【2024.5.31更新】ATEEZのストーリーを追いたい(タイトル曲MVまとめ)
(エントリを公開してから一年以上経ったので加筆修正しました)
はじめに
最初にお詫びしておきます。考察記事ではありません!ごめんなさい。ATEEZのストーリーを追うための副教材として、タイトル曲のMVをリリース順に並べています。2024年現在も更新し続けている生きているエントリです。新曲が出たら見に来てくれると嬉しいです。
(ここから公開当初の文章です↓)
ATEEZの船に乗ってから早くも二ヶ月が経ちました。そろそろストーリーを追うか〜と思いつつも、正直どこから手を付けたらいいのかさっぱりわからず……。というかそれ以前に「何がわからないのかもわからない」状態でした。
とりあえずわからないながらも他の方が書かれた考察などを拝読してようやく概要が掴めたので、何がわからなかったのかと、今の時点でわかっていることをまとめたいと思います。ほぼ自分用の覚書ですが、この「分からないものが分かるようになってきた」という経験は一度しかできないので……。私のような新規ATINYの方の助けになれば幸いです。
そもそも何がわかっていなかったのか
まず、ストーリーに◯◯シリーズ、という大きな括りがあることを知りませんでした。え、そこから!?という感じかもしれませんが、そこからです。
というのもKPOPのストーリーを本腰入れて追うのが初めてで、物語に区切りがあるのかどうかすら分かっていませんでした。デビュー曲から最新タイトルまで映画のように切れ目のない一本のストーリーになっていたら追うのが大変そうだなと思っていました。
ATEEZの場合はそうではなく、◯◯シリーズと銘打って数本のアルバムでストーリーが完結する形でした。(というか他のグループも基本そうですかね)そしてシリーズ同士も繋がっていると。長期連載漫画によくある◯◯編みたいな感じが一番イメージに近いかもしれません。
そして、私が混乱したもう一つの原因が、ATEEZに本格的にハマる前からストリーミングでランダムに曲を聴いていたことです。Pirate KingもSay NameもWonderlandもDeja VuもGuerrillaも全部横並びでリリース順をまったく意識しておらず、これがストーリーを追うにあたってだいぶ枷になりました。なので〇〇シリーズにはこの曲とこの曲が入っています、という感じでまとめていきたいと思います。
今の時点でわかっていること
2024年5月現在、4つのシリーズがあります。
🟨TREASUREシリーズ(完結)
🟥ZERO :FEVERシリーズ(完結)
🟦THE WORLDシリーズ(完結)
🟧GOLDEN HOURシリーズ
(色は勝手に付けています)
上記はリリース順ですが、ストーリーの時系列は
🟥FEVER→🟨TREASURE→🟦WORLD→🟧GOLDEN HOURです。2作目で過去編をやるというあれです。(どれ?)
TREASUREシリーズでバーンと世界観の披露と謎を散りばめておいて、次のFEVERシリーズでメンバーそれぞれの過去を明かす。そして2022年にWORLDシリーズが始まったので、7年目の契約更新あたりでWORLDシリーズが完結するのかな?と思っています。(2024.5.31追記)予想より早くWORLDシリーズが終わってしまいました。次のGOLDEN HOURシリーズも無事に完走できますように。
ここからは、4つのシリーズのどこにどの曲(MV)が含まれているかを書いていきます。あとMVを見ていて思ったことを一言二言付け足しています。いろんな方の考察を読んでから書いているので何番煎じかもわかりませんし、初期から追ってる方にとっては本当に今更だとは思いますが……。あともし間違ってるところがあったら(優しく)教えてください。
※リリース順です
※KQ公式アカウントにMVがある曲のみです
※Performance.verのみの曲および日本リリース曲は除外しています
🟨TREASUREシリーズ
計5つのアルバムで構成されています。デビュー曲「Pirate King/Tresure」から「Answer」まで。
WONDERLANDで戦いに赴きAnswerの乾杯で締めるの、本当に良い。というかEP. FINとEP. EPILOGUEの意味の違いがよくわかっていなかったんですが、FINは文字通り最終(決戦)で、EPILOGUEは戦いの後の後日談みたいな感じなのかな?そう考えるとFINがEP. 4ではないのも理解できます。フルアルバムですし。
Intro: Long Journey
これ厳密にはMVじゃないんですが好きすぎて入れてしまいました。こういう壮大なイントロ嫌いなオタクはいない。(断言)
해적왕/Pirate King
デビュー曲。日本語で海賊王。もうこれ何万回も言われてると思うんですが何で海賊コンセプトで砂漠なんだろ???
