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Deepsolver - Node Lockingの使い方
このnoteでは、Node Locking機能の使い方を説明します。
Node Lockingの使い方(設定編)
準備段階として、自分が調べたい場面を計算します。
![](https://assets.st-note.com/img/1663649397851-ZQcnR5q9qL.png?width=800)
その後、画面内にある、Find Exploitsというボタンを押します
![](https://assets.st-note.com/img/1663649495436-V5gok6ll7v.png?width=800)
そうすると、画面の左側に設定画面が現れます。これらの設定を用いて、戦略をLockしていきます。
Nodelock "position" by profile
![](https://assets.st-note.com/img/1663649714675-sMLsadleV8.png)
プレイヤーの傾向に応じて、自動的に戦略を変更してくれます
GTO - GTO通りのプレイ、普段は必要ないです
Nit - ベットにフォールドしすぎる相手を仮定します
Bully - ベットしすぎる相手を仮定します
Station -ベットにコールしすぎる相手を仮定します
プレイヤーのタイプを選択後、以下の画面が現れます。
例えばStationを選択した後、相手が少しだけ広くコールしてくると思うならS, 広くコールしてくるならM, 全く降りないようなレベルならLのように、どの程度のStationなのかをこのボタンで決められます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663649741659-hVPFjAF7mf.png)
Manual nodelocking
![](https://assets.st-note.com/img/1663649946822-s8HfstbLgH.png)
この機能では、上のように自動でレンジ全体を変更するのではなく、右のレンジ表からハンドごとに手動で戦略を変更することが出来ます。これらを選択後、変更したいハンドをクリックすることで反映されます。
Decision - 指定したアクション(Select decision)を、指定した割合(Brush weight)でするように指定します。Select decisionはアクションの色に対応しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1663658515752-RuVneQJjDw.png)
Custom - 25%ごとにどのアクションでプレイするかを決められます。以下の画像では75%でチェック、25%で大きなベットをする設定です。
![](https://assets.st-note.com/img/1663658653733-agmiKx6PC6.png)
Aggressive/Passive - 選択したハンドをアグレッシブ/パッシブにプレイするように設定します。Tendency powerからどの程度アグレッシブ/パッシブにプレイするかを決めることが出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663658747548-EtuBH2iayR.png)
GTO - このボタンを押すことで、あるコンボがGTOをプレイするように固定できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663658973094-ZsfbZFd1UM.png)
Unlock - 他のボタンを用いて戦略を変更した後に、あるハンドのロックを解除することが出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663659095453-RVcMEt31cw.png)
Lock all as "option" - 指定したアクションを全てのレンジに適用します。下のような状態では、すべてのレンジで小さいベットをするように戦略が固定されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663659320893-SzfA5Pz8bC.png)
Lock rest as "option" - 指定したアクションを全てのロックされていないハンドに適用します。例えば強いハンドでのベットを増やした後に、他のハンドはGTOでプレイすると考える際に、Lock rest as GTOを使用します。
Reset matric - 現在編集しているnodeにおいて、上で適用した変化を全てリセットすることが出来ます。
Reset all - 全てのnodeにおいて、上で適用した変化を全てリセットすることが出来ます。
Nodelockにおける注意点
Nodelockにおいて、ハンドをLockしているか否かが大事になります。
例えば強いハンドをベットするように固定しただけでは、弱いハンドの戦略が計算した際に変化してしまいます。
このような計算を望む場合もあれば、強いハンドはベットしてくるがその他のハンドはGTO通りにプレイしてくるのを想定している場合もあると思います。
そのため、ハンド表で想定通りにロックマークがついているかを確認してからCalculateを押すことをおすすめします。
Calculation
どのようにプレイするかを設定した後は、右上にあるCalculateボタンを押します。そうすると、設定したレンジに対する搾取戦略を計算してくれます。下の画像ではレンジで大きなCbetをしてくると設定しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1663660263502-BdY06eGSLf.png?width=800)
GTO戦略との比較
計算後、上にある"Compare GTO"ボタンを押してみましょう。そうすると以下のような画面が現れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663660559461-uGKZ7tYTvd.png?width=800)
中央の情報から、大きいベットをレンジで打つように固定すると、EVが2.7%も減少していることなど、大きなEVロスが発生していることが分かります。
下の"BET80%"を選択すると、ベットに対するディフェンスを見ることが出来ます。今回の場合、GTOと比較して13%も多くコールしており、広くコールすることが良いエクスプロイトになっていると分かります。
![](https://assets.st-note.com/img/1663660647284-rd3aQvAI7l.png?width=800)
左上からにある"EV"のボタンを押してみましょう。すると互いのレンジのEVを確認することが出来ます。
相手が大きいベットを高い頻度で行ってきた場合、AJやKJなどのハンドのEVが大きく上昇している一方で、JJなどのハンドのEVが下がっていることなどを見ることが可能です。
![](https://assets.st-note.com/img/1663660827338-O7AX8OMs03.png?width=800)
Node Lockingを用いると、このようにGTOではない相手に対して、GTOからどのようにプレイを変化させたらよいかを学ぶことが出来ます。
Node Lockingの使用方法については以上になります。
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