持ってしまっていたものと持てていなかったもの
はい、こんにちは。
桐生heath星道です。
ヒースが英語表記なのは気にしないで下さい。勝手に予測変換で出ただけです。
いや、そんな事よりね、久しぶりですね。
note。
あれ?毎回言ってないすか?これ。
毎回「久しぶりだね、note」を言ってる気がしますが、、まぁいいか。
いやー、本当久しぶりですね。
前回が、、何の話でしたっけ?もう忘れましたね。なんか事務所に所属するあーだこーだみたいなことでしたかね?
まぁそんな事はなんだっていいとして、、
ちょっと今回何となく気が向いたんでnote更新しようと。そういうことですな。
あのー、まぁ最近はね、色々ありまして、色々思うこともありまして。
思うことってのは基本お笑いの事しかないんですけど、僕たちコンビはワタナベエンターテインメントに所属してまして、その事務所ライブに出てまして、そこで結果出たら次に進めるって話でして、まぁそんな感じでやってるんですけどなかなか結果がね、出ないんですよね。
勿論実力不足です。
これは。圧倒的にそうなんです。誰のせいかと言うと自分のせいなんです。
自分が結果を残せないのが悪いんです。
ただね、そんな結果を残せないでいるとやっぱり気持ちは滅入ってしまうんですよ。
でね、まさに今、気持ちが落ちてる今、ある芸人とのやり取りを思い出したんです。
未来の油田の飯野君です。
ちょっと前に、飯野とメシ言ったんですね。
彼とは同い年って事もあり話しやすいんです。
あと何より、
めちゃくちゃ芸人!!!
ってわけじゃないのがやりやすいんです。笑
(決してdisりではないです)
芸人感強いやつとプライベートのメシはちょっとだけ疲れるので。ちょっとだけね。
でね、飯野とメシ行った時に話になったのが、
「売れる覚悟」の話なんです。
ここから先は本当におこがましい話です。
それは自分でも分かった上なので皆さんも理解してください。
売れる覚悟はなんぞやって事なんですけど、
僕はね、ずっと負けてきたんです。基本的に。
僕の人生は基本負けの人生なんです。
子どもの時からいじめられて、18歳で大阪にお笑いやりにいったのはいいものの、周りに圧倒され挫折し、地元の広島に戻り、だらだらフリーターをし、でもお笑いを諦めきれなくて上京してお笑いやるものの、養成所ではライブの上位に行ける事もなく、(ライブの上位には未来の油田が居ました。)
今現在ワタナベのピラミッドの1番下のライブでも結果を残せず、そして今、noteと向き合う。
基本負けてるんです。
でね、何が言いたいかと言うと、もうね、
慣れたんです。負けることに。
情けない話ですけど、慣れたんです。慣れてしまったんです。
もう常に負けてきたので、負けるってことに抵抗が無いんです。
そうなんです。負ける覚悟ってのが勝手に植え付けられてたんです。
これはね、良くない。負け癖ってのは本当に良くないと思います。
でもなかなかこれは払拭出来ないんですよね。
もう人生なので。
ここ数ヶ月の話ではないので。31年の話なので。
でね、話はここからです。
僕は負ける覚悟は持ってるんです。
持ってしまっていた、、が正解なんですけど。
ただこれはね、裏を返すと、僕は勝つ覚悟を持ってないんです。
飯野と最近の話になったんです。
未来の油田がテレビに出たって話に。
凄いですね、彼ら。
でね、その中で飯野に言われたんです。
「ヒースが思ってる以上に、すぐ近くにテレビはあるよ」
って。
なんなんこいつ。バリかっこいいじゃん。
と思ったのは一旦置いといて、
ちょっとね、ハッとしたんです。
彼ら油田はテレビに出て、千鳥さんとかと絡んで、ゆっくりかもしれませんが歩みを進めてるんです。
そんな彼ら、彼の言葉はやっぱり重いんです。
今の僕には。
でね、そう考えれば周りの同期もそうなんです。
同期の中にもテレビに出てるやつは居るんです。
もういちいち名前は上げませんけど。
僕はまだ、「テレビなんてまだまだ」って思ってたんです。
実際今の僕にはそうなんですけど、でも近い人間がテレビに出始めるとちょっとテレビが身近になってくるんです。
ただそうなると、急にビビってきたんです。僕。
なにもしてないのにね。
なにもテレビのオファーとかあるわけじゃないのに、急にドキドキしてきたんです。
単純なやつです。僕は。
ただ問題はここからで、僕はね、テレビの存在を近くに感じた時、
「よっしゃ!頑張ろ!」じゃなくて、
「怖い、出たくない」がちょっとだけ先に来てしまったんです。
これが問題なんです。大問題。
勿論中には芸人やってるけど特にテレビに興味無いって人はいると思います。
ただ僕は違って、僕はめちゃくちゃテレビ出たくてやってるんです。なのに、そんな奴がビビって出たくないって、もう死活問題じゃないですか?
