見出し画像

クエスト2022アワード作品紹介


わたしの地球暦クエスト2022のアワードが決定しました!
オーディションボード、応募者からのコメントも順次アップしていきます。

「わたしの地球暦クエスト」の詳細はこちらから
様々な専門からなるオーディションボードのご紹介もしています。

わたしの地球暦クエスト2022アワード


【わたしの地球暦】部門


1-1 生活諸般

🌟アワード🌟

  • 生活お役立ち賞

  • 参考になります賞

オーディションボードからのコメント

なるほど、こういう使い方っていいですよね!わたしも毎年アリが出てから薬を用意したり、年末のスケジュールを詰め込みすぎては大掃除が出来なかったりして「なんだかんだ毎年反省していること」ってあるのです。これで一年の流れを可視化しておくのってすごく安心できそう。さっそく真似したい地球暦の実用例大賞です。(小笠原和葉)

衣食住の衣とそれに関わる住の1年を俯瞰できる曆。服装と気温の関係の色分けも分かりやすいです。これを元にお正月に家族で各季節の衣替え&片付けイベント日を決めるなんてやれたら楽しそうです。(石綿薫)

自分の環境(愛車のアトレーを含む)を整理しながら地球暦が整理してくる。逆のパターンもありそうです。 温度や季節などの変化をよく感じる作品です。気温の「可視化」は地球暦DXプロジェクトに良い機能だとわかりました。(Adam Lobel)

Intuitively it seems that there are outdoor and indoor cycles that are followed interspersed with some acvities?
(Andrew Crosby)

受賞のコメント

この度はありがとうございます。

重度の障害ある利用者さんのいるグループホームでの業務の一部です。暑い寒いがご自身から発信出来ない利用者さんの衣服調節は、健康をあずかる大切な業務です。

職場で見せた時、

「あの図で見ると一年ってクルッと回っているんだなと思いますよね。 その中でさまざまな配慮や取り組みは利用者さんの生活快適性だけでなく、運営もしっかりと付いて来させる。そんな指針となるものだと思います。
シンメトリーに見えるけど、 その中に様々な観点から 凸凹と、またはザラザラと、もしくはスルッと。 そう言った目に見えない部分が現れていて、いいものを作ってもらいました。」

と、動きや移ろいみたいな空気も含んだ「営み」を紙面からも感じてくださったのが嬉しかったです。

2年目は、また洗練させていきたいです。


1-2 The Seasonal Divisions 2022

🌟アワード🌟

  • Nature Good Mode賞

  • 時空を超える天狗で賞

オーディションボードからのコメント

けんじさん、すごすぎます。移動距離など考えると実はアグレッシブな活動量がこの背景にあるのに、どこをとってもクリアで、シャープで、清々しい空気が漂っています。こういうスペースを自分の内側の心象風景にも持っていたい。瞑想曼荼羅、みたいな地球暦でした。地球って素晴らしい。(小笠原和葉)

リアルな二十四節気のその日の朝を美しい映像で綴った地球暦。毎年のことながら、壮大な地球のドラマを感じます。(高月美樹)

24枚の写真の背景にあるご縁の物語・テーマがあるのでしょうね。写真に一言。その背景・つながりを表す言葉が添えられていると、写真をみる・感じる観点が得られる気がします。(石綿薫)

癒される作品で、地球暦DXプロジェクトに投資・貢献するサポーターに「リターン」として良いです。 自然の音とムードを感じる作品。海外版を期待しています。テレビプロデューサーに売り込めば興味をもってくれると思います(Adam Lobel)

Creative views of the sceneds and I like the background and the decriptive text. I am wondering two things: with the emphasis on the people sharing the locations, it would have been really lovely to also connect the human images to the places. In addition, the background and creative photography might lend themselves to something more than rectangular windows into each scene. I feel like this has a lot of unexplored potential. (Andrew Crosby)

受賞のコメント

Nature Good Modeを賞の名前にしていただける喜びと共に、時空を超える天狗で賞に心を打たれました。引き続き地球暦へ貢献できる神通力を磨いて参りたいと思います。野良に生きる天然天狗より。


1-3 白川郷の七十二候

🌟アワード🌟

  • 白川郷観光大使賞

  • 72 Views of Gassho-Shirakawa (nod to Hiroshige :0)

オーディションボードからのコメント

1日として同じ空も雲も山もない。日々山を仰ぎ見る人の心が伝わってきます。(高月美樹)

ゆっくりみていると、72枚の写真がスライドショーのように頭に入ってきて、何やら風の音や鳥のさえずりが聞こえてくるようです。(石綿薫)

太陽の光を思い浮かべさせる素晴らしい作品です。英語でいうと、the individual rays of light eminating from the Helio Compass give this piece a timeless beauty. 合掌造り好き私にとってはこれもカレンダー賞の候補になってほしいです。合掌造りの素材を一つずつ丁寧に紹介するフリップ式カレンダーも良い「companion piece」(ともさく)になりそうです。(Adam Lobel)

I like the different view of the same place concept. The layered concept in the graphic is interesting and I wonder if there is more potential for this concept that seems very well suited to the helio compass. (Andrew Crosby)

