TORG Eternity エラッタ
TORG Eternity エラッタ
2020年4月1日現在
出典(FAQ - TORG Game Reference)
この記事は、ユリシーズUSAのホームページに掲載されたエラッタの日本語訳です。
『トーグエタニティ 基本ルールブック』(新紀元社刊)に反映済の内容を含みます。
凡例 :〈能力値〉《技能》【特典】
基本ルールブック
(ページ番号は原文)
第2章 コズム
・p.15 修正:
ハードポイントの中央部分は優勢ゾーン(Dominant)で、外側はリング状に混合ゾーン(Mixed)になる。
・p.33 置き換え:
「人々がその博愛を受け入れた頃、マルローは事前にゴッドネットを呼び起こしました」→「サイバネティクスだけが、侵略初期に起きた変化ではありませんでした。」
第3章 ストームナイト
・p.69
能力値の項の後に追加:
「特記ない限り、一時的に能力値が増減しても、耐久力(Toughness)やショックは増減しない。」
・p.85
【ドラゴン・ウォーリア/Dragon Warrior】 追加:
「これは全身鎧(Full Body armor)とみなす。」
・p.87【イオン具足/Ion Gusoku】 置き換え:
「最大機敏 10、技術アクシオム 24、耐久値+4、全身鎧(Full Body armor)、疲労」
・p.87【ウィップ・テイル(鞭の尾)/Whip Tail】 読み替え:
「《格闘/Unarmed combat》は有利判定(Favored)となる。」
(コメント:尻尾を使った攻撃だけではない)
・p.89 【奇跡/Miracles】 冒頭を置き換え:
「ヒーローは奇跡を呼び起こす能力を授かっている。自身の宗教に関わる奇跡リストのうち、他の特典限定でないものにアクセスできる。リストの例はp.199にある。
「ワードエネミー(Ward Enemy)」と、自身の知るリストから選んだ奇跡を2個修得する。
奇跡の使い方や失敗したら何が起こるかについては、p.196を参照。」
Page 90-91. 【配下/Followers】
「ゲームマスターは能力値合計36、技能レベル合計12、負傷耐性2のオーズを配下として作成する。」
・p.97 【無慈悲/Relentless】最初のパラグラフを置き換え :
「3ショックを消費(spend)する」→「3ショックを受ける(suffer)」
・p.98 【旋風/Whirlwind】置き換え :
「《白兵戦》において」→「《白兵戦》または《格闘》において」
・p.98 【超能力者/Psionics】3つ目のパラグラフを置き換え:
「超能力者がこの特典を取るとき、p.206の自分のコズムのリストにアクセスできる。
自身がアクセスできる超能力リストから、必要技能値を満たす超能力を3つ選ぶ。複数のリストから組み合わせて選択してもよい。」
・p.101 【マインド・コントロール/Mind Control】最初のパラグラフに以下を追加:
「このパワーを発動するとき、精神操作する者は目標から10メートル以内にいなければならない。」
第2パラグラフの終わりに以下を追加。
「リアリティ能力者は、各ターンの開始時に自由行動(free action)で精神操作する者と対抗判定(contest)を行うことができる。」
・p.103 【ポシビリティ消去/Negation】最初のパラグラフの最後に以下を追加:
「ポシビリティ消去は1回の判定に対して1度だけ行うことができる。」
最後のパラグラフを置き換え:
「ダメージ吸収(Soak Damage)のような、ポシビリティを消費して起動する能力の使用を【ポシビリティ消去】で止めることはできない。
・p.105 【スペルキャスター(術者)/Spellcaster】2つ目のパラグラフを置き換え:
「この特典を得たものは、p.186の自身のコズムの基本呪文リストにアクセスできる。習得に必要な技能値を満たす呪文を3個得る。詳細はp.184にて。」
第4章 ルール
・p.109 ボーナス表
出目1のボーナス欄、「-10」を「失敗(Fail)」に置き換え。[更新:2023.11.09]
・p.110ポシビリティ
通常、行動(action)につき、振り足しのために使用できるポシビリティは1ポイントだけだ。能力を起動するために消費するポシビリティはこの制限に含まない。
・p.113(『だめ押し』のカード説明)
最初のパラグラフの「+6ダメージ」を「ボーナスダイス2個」に置き換え。
・p.113コズムカード
混合ゾーンでは、プレイヤーは好きな方のコズムカードを引くことができる。
→混合ゾーンでは、どちらのコズムカードを引くかをランダムに決める。
・p.113プレイヤーズコール
「ターンを失う」を「次のターンの終わりまで不利(Disfavored)になる」に置き換える。
例の「1ターン失うか、それに匹敵する効果を受ける」を「不利になる、武器を落とす、または他の効果になる」に置き換える。
→不利(Disfavored)
アイルソースブックで追加された新しいステータス。
「不利」状態になったキャラクターは最初の振り足しが無効になる。
従って、ダイスの出目が10であっても降り足しできないし、「高揚(UP)」であっても2回目の振り足しはできない。ポシビリティを使用しても振り足できない。