自分の感情にびっくりしたのと同時に、ちょっとガッカリもしたんです。
俺はそんなもんなのか?と。
でもね、改めて考えたんです。
俺はそこまでの人間なのか、、、と。
でね、考えると、思ったよりそんなマイナスな事ではなくて、僕の根底にあるのはやっぱり
「テレビに出たい」なんです。
その思いがあるからこそ、失敗したくないんです。
そしてこの失敗したくないが先行しすぎて、
「今の自分じゃ力不足だから出たくない」
になるんです。
この結論に至った時に、ちょっと安心したのと同時にプレッシャーも感じたんです。
心の炎は消えてはないけど、戦うには弱すぎる。
そう考えると話は最初に戻って、やっぱ実力の問題なんです。
自分の実力があればもっと今より良い状態だったんじゃないか。
もしかしたらちょっとだけでもテレビに触れていたんじゃないか。
テレビに指先だけでも触れていたら今のマインドも少しは違ったんじゃないか。
色んな考えや、いや、考えじゃないですね、想いですね。
想いが溢れてくるんです。
そしてその溢れた想いが自分ではどうしようもできなくなって最終的に気持ちが滅入るという流れになるんです。
で、そこからなんです。
勝つ覚悟の話です。
そもそもなんでこんな事になったかって言うと、とある「ファン」の方の存在なんです。
実は僕ら白昼に、1人だけですがファンが出来たんです。
僕らの事を応援してくれて、面白いと言って下さる方が。
もの凄い嬉しい話です。
有難い話です。
このファンの方の話を飯野にしたら、勿論飯野は羨ましがってくれたんです。
「いいなぁー。」とか「凄いじゃん」とか。
それは良いんです。良い事なんで。
でもね、1つ僕は思うことがあるんです。
「このファンの方の期待に応えられるのか」と。
今の時代数多の芸人がいる中、その方は僕らを選んでくれたんです。
勿論当の本人はそんなつもりはなく、ただ白昼を面白いと思ったから好き。ぐらいの感覚だと思います。
でもね、なんか責任を感じるんです。
僕らのファンだと公言してくれてる以上、その方に嫌な思いをして欲しくない。
つまり、ずっと売れない芸人のまま応援させるわけにはいかない。
という感情になってくるんです。
そうなると、勿論お笑いを頑張ることは当然として、その先に【勝つ覚悟】が待っているんです。
勝たないといけないんです。これから先、全ての賞レースであったり、チャンスを確実に掴まないといけないんです。その方の為に。
僕らが勝つことが、その方への恩返しになるんです。
そう考えると、自分1人の勝つ覚悟の話ではなくなり、責任を伴う覚悟になるんです。
そしてこんな事を漠然と考えて、またネガティブな気持ちになるんです。
じゃあどうするかと言うと、そうです。
河合になればいいんです。
未来の油田河合理論です。
これはあくまで河合の相方の飯野の言葉を基にしてるので本人からの言葉ではないですが、河合って人間は、聞いている限り凄いんです。
物凄く雑に噛み砕いて言うと、「そんな事ネガティブな事考えなければいいじゃん」みたいな事を言う人間なんです。
【出来る出来ないじゃない、やるかやらないか】
みたいな言葉あるじゃないですか。
この言葉は凄い理解できるし、自分自身も常にこの思いを持って行動してるつもりなんですけど、なんかこの言葉の上位互換みたいな、分かります?この感覚。
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