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べてるのことば

ちょうど先月の13日が最後の仕事でした。日能研の教室で受験算数の講師のお仕事をさせてただいており、それにひと区切りをつけて、自分で仕事をはじめることにしたんです。オンラインの教室をやることにしました。ひとつが、就労外国人の方を対象にした、学校のことばとお金のことばを教える日本語教室(1on1)です。そして、もうひとつがオンライン家庭教師(LINE)です。

今度教室をやるんだったら、自分で教材をつくるところからやってみたい。ずっとそんな風におもってました。だから、オンラインの授業(1on1)ってのはそもそもどういう感じがいいか? オンラインは録画を撮ったりも簡単だし、授業は動画を活用したりもいいはずだし、その分、生のやりとりが大切になるのかもしれない。アクティブラーニングとか言われるけど、生徒が聞くんじゃなくて、話すってのはどういう風に考えるか? やっぱり、毎回、毎回、新作のオリジナル教材を先生がつくってきてくれたら面白いんじゃないか? だって、今までの教室をそのままオンラインに移殖するので落ち着くことはないだろう。でも、突飛なのは敬遠されるのが普通だし、いや、N高みたいにオンライン高校も実際にあるし、そういうのを調べてみるのもいいかもしれないし、お金がないからアイデア勝負でいきたいものだよね、などなど、妄想を一人で広げています。日本語教育の子ども向け教室はそんなに先行事例がないようにも思います。しかも、オンラインです。本当に勝手に考えてよいわけで、こういうのを面白いと言うんだなと思います。まさにキャンパスが真っ白です。

そうですね。それはそれで病の怖さもあります。やっぱり自分自身のメンタルの問題にも向き合わないといけません。ヒアリングヴォイシズ(HV)のおかげで今の環境があると思いますし、実はオンライン教室のきっかけは同じHVの友人が与えてくれたものです。その友人が「べてるの家」のことを教えてくれて、ちょっと引用します。

ここには、自分の気持ちをあたりまえに公開できて、自分を語れる場がある。そして、聴いてくれる仲間がいる。そんなあたりまえのことがどんなに大切であったことか。人と人が心で触れ合えるあの感覚。そういう人から感じるやさしさに触れ、幸せを感じている。みんな弱さをもっているからこそ、心と心のコミュニケーションが成立するのかもしれない。

べてるのことばを忘れないためにも、ときどき、生存確認みたいな感じで起業の記事をここであげられたらいいかもと思います。まずは「ひとり立つ」ところからですね。最近はさまざまな神社参拝を日課にして、毎日元気にしています。


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