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下町のネオおばさんへ。

はじめまして、「ゲイと女の5点ラジオ」の
しょうちゃんとヴァジャさんからお話を伺いました、
メンタルケア心理士の椎名竜仁と申します。

大切なお便りと知りつつ、
第三者ではありますが読ませて頂きました。

お便りの内容は仲の良い、しかもご家族を突然無くされた方の悲しみ。その深さなど到底他人が想像できる範囲ではないと思います。

ただ読んでいて僕が1つだけ思った事があります。
それを少しここに書かせて頂きたいと思います。

下町のネオおばさんさんは今お仕事をしてると書いてらっしゃいました。
何かをしていなければ思い出してしまう、考えてしまう。
また仕事のように自分の意思以外の強制力のあることだから出来てるけど、ご自身で何かをしようと思える状態ではないとも。

それは勿論ご自身でおっしゃるように廃人になってしまいそうだから、と言うのも理由であると思います。

好きなお姉さんに会えない、手を伸ばしても届かない人がいる事はあまりにも虚しい状況で、
そんな時に何かを楽しいなんて思えないのは当たり前だと思います。無気力になられて当然だし、それだけお姉さんへの愛が大きかったんだなと伝わりました。

現在、それだけ辛い状況でも投げ出さずに生活をお続けになってらっしゃるのは、人から見たら「大変」とか「休んだら」と思われるかもしれません。
それでも下町のネオおばさんさんは「廃人にならないように仕事する」という1つの行動をとってらっしゃいます。

その一点だけとは言え、行動を支えられるような事ってなんだろうと思いました。

下町のネオおばさんがお姉さんを大切に想ってらっしゃるように、お姉さんもまた下町のネオおばさんさんの事を大切に想っていてくれた、その心を誰よりも一番良くご存知なのではないでしょうか。

そしてその「お姉さんが大切に想ってくれていた自分と生活」をお姉さんのためにも大切にしなければと想っていらっしゃるのではないかなと僕は感じました。

それはとてもお姉さん想いの選択と行動をされてらっしゃると思います。

本来なら
お姉さんとの思い出にどんな出来事があったか、お伺いしてお話をさせて頂きたく思うところですが、自分と同世代の大切な人を失なった過去を持つ1人の人間の感想として御返事させていただきますことをお許しください。

これからもお姉さんへの想いと、お姉さんも愛してらしたご自身を大切になさってください。

今は心と体がしてくれている動きに只ついて行きながら、もし悩んだら「お姉さんならなんて言ってくれただろう」といつでもお姉さんを頼って下さい。その時に休みたくなったり、心の整理の時間が欲しくなればご自身からお取りください。

下町のネオおばさんさんが、心の中にある「お姉さんが残した記憶と思い出と言う御守り」と、これからもご一緒にお過ごしなされることを願っています。

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