Treasure
これもPirate Kingと同じタイトル曲、かつシリーズ名と同じです。砂漠歩いてたらようやく建物入れた。よかった。でももしかしたら全部幻覚なのかもしれない。(個人の意見です)
Say My Name
好きすぎてもう何回聴いたかわからない……アイドルがSay My Nameみたいな曲やってくれるのほんといいな……。MVでは黒いフェドラの男たち(HALATEEZ)が初めて登場します。
HALA HALA(Hearts Awakened, Live Alive)
最後ウヨン以外倒れてる(死んでる?)のが非常に意味深。心が目覚めた途端死んでしまうなんて……。ここで一旦ひと区切りでループするのかもしれない。
ILLUSION
不穏だったHALA HALAとは一変してフワッとした夢見心地みたいな曲。甲板の上にみんながいてようやく船旅らしくなってきたと思いきや、どう見ても幻覚です。
WAVE
初めて音楽番組で1位を取った曲ですね。ATEEZにしては珍しく爽やかで開放的です。死後の世界か?ここで初めて「海」が出てきます。歌詞のハクナマタタヤ♪とか、なんとなくあたたかい国の曲というイメージ。
WONDERLAND
みんな大好きワンダラ!!!ホンジュンがピーター(パン)、ミンギがジャック・スパロウと固有名を出してるのが印象的。青い太陽が登っていたILLUSIONから現実世界に戻ってきたのである。
Answer
これも有名曲だと思うんですが、一番最初にMVを見たとき何で同一人物が向かい合ってるのかわからなかったんですよね……今ならちょっとわかるので嬉しい。とりあえず「勝った」ってことでいいんですよね?
Outro: Long Journey
Introとタイトルが同じ。もしかしたらPirate KingがTREASUREシリーズのラスト、もしくは2週目でそこからWORLDシリーズに分岐するのかもしれない。そうやって色々想像するのも楽しいです。(追記:とか言ってたら本当にPirate KingではなくSay My NameがTREASUREシリーズの始まりだそうです。セマネどんだけ……)
*
🟥FEVERシリーズ
正確には「ZERO:FEVER」です。4つのアルバムで構成されています。「INCEPTION」から「The Real」まで。
時系列がTREASUREシリーズより前だからなのか、MVも学生コンセプトが多めです。クラシックの要素などをふんだんに取り入れていた前作と比べると癖が少なく、より幅広い層に届くようになっています。(The Realのようなキレッキレの曲もありますが)ただ個人的に色々すっ飛ばして映画でいう「3作目」のような妙な落ち着きも感じました。
(追記)当初TREASUREシリーズの次はFEVERシリーズではなく別の話だったそうです。なので3作目という印象もあながち間違いではなかったのかも……。
Diary Film
これもMVではないんですが、FEVERシリーズの根幹である個人の過去にスポットを当てた重要な映像なので。15分以上あるのでもはやショートムービー。
INCEPTION
映画のINCEPTIONが大好きなのでほんの少しその要素が感じられるのが嬉しいです。どう見てもDiary Filmのソンファのストーリーが元になっているんですが、もし映画を踏襲するなら女性はこの世の者ではないんですよね……別次元から来たとかかな?どうなんだろ。
THANXX
ありがとうはありがとうでも、ハイハイご心配どうもこっちはこっちで勝手にやりますのありがとうです。あと終盤は夜にやるお祭りっぽい。ざっと調べたところ木浦港祭りという港のお祭りに似ているなと思いました。(関係あるかは不明)
불놀이야/I'm The One
ぶるのっりや〜〜ぶるのっりや〜〜でお馴染みのあれ。燃える、みたいな意味らしいんですが、FEVERにかけているのかもしれない。(というか曲の方のFEVERも結構重要だと思うんですがMVは無いんですよね……TREASUREはあるのに……)
Deja Vu
ここまで大人っぽさを押し出した曲、ありそうであまりなかった気がする。あとこれ笑うところじゃないかもしれないけど、ジョンホが気合いを入れた瞬間身体が青い素粒子になるシーンがどうしても我慢できない。何かのオマージュなのかな……マトリックス??
