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夫婦合作の楽曲『覚醒のイニシエーション』を創作大賞に応募いたします!

こんにちは!
夫婦合作のオリジナル曲『覚醒のイニシエーション』を、note創作大賞2024のオールカテゴリ部門に応募いたします。

この曲は、結婚前の妻が、彼女の実母による虐待といじめに苦しむ中で作詞していた作品です。

結婚後にその歌詞の原案を私と妻で練り直し、夫婦で作曲したオケの音源を私が自宅でCubaseで創りました。
Vocalの収録はレコーディング・スタジオで行いまして、作詞者である妻本人に歌ってもらいました。
レコーディング・エンジニアは、J-Popのプロデュースをしておられる堀豊さんに担当していただきました。
音源のミックスとマスタリングは私が担当しています。

歌詞をお読みいただきながら、どうぞ動画の方もご覧くださいませ。よろしくお願いします。

『覚醒のイニシエーション』
作詞:Towa Kobayashi
作曲:Towa Kobayashi & Koki Kobayashi
編曲・Mix・マスタリング・動画制作:Koki Kobayashi

前へ踏み出すたびに離れてしまう
迷いの森の あの時の私
さまよいながら追い駆けつづける
どこかに忘れてきたカタチのない影
 イニシエーション越えた先は本当に輝いてるの?
 涙あふれるほど嬉しいよ
 願いを飛ばし明日に託そう
 ほら振り向いても
 きっと後戻りはTaboo
 前向くの

ひかり描くたびに気付いてしまう
深まる静寂  遙か遠い海に
渇いた涙 伝い流れる
本当は歩きたいよ 不器用でもいいなら
 イニシエーション越えた先はどこへたどり着くの?
 光が枯れるほど照らしたい
 羅針盤を捨てて地図を描いた
 空を見上げれば
 心に雨は降らない
 ずっと探すよ

  生まれて誰も彼も別々の呼吸をした
  同じ季節の中で違う場所目指すから
  向かった先 道のりが正しいかなんて
  ほかの誰もきっと 知らない

イニシエーション越えた先のとなりで待っていた
声がかすれるほど切なくて
もう終わりだとあきらめて悲しまないでね
きっと目をあけたら そこから始まるの

妻を虐待していた彼女の実母は、妻が高校生の頃に、当時の妻の主治医によって児童相談所に虐待通告されました。

行政にとって、医師による虐待通告と診断書の力というのは、絶大な威力を持ちます。

主治医のご助力があってこそ、生家を脱出した妻は実家とは分籍した上で住民基本台帳閲覧制限をかける措置を取ることに成功したのです。

この行政措置によって毒母から法的に居場所を知られなくなった妻が私と結婚したのは、それからしばらく経ってからのことでした。

虐待のトラウマに苦しみながら編み出されたこの作品には、結婚当時の妻の苦悩が色濃く投影されています。

今では妻も落ち着きまして、この曲の境地とはある程度距離を取ることが出来るようになったということです。

虐待を受けたことのない方々にはなかなかイメージしにくいと思いますが、児童虐待というのは被害者の脳の海馬を委縮させたり、線維筋痛症を発症させたりして、全身の倦怠感や心身の痛みを招くことが医学的に知られています。

今このときも児童虐待に苦しんでおられる方々は、少なからずいらっしゃいます。私たち夫婦も虐待サバイバーです。

私たちから虐待に苦しんでいる方に掛けられる慰めの言葉や安易な激励の言葉はありませんが、あなたの代わりはいないのですから、親に下手な恩義を感じている暇があったら、どうかあなたご自身の人生を大切にしてくださいますようお願い申し上げます。

大統領や総理大臣には代わりがいるだろうが、俺の代わりはいないんだ。
――星新一

逃げた者はもう一度戦える。
――デモステネス

どうして自分を責めるのですか?
必要な時に他人が必ず責めてくれるんだから
いいじゃないですか。
――アルバート・アインシュタイン

虐待に苦しんでおられる方々と虐待サバイバーの人たちに、この『覚醒のイニシエーション』を捧げます。

なお、動画制作にあたって、ぱくたそ様のフリー素材に大変お世話になりました。感謝してここに御礼申し上げます。

皆様のご多幸を祈りつつ。

以上、note創作大賞オールカテゴリ部門応募作品の『覚醒のイニシエーション』をKoki521KことKoki Kobayashiがお届けいたしました。

サポートしていただけたら感謝の極みです。頂戴したサポートはクリエイターとしての私の活動資金に使わせて頂きますが、同時にまた、私が協同しているこども食堂への寄付にも充当させていただきます。その子ども食堂はGhana出身のトニー・ジャスティスさんが運営する「ノヴィーニェ」です!