見出し画像

#毎日新米人事日記 14日目:「口だけの人」にならないために目標がある

#毎日新米人事日記 とは?
 スタートアップの新米人事として奮闘する23才女子が、毎日の学び、考えたこと、反省、会社への愛、たまに家族や恋人や友達への感謝、読んだ本の感想などを1日の終わりにうだうだ書く連載。新米人事の成長と学びを優しい読者の皆様に見守ってもらうことが目的です。

 HeaR株式会社に入社した最初の月、1月がついに終了しました。本日は会社の締め会、一月の喜びと反省を分かち合う日です。それに伴い、来月のKPIや目標を決めるのですが……

 私、KPIや数字が大の苦手です。はい。

 何を隠そうクリエイティブな世界で生まれ育ったもので、自分が生み出すものや人に見せるものは「完璧に美しい」がいい!という価値観が実は根底にあります。一方で、結果を出す気持ち良さや達成の喜び、少しずつ積み上げる成功体験も私の中ではすこぶる大切なものなので、いまだに葛藤は大きいという状態。

 はあ〜〜〜〜〜数字怖い〜〜〜〜〜

 たてちゃったら達成しないといけないじゃん、できなかったら泣きたい〜〜〜!

 とも言っていられないので、涼しい顔をして月次目標を立て、会社の管理シートに入力してきました。

・・・

 気を取り直して、私は私なりに、なぜ数字を立てて追わなくてはいけないのか考えてみました。


1:売り上げのため

 当たり前の話ですが、会社は利益を上げる必要があります。お客様が欲しいものを提供して、お金をいただけるからこそ私たちの給料が出るのです。そのために、お客様が欲しいものを提供するためだけのリソースや時間を割かなければいけません。

 どのような目標を達成すればお客様に満足してもらえるのか、可視化するために目標があります。だから数字をたててそれに取り組むのです。


2: 過程を可視化するため

 目標の達成のためには、多くの場合プロセスを踏む必要があります。BtoBマーケティングであれば、リード獲得>インバウンドコール>アポイントメント獲得>商談>受注>サービス開始……などなど。

 最終の目標が売り上げだったとしても、「売り上げを立てるためのプロセス」にどのようなものがあるのか分解し、うまくいかなかった時の原因追求をしやすくしてくれるのが数字です。

 受注数が目標までいかなかった。遡ってみると、商談数がそもそも足りていなさそうだ。それだと、やはりリード獲得量を増やさねば。……こういった分析は数字なしではできません。


3: 口だけの人にならないため

 売り上げとプロセスの可視化ができれば、その人がいったいどのような働きをしたのか、どのように動いたのか自ずと見えてきます。逆に、そこがブラックボックス日された状態での「達成」「未達成」は他者にとって再現性がありません。

 なにより、自分が発案したアイディアを「プロセスにも結果にも責任を持ってやり遂げます」という意思表示として数字は機能するのだな、と最近感じています。 

・・・

 さてさて、最初の月が終わりました。月末月初は数字や達成に向き合う必要のあるタイミング。いろいろしんどくもあり、たのしくもあり。でも仕事は大好きなので、口だけにならないよう、苦手な数字に向き合いつつ、頑張っていきたいです。また来月!

スタートアップでがんばっております。ぜひ翼をさずけてください。