【雑記】ボディ・レンズ高山トレーニング

雑記ということで、なんの根拠もない思ったことを書く。

初のレンジファインダー機であるM10-Rを買ってからというもの、レンジファインダー機に35mmという撮影スタイルがここ1年近くずっと続いていた。やっと35mmの感覚が体に馴染んできた頃合いだ。

ふと思い立って今日はミラーレス(SONY α7Ⅳ)に50mmのMFレンズをつけて撮影をした。(M10-Rもミラーレスと言えばミラーレスだが)

するとどうだろう。
かなり久々の50mmのはずなのに以前よりも写真の打率が高い。
写真の構図もレンジファインダーで撮影した時のような構図が多くなっているように思える。

個人的には(世間的にもそうだろうが)ライカよりも日本メーカーのフルサイズミラーレスの方が"出来"がいいのは明白だと思っている。ここでいう"出来"とは道具としての質と思ってもらってよい(ここもふわふわ定義であるが)

加えて、個人的には(世間的にもそうだろうが)35mmよりも50mmの方が"簡単"だと思っている。これは今後また記事にしたいと思っているが、焦点距離が伸び、画角が狭まれば狭まるほどに画面における被写体のパワーに依存する傾向にあるからである。逆をいえば、画角が広がるほど、余計なものが画面に入ってきたり、より多くの要素が全体の構図バランスに関わってくることになり、構図を整える過程が複雑になりやすいということだ。

「レンジファインダーに35mm」という「ミラーレスに50mm」に対して相対的に使いづらい組み合わせで1年写真を撮ってきたおかげで、知らず知らずのうちに思っていたのとは別のところにも経験値が溜まっていたというわけである。

この気づきが改めて機材との向き合い方を再考するきっかけを与えてくれた。若干の傲慢や軽薄な自惚れのようなものをこぼしつつ。

35mmの画角が好きなので28mmで1年撮り続けたら35mmが上手くなるのかなとか。中望遠以上ってちょっと甘えじゃない?(技量に対して”良さげ”な写真が出てきやすい)とか。

それにしても50mmは望遠だなとか。


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