【長文考察】【ダメ人間】ガンプラはなぜ積み上がるのか一週間ガンプラ断ちした精神状態から積みプラの人間心理とその対策方法を考えてみた。
成人プラモデラー(≠プロモデラー。ここでは素組み派モデラーも含めます)にとって、
積みプラ問題は逃げることのできない宿命ですよね?
作るから積み、積むから作る。
近々作ろうと勘違いしてガンプラを買い、
そのくせ即座に作ろうと思えないガンプラを積み、
目に入る積みガンプラタワー(※)を崩すために作り、
作るとまた別のガンプラを買いたくなる。
しかも積んでいたガンプラって、
それまであまり興味の持てない作品や機体のものだったりするもので、
機体に対する謎の申し訳なさを持って作り始めるものだから、
ゲート処理ややすりがけまで結構丁寧に作っちゃったり。
そうすると、
せっかく消化したばかりの「元」積みプラ※に対して、
謎の愛着や必要以上に持ち上げる気持ちが沸いてきちゃって、
関連機体をネットや店頭で見つけると揃えてしまったりと、
ますます積み上がっていくわけです。
さらに近年はガンプラ市場が転売屋の餌食となっていることもあり、
人気キットや希少キットをAmazon正規や店頭で見つけてしまうと、
それまで欲しいと思っていなかったキットであってもなぜか手が伸びてしまう。
積みプラには積まれるなりの理由があって、
愛着が沸いたとしても、決してそれは機体に対する愛情ではなく、
積んでしまっていたことへの贖罪からくる、ほんの一時の出来心であることを、
我々は決して認識していない訳ではないのである。
それでは、ガンプラを積んでしまう我々は、どうすればいいのか?
答えは簡単です、天井まで積んでください。
天井まで積み上がったら、横にまた積み上げてください。
半年以上そんなこんなで空間を圧迫していると、
ちょっとくらいスペースが欲しくなってきます。
せめて、欲しいキットを買った時に積む場所があるくらいの状態にしなくては、
と思い始めます。
そうしてガンプラー遺跡を上から下まで眺めた時、
長いこと定位置に収まっている、またこれからも向こう数ヶ月は定位置を動かないであろう、
これまで積んでいたことから目を背けていたキットが見えてくるのです。
そうして心の中の自分がこう語りかけてくるのです。
そうして私はブックオフへと走り、
作らないキットを積むにも20%近い税金(購入価格と引取り価格の差分)がかかるのだ、
と気づいたのでした。
せめて積むなら、
お金を払って積んでやるに値するキットだけを買おう。
くれぐれも、メルカリやAmazonで手数料や送料を乗せた価格で出品して元を取ろうとするなよ?
どうせほとんど売れず、心にストレスが積み上がるから。
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