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バースデードネーションのお願い

概要

2014年6月カフェとしてオープンしたハートフル・ポートは、2022年12月NPO法人とし活動をスタートしました。次世代を担う子どもたち、その子どもたちを育む若いママやパパたち、そしてシニアの皆さま方が自分らしく幸せでいられる社会をめざし、居場所づくりを続けてまいります。

NPO法人の活動は、皆様からの寄付をもとに運営しております。今年のCaféハートフル・ポート10周年の記念にあたり、皆様からのお祝いのお気持ちを寄付という形でお願いできればとてもうれしく思います。誰もが安心して暮らせるまちづくり、未来につながるまちづくりをご一緒に進めていきましょう。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
バースデードネーションの募金箱は、店内に設置してあります。
バースデードネーションのサイトは現在準備中です。


ストーリー

これまでの10年

〜カフェ「ハートフル・ポート」のこれまでの10年、
   そしてNPO法人として次の10年に向けて〜


NPO法人ハートフル・ポートは、2014年6月8日まちのカフェとしてオープンして以来、多くの人達の居場所となってきました。

カフェにランチやお茶しに来られる方の他にも、数々のイベントに参加される方、認知症カフェ「みなとの茶店」に来られる高齢者の皆さま、子ども食堂「みなと食堂」に来る子ども達、あるいはいろんな社会問題の課題について語り合ったり、居場所をつくりたい方たちが相談に来られたり、いろんな方たちの交流拠点としての役割を果たしてきました。

地域の人が楽しみにしている音楽イベント

みなと食堂

自分の生き方を考える機会から一歩を踏み出す場に  

振り返ると、こういった活動を通して、新しい出会いがあり、その出会いの中でご自身の生き方を考えるようになったり、何か自分にもできることがないかと模索したり、あるいは誰かの役に立つ活動を始める一歩を踏み出した方も多くいらっしゃったように思います。

こうしたちょっとした個人の変化から、世の中が変わることもあります。
居場所に来られた方が、何かもやもやしていることを吐き出すことで、何か変化が起こり、人は変わることができる――そして、その変化が誰かのための行動となり、社会が少しでも良くなっていくこともあります。と考えると、こういった居場所の果たす役割はとても大きいと感じます。

そして、こういった活動に大きな価値を見出し、私たちの活動をもっと広げていくことも大事だと感じるようになりました。

みなとの茶店~認知症になっても住み慣れたまちで住み続けるために~

NPO法人にしようと思ったわけ

NPO法人にしようと思った大きなきっかけは、2020年からのコロナ禍の間に子どもたちを取り巻く環境が大きく変わり、自己肯定感が低く、生きづらさを感じている子どもがとても増えてきたことです。本来子どもたちが持っている潜在能力が活かされていないことに大きな危機感を感じるようになりました。

次世代を担う子どもたち。多くの才能があるのに、それが活かされずに埋もれてしまうのは、本当にもったいないことです。学校に行けずに不登校になっている子が増えているのも気になりました。

子どもたちは地域、社会の宝です。そしてこの子達こそ、未来の社会を創っていく大切な存在です。その子ども達を育てるのは学校や家だけではなく、子どもたちにとっての第3の居場所が地域の中にあれば、もっと子どもたちの無限のチカラを引き出してあげることもできる――
居場所づくりをしてきた私たちができることは、そこにあるあるような気がしました。

ボードゲームでは初対面の子ども同士でもすぐに打ち解ける

こういった居場所での多様な人たちとの出会いによって、子どもたちは自信をつけ、自分を好きになり、他者への思いやりを育んでいくことができます。また核家族化が進む今、子どもたちがいろんな世代の人達と触れ合う機会はとても貴重な経験となります。こういった機会は、子ども達の成長に必要なだけではなく、高齢者を含む大人たちにとっても、子どもたちとの交流が生きがいとなったり、何か自分のスキルを発揮する場にもなるし、子どもたちから学ぶこともたくさんあります。

みなとの茶店で子どもたちがゲームやピアノを弾いてくれて、大活躍!
歴史が大好きな女の子
中学生が小学生に缶切りの使い方を教えてくれる

2022年12月にNPO法人とした理由は、こうした活動をより多くの人達とともに進めていきたいと思ったからです。あそこに行けば誰かとつながることができ、安心していられると思ってもらえるような場がハートフル・ポート以外にももっとたくさんできればいいなと思っています。

居場所として大切なことは、そこに来た人たち――子どもも、大人も、高齢者も――が、安心して自分らしくいられて、自分の持っている力を思う存分発揮できる機会をつくることです。

soil子どもの居場所から生まれた価値

2023年度、soil子どもの居場所事業をスタートさせてから、多くの子どもたちが集まるようになり、不登校の子たちも来るようになり、それまでは一人で家にいた子たちがここで新たな友達を作り、楽しく通ってくるようになりました。こうした子どもたち同士はもちろん、シニア向けのイベントで子どもたちとの交流があったり、子どものイベントに高齢者が参加したり(先生となったり)して、多世帯の交流が生まれてきています。