Eternal Sunshine
実はコンセプト的にはかなり好きです!いつも無彩色が多いのでカラフルで可愛いアチズもとてもいいと思う。でもこういう楽しそうなときはだいたい幻覚なんだよな。ILLUSION然り。
야간비행/Turbulence
夜間飛行。これ、一人ひとりにスポットが当たっていて全員でいるシーンが無いんですよ。だからそれぞれのストーリーの決着……とまではいかないけど一応の区切りなのかなと思いました。一人きりの卒業旅行的な。
멋(The Real)(흥:興Ver.)
個人的にこれがFEVERシリーズの最後(のMV)なんだ……?とちょっと不思議でした。学園エヴァか?(若い人学園エヴァわかんないよ)もし8人が同じ学校だったらというIfストーリー、もしくはそういう次元があるのかもしれない。
(追記)EPILOGUEはリパッケージアルバムでKINGDOM関連の曲が収録されているので、シリーズの締めというよりKINGDOMの総括なのでしょう。それでKINGDOMに参加できなかったミンギを主役に持ってきたのだとしたらなかなか粋な計らいです。
*
🟦WORLDシリーズ(+α)
3つのアルバムで構成されています。そのうち一つ「WILL」はFEVERシリーズには無かったフルアルバム!前回のフルアルバムから実に4年ぶりのリリースでした。「INCEPTION」から「Crazy Form」まで。スピンオフである「HALAZIA」も+αとして一応入れてあります。
時系列でいうとTREASUREシリーズの次の話です。TREASUREシリーズよりもリズム感を重視した作りになっています。革命と戦いを全面に押し出したアグレッシブなコンセプトが多く、少年から青年に成長したATEEZの新境地を見せてくれます。
Guerrilla
アイドルがGuerrillaみたいな曲やってくれるのほんといいな……(デジャヴ)時系列的にはPirate Kingの次だと思うんですが、囚われのヨサンも無事戻ってきたし、本格的にアナキストへの道を歩み始めている。個人的にはメタルをやってくれたのでそれだけでもう満足です。
HALAZIA
これ、本筋より過去なのか未来なのかわからないんですがどっちなんだろう。もしくは別次元とか。(何でも別次元で片付けるな)あとGuerrillaでもそうなんですがユノがずっと座ってるのが気になる。脚が悪いのはお兄さんだったはずですが……。とにかく現在進行系のシリーズなので、これからの展開も楽しみです。
(2023.10.22追加)
BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)
二人一組で4つのコンセプトに分かれています。数々の映画のオマージュ要素をふんだんに取り入れたお祭りのような一作。なおMVとは直接関係ないですが、グループの垣根を超えてBOUNCYチャレンジを行ったりと「パフォーマンスで人々を目覚めさせる」というストーリーとリンクする試みも。
(2023.12.9追加)
미친 폼(Crazy Form)
TREASURE EP. FIN:All To Actionに次ぐ2枚目の正規集のタイトル曲。なのでWONDERLANDと比較されがち。WONDERLANDはクラシックを彷彿とさせる行進曲風の構成で彼らの完璧なステージを鑑賞しているような印象でしたが、Crazy Formはファンク・ジャズの流れを汲むアフリカ音楽がベースになっており、観客も巻き込んでみんなで楽しむ作りになっていると感じました。WORLDシリーズではこの曲が一番好きです!
(2024.5.31追加)
🟧GOLDEN HOURシリーズ
新章!ATINYになってからシリーズの始まりをリアルタイムで体験するのが初めてなので嬉しい。ダークで攻撃的だったWORLDシリーズから一転して明度の高さを感じます。まさに黄金の夜明け!
WORK
ATEEZ流イージーリスニング。いや普通にヒップホップやないかいとなりましたが聴いててめちゃくちゃ気持ちいい。前作のCrazy Formもそうですが同じフレーズを何回も繰り返すの私は割と好きです。ARRIBAやBlindにもあるラテンっぽさがいい味出してる。タイトルから「おい地獄さ行ぐんだで!」みたいな話かと思いきや、実際は資本主義に振り回される人々という真逆?のコンセプトでした。
*
おわりに
まさかこんなに更新し続けることになるとは思っていませんでした。ATEEZはとにかく曲がいいし飽きない。どこまで追い続けられるかわかりませんが、行けるところまで行こうと思います。
ちなみにタロットを使ったストーリー考察もしてます。これも近いうちに加筆修正したい……。
おしまい
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