最初の振り足しが無効になるだけなので、不利判定でダイスの出目が10の後にポシビリティを使用したなら1回振り足しできる。
「不利」状態と「有利」状態は互いに打ち消す。
・p.115物理攻撃 最初のパラグラフの最後の文章を置き換え :
「キャラクターが物理攻撃を行う場合、判定を行って成功すればショックや負傷などのダメージが発生する。物理攻撃に使用する技能には《銃器戦闘》《白兵戦》《創造魔法》《信教》《念力》などがあるが、ダメージが発生する判定はすべて物理攻撃として扱う。」
第2パラグラフの最初の文章を置き換え :
「遠隔攻撃に対しては防御側の《回避》が難易度になる。接近戦においては、防御側が適切な武器を装備しているなら《白兵戦》が難易度になる。防御側が素手なら《格闘》が難易度になる。」
・p.121遮蔽(cover) 以下の文章を削除。
(装甲値ボーナスは鎧の装甲修正値と累積する)
・p.122 爆発と範囲攻撃-巻き添え(Friendly Fire) 置き換え:
「味方に命中する(hits)」を「味方も目標となる(targeted)」に。
・p.124 誤動作(Mulfunction) 最初のパラグラフの最後の文章を置き換え:
「これは不運(Mishap)と似て、連射(Rapid Fire)使用者が最初のダイス目が1だった時に発生する。ただし、誤動作範囲がより大きい場合、その範囲内のダイス目で発生する。」
・p.124 複数回行動(Multi-Action) 「繰り返し」の前に追加:
「効果や状況による修正は、複数回行動の最後に、すべての行動(acctions)が解決された後に適用される。」
「繰り返し」(Repeating-Action)[#TE1.5] 置き換え:
(【特典】などによる)特別な場合を除き、キャラクターは以下の種類の行動をそれぞれ1つまでしか行うことができない。
・物理攻撃(成功した場合、対象にショックや負傷を与える可能性がある判定)
・対人行動(《間合い》《挑発》《トリック》《威嚇》または特別な対人行動)
判定を必要としない行動(action)を行う場合、回数の制限はないが通常どおり-2のペナルティがかかる。
1ターンに複数の呪文、奇跡、超能力を発動できない。
(つまり、2つの呪文を唱えることはできないし、呪文を唱えて超能力を発動することもできない)。
特典や特殊能力には、この制限を無視できるものもある。
・p.125 連射(Rapid Fire)置き換え:
本文中の「不運(Mishap)」をすべて「誤動作(Mulfunction)」にする。
・p.125 誤動作(Mulfunction) 最初の文章を置き換え:
「連射を使用して1の目が出た場合、攻撃は失敗し、武器は誤動作状態になる。」
・p.129 積極防御(Active Defense) 変更:
「次のターンになるまで」
→「このラウンドが終わるまですべての防御値にダイスによる防御ボーナス(最低でも+1)を得る。」
・p.135 劣悪な環境(Environmental Hazard)
「ある種の周辺環境の影響により疲労(Fatigue、p.112参照)が引き起こされることもある。このようにして被ったショックは、休息できる状況になるまで回復しない。」
・p.136 落下ダメージ表(Falling Damage table)以下の項を差し替え。
11-20 m : 15 + 1BD
21-50 m : 20 + 1BD
51-100 m: 25 + 1BD
101m以上 : 30 + 1BD
第5章 装備
・p.139 個人的な資産(Personal Resources)2つ目のパラグラフから「total(合計)」を削除。
パラグラフの最後に以下を追加する:
「複数の装備を獲得するときは、複数目標のペナルティを受ける。(例えば5本のポーションや5個の異なるアイテムを入手するなら-8)」
・p.141 拡張現実HUD(Augmented Reality HUD) 最後の文章を置き換え:
「このHUDは使用者の〈回避〉に+1を与え、〈発見/Find〉は有利判定(Favored)となる。」
・p.143 スパイクプレート/Spiked Plate 置き換え:
「格闘ダメージ(unarmed damage)」
→「組み付き判定(grappling tests)」
・p.146 盾/Shield パラグラフの最後に追加:
「しかし、隙(Vulnerable)状態のキャラクターは盾の恩恵をすべて失う。これは隙の状態が終わるまで続く。」
・p.149 ペイン・ゴーントレット(Pain Gauntlet)追加:
「このゴーントレットでの攻撃には《格闘/Unarmed combat》を使う」
・p.155 Thav-9 SMG 追加:
射程25/50/100
・p.156 アチソン12 修正:
「長連射(Long Bursts)」→「短連射(Short Bursts)」
・p.158 Thav-9 修正:
「長連射(Long Bursts)」→「短連射(Short Bursts)」
・p.162 アルフ ウェポンドック(Alph Weapon Dock) 修正:
「2ショック」→「1ショック」
・p.165 成形炸薬弾(HEAT) 第2パラグラフを差し替え:
