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不屈の騎士よ永遠に

(感情の整理がちょっとついてませんがそのまま書きます)

「正義に仕える剣」となりたかった男がいた
されど彼に力は与えられず、ふるさとを出る道を選んだ。それから彼は力を求め、いつしか彼の願いから「正義」は削れ、「強き鎧と剣」が残った。
憧れ、嫉妬し、いつしか恨みへと変わり、鎧を纏った者たちの感情に、呪いに縛られながら戦う道を選んだ。
妄執の騎士『ガイソーグ』。
猛り狂い剣を構え、彼はリュウソウレッドという「力」を求めた。

しかし彼の出会った「現代のリュウソウジャー」達は、身を呈して彼を救おうとした。暗雲を切り払い、青空を広げようとした。命を賭し死力を振り絞り、1人の「リュウソウ族」を救い出した。

果たしてそれは叶い、男は鎧の呪縛から解かれた。そして彼は「仲間を救う」という目的の為に……


まさかここで死ぬと思うか。

ちょっと早すぎないか。
もう少し皆でたこ焼き作ったりキャンプしたり、そういう、そういうのは無かったのか。日常パートやりながら兄貴分/力に焦がれた者のスタンスで走り続けるの止めた瞬間それか。久しぶりに関西弁ベースの戦士だな、とか思ってたらこう来るのか。私は兄貴分しながら闇をじわじわ吐く貴方の立ち位置がなかなかユニークで興味深かったんだぞ。これが令和のスーパー戦隊か。
光を取り戻してからのガイソーグ初変身とマックスリュウソウレッド同時登場にちょっと違和感がある、と思ったらそれか。待ってくれ。もうちょい貴方が緩いボケかましたり兄貴分ムーブするのを見たかったのだ。あんな、「力を託して退場する」とか思わなかったのだ。
ただ、紫炎を纏いながら戦うマックスリュウソウレッドの勇姿に我々は「不屈の騎士」の影を見た。ソウルをひとつに重ね、敢然と立ち向かう「7人目のリュウソウジャー」の影を見たのだ。
受け継がれた「不屈の魂」が、正義に仕える騎士達を導かんことを祈るばかりである。

さらば、「不屈の騎士ガイソーグ」、いやナダよ。
受け入れるのに多分数ヶ月かかるけど、きっと受け入れてみせる。

……数ヶ月で済んで欲しいな……

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