#毎日新米人事日記 5日目:入社前のこと、思い出せるうちに書いておく
#毎日新米人事日記 とは?
スタートアップの新米人事として奮闘する23才女子が、毎日の学び、考えたこと、反省、会社への愛、たまに家族や恋人や友達への感謝、読んだ本の感想などを1日の終わりにうだうだ書く連載。新米人事の成長と学びを優しい読者の皆様に見守ってもらうことが目的です。
そういえば、「新しい会社に入る人事のワタシ」をデザインする上で、入社前に私がやったことがあります。これは、入社した会社HeaRの「働く前に全部聞こう、全部話そう」という標語を元に私が行ったことなのですが、おそらくどこでも汎用性の高いことだとおもうので、メモとして書いておきます。
1. 自分の仕事上の苦手なこと、不得意なこと、抵抗のあることを全て話しておく
あらかじめ、自分の仕事上の欠点だと思っている点を、ものすごく正直に話しました。一般的に転職活動などで長所と短所を教えてください、と聞かれた時、「短所は裏を返せば長所にもなりうるものを」と教えられてきましたが、あえてしませんでした。
シンプルに、私が直したい、私の弱い点・課題点を、社員の皆さんの前で素直に説明しました。例えば、「クリエイティブ畑出身故か、KPIの設定などが苦手、この辺の感覚がまだあまり鋭くない」とか、「完璧主義で、中途半端なものを出すことに抵抗がありスピードに欠くと指摘されてきた」とか、「心身を壊していたことがあるので、自分のケアに時間を使います」とか。
正直、いうかどうかは最後まで悩んだのですが(やっぱり自分はよく見せたいし、入りたい会社だったからこそ、これを話してミスマッチだね、ってなるのは怖かった)、最終的には伝えておいてよかったと思っています。やはり直していきたい点は伝えておけば指摘が受けられるし、体調などのどうしようもない面なども自分自身でセーブがかかる。さらにいうと、「弱い点をさらけ出した時にミスマッチならその会社には行かないほうがいい」という考えに今となっては至りました。
2. 入社前から社員の人たちと関わる、業務の様子を見させてもらう
秘密保持協定を結ぶなど労務上の問題や面倒くささはありますが、これは本当に良かったです。会社の財政状況、力関係、メンバーの思想、対応の仕方などをあらかじめ知っておけたのはスムーズな入社につながりました。
どのコミュニティも会社も良いところがあれば悪いところもあります。いくら「採用で嘘をつくのは良くない」とはいえ、候補者に来て欲しい時には良いところを見せようとしてしまいます。恋愛と一緒ですね。
だからこそ、しっかり業務の様子を見せてもらっていたのは本当に良かった。また、それによって私が入社してから何ができるか考える時間もたっぷりありました。
今日から1週間始まり。仕事への不安は仕事を達成することでしか解消できないなあ、とおもいつつ、今日も頑張りました。おつかれさまでした!
スタートアップでがんばっております。ぜひ翼をさずけてください。