「成形炸薬弾(HEAT)は装甲貫通4。」
第6章 リアリティ
・p.180 変身(Transformation) 2つ目のセンテンスを修正:
「もしキャラクターが〈リアリティ〉を1レベルしか持たないなら、選択権はなく新たなリアリティに変身する。」
(コメント:「リアリティを0レベルにして変身を逃れる」ことはできない)
・p.183 偉業(Glory) 箇条書きの1項目目を置き換え:
「そのゾーンのすべてのオーズにポシビリティエネルギーが満ちる。以下の復興(Restoration)を参照。地域に満ちるまでの時間はGMが決めるが、それは物語がどれだけ早く伝播されるかによる。」
箇条書きの3項目目に追加:
「2回目以降の偉業では、手札の上限は増えない。」
第7章 魔法
・p.188 ディスガイズ/Disguise 最初のパラグラフの前に追加:
「この呪文は1日1回しか使用できない。」
よい成功の効果を変更:
「持続時間はそのシーンが終了するまでになる」
第8章 奇跡
・p.197 奇跡の祈念(Invoke Miracle) 最後のパラグラフの後に追加:
「奇跡の使用と同時に(同じ行動(action)で)呪文や超能力を使用することはできない。」
・p.203 ストライク/(Strike) 最初のパラグラフの最後を修正:
「ストライクは白兵戦武器または投擲武器1つに使用する。この奇跡は複数目標(Multi-Targeting)はできない。」
第9章 超能力
・p.206 習得可能リスト
コアアースとパンパシフィカの習得可能リストから「テレキネシス」を削除。
・p.207 オールター・メモリー/(Alter Memory)最後のセンテンスを修正:
「オルターメモリーから回復するにはクラリティ(Clarity)を参照。」
・p.209 マインドコントロール/(Mind Control) 最初のセンテンスの後に追加:
「超能力者は単体の対象にのみこのパワーを使用できる。」
2つ目のパラグラフの最後の文章に追加:
「成功すると、このパワーは終了する。」
・p.210 リード・マインド/(Read Mind) 以下の通り修正:
発動時間:1ラウンド
範囲:10m
2つ目のパラグラフの最後に追加。(「ふつう」の効果)
「1シーンにつき、適切な目標1人のみに対して使用できる。なお、目標がリアリティ能力者なら必ず心が読まれようとしていることに気づく。通常の判定ではなく、対抗判定になる。」
・p.211 テレキネシス/念動力(Telekinesis)
アクシオムを25に変更。
1つ目のパラグラフを以下のとおり変更。
超能力者はテレキネシスで物体を思うがままに動かすことができる。
超能力者の〈精神〉を〈体力〉として扱う。ただし技能レベルは通常通り使用できる。
生物をつかもうとするなら、通常どおり組み付き判定を行わなければならない。
2つ目のパラグラフを以下のとおり変更。
超能力者は最大2つの物体を動かすことができる。(飛行する場合は自身を含む)
対象の重量の合計を動かせなければならない。動かすスピードは超能力者の歩行速度と同じ。
第10章 ポシビリティ戦争のゲームマスターガイド
・p.228 アクシオム 3つ目のパラグラフ:
「繰り返すが、リビングランド内ではラジオ用の通信例えばラジオ波も矛盾となりうる。2人のストームナイトがそれぞれ持つラジオ通信機同士で通信するには1km以内でなければならない。電磁放射はそれだけでは矛盾ではない(電磁波には可視光線も含まれるため、そうでないと誰も見ることができないからだ)が、変調されたり暗号化された信号には遠隔矛盾(p.180)が適用される。レーザーも同じように考える。信号に含まれていた情報を失われ、代わりにランダムなノイズとなる。これは魔法的または信仰的な通信にも適用される。」
とはいえ、リビングランドでのラジオのように、通信網が矛盾を起こすことがある。2人のストームナイトが無線機で通信するには、1キロメートル以内いる必要がある。電磁放射線は本来矛盾しないが(電磁放射線には可視光線を含む。それが矛盾したら目が見えなくなってしまう)、信号の変調や暗号化、レーザー通信には遠隔矛盾(180ページ参照)が適用される。信号は情報を失い、代わりにランダムなノイズになる。これは、魔法や奇跡による通信にも適用される。
・p.233 信仰アクシオム21
「支配的な宗教の(in the dominiant religion)」を削除。
第11章 キャラクターとクリーチャー
・p.271キョンシー(Jiangshi) 追加:
トリック(10)
・p.272 グール(Ghuls) 修正:
Thav-9(ダメージ13、短連射、射程25/50/100)
・p.273スラル(Thralls) 修正:
Thav-9(ダメージ13、短連射、射程25/50/100)
耐久力: 9(1)
レザーアーマー(+1). Thav-9(ダメージ13、短連射、射程25/50/100)
ディスティニーカード
・敵方失敗(Opponent Fails)
「敵が、君を目標にした判定を成功させたとき、このカードを使う。君への行動は無効化される。それが対抗判定(Contest)なら、その結果は逆転する。
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