Rによる選択を相手に委ねるという唯一無二のロック性能がキツいですが、逆に言えばそれ以外は意外にも突破はできることが多いです。スクアーロを素出しすることでブロッカー全除去することができるのでカウンターするタイミングで投げましょう

・青黒魔導具 不利
最速で先攻5ターンで動き始めるこちらと違い、ヴォゲンム+ゼニスザークを持っていれば4ターン目に動ける青黒魔導具の方が速度でも負けているし、持っていなくてもラガンを出されてしまうとその時点で自分のターンでのループが不可能になってしまいます。さらには無限追加ターンのループに入られるとそもそもLOさせて勝利するという動き自体ができなくなってしまうので、圧倒的に不利です。CSや公式大会でもそういった点から当たってしまったら1敗は覚悟しておかなければならない対面だと思います。もし動かれてしまい、無理そうなら切り捨てましょう

・青魔導具 不利
こちらも青黒魔導具と同様に不利です。時折ドルスザクを引けてなくて勝つことがありますが、そんな可能性にすがるしかないとは思われます。こちらも大会で当たった場合には負けること覚悟で自分の動きを押し付けにいきましょう

最後に

いかがでしたでしょうか?
こうやって見てみるとサガループがいかに強かったのかを思い知らされますね。青黒暴徒ループも考えては見ましたが、現状はクローシスの方が受けが硬そうなので今後もしばらくはこちらの構築を擦っていくことになるかもしれません
とはいえ、CSを予選突破できるくらいには勝てる構築になっておりますので、ぜひみなさん試してみてください。青黒入っていれば別の構築でも十分戦えると思いますので…
こちらの記事を読んだ方でCSで僕とマッチした際はお手柔らかにお願いします
それでは良きデュエマライフを!

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