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クレーン運転士に満点合格したときのお話①講習

国家資格である「クレーン・デリック運転士」。

職場からそのクレーン運転士の資格を取らないかという話をされたのは2021年10月。

受験するのは「クレーン・デリック運転士(クレーン限定)」。

自分の職務内容からするとそこまで必要性は感じなかったものの、職場が費用を負担して資格を取らせてくれるのでせっかくだし受験させてもらうことにした。

受験の流れは東京で学科講習と実技講習、実技検定を受けて、後日宮城県で学科試験を受けるというもの。

講習日程は2022年2月14日(月)〜19日(土)。
学科講習は14日(月)〜17日(木)の午前。
実技講習は14日(月)〜18日(金)の午後。
実技検定は19日(土)の午後。

人混みも公共交通機関も苦手。考えただけで憂鬱になっていたけど、これもいい経験になるんだと自分に言い聞かせて当日まで過ごした。

前泊のため出発したのは2022年2月13日(日)。コロナ第6波の只中。奥さんが駅まで送ってくれて新幹線で東京へ。

雨が降っていて肌寒かった。東京駅からホテルまでは地下鉄の利用を勧められていたけど、コロナの感染回避を言い訳にタクシー移動。職場も理解してくれて助かった。

ホテルに到着したのは15時頃。チェックインを済ませて部屋へ行こうとエレベーターを待つが全然来ない。あとから来た人がさっとルームキーをかざしてエレベーターに乗り込む。知らなかった。そうなのかと思いながら乗ろうとしたら閉められた。めちゃくちゃ気分悪くて東京の印象もますます悪くなった。

部屋に荷物を置いてバスで講習会場の下見をして、緊張しながら就寝。

翌日から講習。最寄りのバス停が始点近くだったので乗るときは空いててよかったけど、通勤ラッシュのバス移動は神経すり減らした。

会場に到着して受付を済ませたら番号は1番。申し込みが早かったのか。職場も張り切ってたのかな。

基本真面目なので講習も真面目に受けた。
午後は実技講習。前もって職場でクレーンに乗せてもらって雰囲気は味わっていたけど、なかなか感覚掴めずにうまくいかなくて凹んだ。

実技講習は1人につき1時間程度なので終わるのは14時頃。出歩く気もなくてひたすらホテルとの往復。

道中、地元のナンバーのトラック見て勝手に元気もらったりして。

ホテルに戻ったらすることもないので復習。教科書のアンダーラインを引いた個所をノートに書き写す。

唯一の楽しみは夕飯。近くの飲食店でテイクアウトしようと思って事前にリサーチ済み。会社が1日2000円の食費を負担してくれるので贅沢できた。

毎晩ごちそうだったので少し太って帰って来た。

そんなこんなで土曜日の実技検定。イメージトレーニングを重ねて会場へ。多少ミスはあったものの概ねスムーズに終えられた。教官からも褒めてもらって嬉しかった。

受験番号1番で午後イチからの検定だったので14時くらいに終わったが、時間が押した場合を考慮してもう一泊ホテルを取ってくれていたのでホテルに戻り開放感に浸りながらダラダラ過ごす。

翌日曜日は朝から移動。東京駅で会社、家、実家、姉弟の家、奥さんの実家、フットサル仲間へのお土産を買って新幹線で北上。

ドラッグストアでPCR検査受けて帰宅。

体調を崩すことなく帰って来られて一安心。終わってみれば少し楽しかったかも。
「案ずるより産むが易し」とはこのことか。
この諺は自分の人生にいつも付いてくる。

ここから学科試験に向けて勉強の日々。

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