見出し画像

CUE! アニメ総括

ゲームアプリ発のコンテンツとして初期段階から追い続けているCUE!

個人的にも好きなゲームからのアニメ化の経験が中々なかったのもあって相当思い入れがある作品でした。

アニメも2クール終わって一区切りついた所で今回筆を取りました。



はじめに

ゲーム発コンテンツにも関わらず、アプリがリリースされてから2年も経たずに突然のサ終。

ゲームのユニットストーリーも3週目の途中なのに……


そんな中でのCUE! 2nd Party「Sing about everything」


TVアニメ化決定。



ついにって念願の気持ちと作画大丈夫か?ってのが先行して複雑な気持ち。


ゲームが中途半端な所で終わってるのにアニメはどうやって進むのか?とか色々考えることは沢山あるわけで。

コンテンツとして伸びて欲しい反面、不安要素だらけってのもあり手放しでは喜べない気持ちがどこかにありました。



某5姉妹のアニメ1期みたいにボロカスに叩かれるのは避けて欲しいなっていうのが1番思ってました。



前期

ゲームの時は、マネージャー(プレイヤー)っていう視点があったからそこの部分をどうするんだろうって思ってたらやはりアニメではそこの部分は抹消されてた。

となると、ほぼほぼオリジナルストーリーかな?と思って蓋を開けてみたらゲームのストーリー踏襲してる部分がちょくちょくと。


チーム結成の部分は割とゲームに沿ってたかなって部分が多く見られました。


前期12話ある中でメンバーの個人回もありながらブルームボール編がとりあえずひと段落ついた所で終了。
鳥組の話だけ話のスピード感違いすぎてちょっとついていくのが辛いところは否めなかった。

花と鳥はアニメでストーリー再編されたイメージがありました。

そして12話のエンディング。
さよならレディーメイド

この曲をこのタイミングでかけることの重要性みたいなのを改めて感じたと共にゲームのエンディングって所も含めてこの演出には震えました。

主題歌

OP スタートライン
ED はじまりの鐘が鳴り響く空

スタートラインは2番の部分でCUE!としての1つのテーマでもある、「信じる強さをくれたのは、あなた(君)の声でした。」が組み込まれてて感動。

担当回によって1番と2番を使い分けるみたいな新しい発想もあって良かったと思います。



後期

月組はゲームのストーリーそのまま持ってきてて懐かしい気持ちになりました。
その上でブルームボール2期のストーリーや鳥組のプロジェクトヒンメルの方も進んでいった感じ。

全体的に前期以上のアニメ内スピードであまり繋がりみたいな所は感じなかったなって印象。
話数に制限あるとはいえ、もう少しこのプロジェクトに関してゆっくり触れて欲しいところではあった。


その中で唯一気に食わなかった点。
22話 Forever Friends
の回にて。

鳥組と月組は楽曲フルでやってるからカットは分かるが、花・風組の初出しの新曲が適当に流されてて非常にショックを受けました。

せっかくいい楽曲出してるにも関わらず、フルでやらずに、なあなあにやってしまってるのが本当にもったいないなって思うし新曲のワクワク感みたいなのがぶち壊された感じでした。
挿入歌から入るファンも一定層いるとは思うのでそこは特に大事にして欲しかったなと。

4chunの裏もバックサウンドでしか流れてなかったし声優アイドルを紹介してる回なら''楽曲''って部分はもう少し全面に押し出せばいいのになと思ってました。


でもそんな22話もアルバム曲のマイサスティナーを特殊エンディングで使って締めることで綺麗に終わったのはめちゃくちゃ良かったなと素直に思いました。



主題歌

OP Tomorrow's Diary
ED ゆめだより

ゆめだよりの映像では、春夏冬組とリーダーズに分けられた写真だけでも懐かしい気持ちになるのに、その後の写真ではゲーム時代のリンクボーナスの組み合わせで構成されてて初めに見た時は、さすがに感情になりました。。。

当時は組み合わせとか覚えてたくらいだったのでリンクボーナスの要素を組み込んできたのにはさすがに驚いたし、運営の細かい配慮を感じました。



まとめ

要所で感動するポイントはありましたが、全体的に何もかも中途半端な感じが否めない気がしました。
ブルームボールを軸にするのかプロジェクトヒンメルを軸にするのか、はたまた個人にフューチャーし続けるのか迷った結果でのこの2クールだったのかなというのが率直な感想です。


前述した新曲の部分も含めてもう少しやりようはあったのかなとかは思います。

最終回も含めて全員を出そう出そうとするあまりに、今何を見させられてるんだ?って思う場面は多々ありました。
全体的な1つの話の繋がりみたいなのが欲しかったです。

それ故に最後の陽菜と鳳真咲のアフレコシーンは1話からの伏線回収っていった意味で凄く良かったです。

ゲーム時代からの内容も大切にしている所もあり、総じて決して悪いアニメではなかったとは思ってます。


このアニメをきっかけにコンテンツの人が増えるとかゲームが復活するとかの見込みは薄い気がしますが、11月の4thをはじめとしたイベントを楽しみに待とうと思います。


またいつかゲームが再開する日を願って。



サンCUE!