みなとの茶店でお手伝いをしてくれる小学生

また、地域内で子どもたちのための居場所を作っている団体と連携して地域内に子どもたちの居場所のネットワークを作り、子どもたちが地域に安心して立ち寄れる居場所を増やす活動も始めました。

soil子どもの居場所ネットワーク

自分が好きなことや得意なことで誰かの役に立ち、それをみんなで楽しむ。
自分たちが住んでいるまちをよくしたい――そう思える人を一人でも増やし、つながりをつくり、他の地域にも同じように居場所を増やしていけるようなお手伝いもしていきたいと思っています。

旬菜マーケット(大学生ボランティアも手伝ってくれました)

私たちの活動に賛同してくださる方がひとりでも増え、ともに未来につながるまちづくりができたらとてもうれしく思います。次の10年に向けて持続可能な活動を続けられるよう、ぜひ応援よろしくお願いいたします。


ビジョン・ミッション

希望が灯る居場所があり、幸せを感じられる社会をめざし、
多様性を認め合い、チャレンジできるコミュニティをつくっていきます


これまでの歩み

2014年6月    cafeハートフル・ポートオープン
2014年10月  イベントスタート(ライアー演奏)
2016年9月 みなとの茶店(認知症カフェ)スタート
2017年8月 みなと食堂(子ども食堂)スタート
2018年1月 神奈川シニアビジネスグランプリ県知事賞受賞
2021年9月 旬菜マーケットスタート
2022年7月 Soil 子どもの居場所事業スタート
2022年12月  NPO法人ハートフル・ポート設立
2023年4月 Soil 子どもの居場所ネットワーク事業スタート


活動の実績

✓地域の人達にとっての居場所として、多くの方の癒しの場を提供してきま  した。これまで開催してきた多くのイベントの多くは持ち込み企画として、何かやりたい人がチャレンジする場として、あるいはその才能を発揮する場として、いろんなつながりをつくってくださいました。

✓認知症になっても安心して暮らせるまちを目指して地域の方たちとともに運営している「みなとの茶店」は8年目を迎えます。子ども食堂として多くの親子さん達がテーブルを囲んでワイワイと食事をしました。

✓地元で無農薬野菜をつくっている農家さん達を応援するため、食の大切さを知ってもらうためにも始めた旬菜マーケットは、若い子育て中の人達が立ち上げたもの。この活動から次の活動へと広がりを見せています。

✓2023年から本格的にスタートしてsoil~子どもの居場所事業~では、学校や家では経験できないいろんなことを経験した子どもたちの変化を見てきました。居場所を求めてくる子たち、そこでいろんな大人や異年齢の子どもたちと出会い、かかわりを持つことでいろんな変化がみられるようになりました。学校ではない、家でもない、第3の居場所として、本音をポロリと口にしてくれたり、学校には行けないけれど、ここには来られると毎回通ってくれる子も。

人と関わることの少ない今の社会で、家という空間で、アットホームな関りを大切にしてきたからこそ生まれたいろんな出会い、多世代が交流できる機会もたくさんありました。

さらに、地域に子どもたちが立ち寄れる居場所のネットワークを作り、それぞれの居場所の強みを活かしたつながりをつくりました。

これから取り組みたいこと

1.誰もがふらっと立ち寄り、ホッとできる空間としてのカフェを持続する
2.誰もが自分らしく安心して居られる場をつくっていく
3.子どもたちにいろんな人たちの中で多様な体験をし、自分を知り、可能性を広げられる機会をつくる
4.子ども大人も時代の流れと共に新しいことにもどんどんチャレンジできる機会を増やしていく
5.みんながワクワクするようなこと、幸せになるようなことを生み出していく
6.次の世代の担い手を養成していく
7.ともに活動をする仲間「ファミリー」を増やしていく

寄附の使い道

特に子どもたちには、多くの経験をしてもらいたく、フリースペース利用は無料、参加費もできるだけ安く設定しています。講座を企画した場合は講師の方にもボランティア価格でお願いしていますが、諸々の費用は皆さまからの寄付で賄っています。
また、高齢化が進むこの地域でも、多くの課題があり、その課題を解決するための新事業も検討中です。

子どもたちが自信をもって未来に育っていけるような環境づくり、そして高齢者の皆さまも自分らしく、支えられる側の人も支える側にもなれるような健康長寿のまちを目指します。ともに生きがいを見出し、誰もが幸せと思えるまちづくりに、ひとりでも多くの方のサポートを賜りたく、どうぞよろしくお願いいたします。

店内にもバースデードネーション用の募金箱をご用意しております。
※寄付サイトは只今準備中です。

家族的な関りを大切にしてきた私たちが、これからは活動を支えてくださる皆さまとも未来を創る「ファミリー」として、つながりを大切にしていきたいと思います。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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