辺獄奇譚 プロフィール帳

 鬼が主人公の話に出てくる主要人物の雑なプロフィール一覧です。本編書き出す前に一度ちゃんとまとめておこうと思って書きました。
 メモ程度に書いてるので見にくさはご愛敬。

【登場人物】
 紅蓮院 弁慶(ぐれんいん べんけい)
 主人公。辺獄の管理人。とある地獄の鬼一族の四男坊で、現在は実家を離れて暮らしている。雪のように真っ白な髪と、黒い白目に赤い瞳、額の左側に生える3本の片角が特徴。黒地に彼岸花の刺繍があしらわれた着物を着ているが、いつも左腕だけはだけさせている。低い声と厳しい態度を作り、人から恐れられようと頑張っているが、面倒見のいい性格が災いしてかあまり恐れられていない。「弁慶」は通称であり、本名は親兄弟しか知らない。

 中津 豊(なかつ ゆたか)
 もう一人の主人公。普通の人間。ほかの魂と違い、完全に体が死ぬ前に幽世へと誘われてしまったため、肉体の生死が確定するまで弁慶のもとで保護観察されることとなった。何事にも順応「できてしまう」性格で、未知のものへの恐怖心が極端に薄い。家族構成は両親と姉の4人兄弟で、幽世での姿は20歳前後の姿だが、昏睡時の年齢や魂が抜け落ちた原因などは不明である。

 酸漿(かがち)
 精霊。弁慶の世話役兼助手。「砡鬼灯(ぎょくほおずき)」という精霊一族の出身で、代々紅蓮院家の世話役をしている名残で弁慶お付きの精霊となった。朱色の鈴のような体に小さな手足と双角が生えた見た目が特徴的。弁慶のことは「旦那」、豊のことは「坊ちゃん」と呼ぶ。


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