#毎日新米人事日記 15日目: 朝やること、の意義

#毎日新米人事日記 とは?
 スタートアップの新米人事として奮闘する23才女子が、毎日の学び、考えたこと、反省、会社への愛、たまに家族や恋人や友達への感謝、読んだ本の感想などを1日の終わりにうだうだ書く連載。新米人事の成長と学びを優しい読者の皆様に見守ってもらうことが目的です。

 夜更かし大好きです。

 いや、夜っていいですよね。自他共に認める酒好きなので、お酒をちびちびのみながらうだうだ芸術の話をしたり、谷崎潤一郎や安部公房の小説の解釈を話したり、なんかエモくなったりいい雰囲気になったりぽろっと本音が言えたりするのっていつも夜。思い出があるのもいつも夜。恋う人を思って泣くのも夜。セーラームーンががんばるのも夜。

 夜が大好きですが、たまに夜になるとセロトニンが減っているのを感じたりもします。無性に不安になったり、暗いの怖くなったり。あとはやっぱり家の廊下でお化けがでたり、人体模型が追いかけてくるんじゃないかって妄想に駆られて怖くなったり……します。

 今の会社の定時が9時スタートなのと、朝型にしてみてからやけに調子がいいので、最近は「朝やることの意義」をなんとなくいつも感じるようになりました。

 まず、早起きすると、会社への出社までに余裕があるので、優雅にコーヒーを飲んだり音楽を聴く時間が朝作れます。カーテンを開け、朝日を浴びると目が覚めセロトニンも作られるので鬱になりにくい。

 会社に着く頃にはバシッと目は覚めており、ぼんやりした状態で業務をする必要もない。一度早起きサイクルに入ってしまえば夜は眠くなるので、廊下のお化けに怯えている暇もなく睡魔に捕まって頭から食べられます。おやすみなさーい。

 こんな感じで、みるみるうちに生活リズムが整っていきました。

 なによりも午前中にしっかり稼働できると、1日の成果が早い段階で得られます。当日の自分の目標やKPIを午前中にある程度達成できてしまえば、午後は中長期的なことを考えたり、休憩時間を切羽詰まらずとってコーヒーと読書の時間に充てることすらできるのです。病まない。

 スタートアップにいると、なんか「いつ寝てるの?」みたいな人だらけで驚くのですが、私は睡眠時間が8時間はないと、(というか理想は10時間)生産効率が上がりません。中途半端に7時間睡眠とかしようものなら、睡眠時間も足りてないし生産性も上がらないしで最悪です。冷静に考えて、ちゃんと寝て、ちゃんと目を覚まして会社に行き、ちゃんと成果出してちゃんと帰るに越したことはないのです。

 病みやすい人、朝型生活してみたらいかがでしょう。私はもう今日はおねむです。さらば、愛しき夜更かしよ。

スタートアップでがんばっております。ぜひ翼をさずけてください。