受賞のコメント



1-4 内なるめぐり

🌟アワード🌟

  • ますますきれいになるで賞

オーディションボードからのコメント

一つとして同じ自分はいない。本当ですね。なんとなくですが、身体って自分のペースを守りつつも、絶えず地球の動き、例えば土用にも合わせようとしているようにも思いました。(石綿薫(わたわた))

人間の時間と天体の時間の統合する作品です(Adam Lobel)

Oddly, I actually understood this as a menstrual cycle. It was just regular enough and irregular at the same time. The red sections, sufficiently graph. Somehow, also, given the text, I don't understand why the graphic is so restrained. Lot of room for expression here, but it's as if the creator didn't want to let the emotion of the text come through.(Andrew Crosby)

受賞のコメント


1-5 フォレストガーデン新聞 秋分号

🌟アワード🌟

  • 壮大な時空間絵本で賞

オーディションボードからのコメント

どこをとっても若菜さんの視線に込められている愛を感じてキュンキュンしまくりました。地球に生きている毎日を愛でているその感覚が見ているだけで胸に広がってきます。これが4つつながった大きな円、わたしもぜひみたいです!色も文字も全部かわいい。(小笠原和葉)

見ているだけで楽しい。フォレストガーデン、行ってみたくなりました。ひたすら暑い夏も早く涼しくなって欲しいとみるか、その時季をしっかり味わい感じるかで全く生活の充実度が変わりますね。そう気づかせてくれる曆新聞になっていると思います。暑いなか、木陰でかき氷食べたくなりました。(石綿薫)

「ウォーリーをさがせ」の素晴らしい気分になり、大好きな作品です。 地球暦で冒険・探検できるタイプは素晴らしいです。毎日、自分に役立つ情報をピックアップできる作品です。(Adam Lobel)

This is difficult not to like. The graphics are so engaging and I love that the artist has used insets and other graphic elements to highlight the organization and then the cross-flow of elements, foods, animals and so on. It feels like nature. Great work.(Andrew Crosby)

受賞のコメント


1-6 北海道ローカル七十二候2022

🌟アワード🌟

  • 大地の力強さで賞

  • The Emerging Meaning of the Seasons

オーディションボードからのコメント

季節の進みがよく分かります。写真にそえてある句や川柳が良いですね◎(石綿薫)

思いやり・ケアを感じさせる作品です。四角をいちいち押して、松田さんが語る「バックストーリー」聴きたいです。 地球暦をstorytellingの相性をよく描写する作品です。(Adam Lobel)

Pleasing to look at. Busy, but the color helps to guide and provide a key. The layering provides some sense of depth of observation and going on in the non-visible world while the pictures seem to bring what we finally see on the surface to light.(Andrew Crosby)

受賞のコメント


1-7 戦略人事MAP

🌟アワード🌟

  • ハーモニーワーク賞

オーディションボードからのコメント

この地球暦にページをスクロールした瞬間思わず「おー!」と声が出てしまいました。惑星的な営みのリズムから一番切り離されたところで刻まれている感じがするビジネスのシーンに地球暦を持ち込まれるとは!もう一歩踏み込んで、これを表してみたことでどんな事が起こったのか、何が見えたのか、見えなかったのか、そんな事ができそうか、そんなことを是非杉本さんとお話してみたいと思いました。わたしも個人的なビジネスカレンダーを、月齢を中心に組んでいたことがあったのです・・そんな事も思い出しインスパイアされました!(小笠原和葉)

レイヤー分けされていて、分かりやすいです。このレイヤー構造が組織全体で共有されていたら、皆がリズム、呼吸を合わせながら業務できそうですね。半透明の3枚のコンパスが重なっている立体地球暦が頭に浮かびました。(石綿薫)

経営者とHRにたいへん役に立つ「可視化」の仕組みです。音声のリマインダーがあるとたいへん役立つシステムになりそうです。(Adam Lobel)

I love the cycle and time inegration on this compass. We understand the individual components and then how the fit together, mixing.(Andrew Crosby)

受賞のコメント

このたびはハーモニーワーク賞という素晴らしいネーミングの賞をいただけて、とても嬉しいです。 この戦略人事MAPは、まさにハーモニーワークを目指して作成しました。 経営は、経営陣が主に3つの役割を担って動かしています。 すなわち、組織の未来を描くWill、組織を動かすCan、組織を守るMustです。 WillはCEOが、CanはCOOが、MustはCFOが、それぞれ担っていることが多いのですが、実は役割が違うが故に生きている時空間のレイヤーが異なっており、時にハーモニーワークはとても困難です。 私は戦略人事を担うCHROとして、このWill、Can、Mustの3役を繋ぎ合わせ、包括し、共創する経営チームビルディングを実現するために、異なる時空間を可視化して重ね合わせた戦略人事MAPを作成しました。 これからもこの戦略人事MAPを進化させて、さらなるハーモニーワークを推進していきます。 素晴らしい賞とコメントをいただき、本当にありがとうございました。


1-8 地球暦定期圓窓会

🌟アワード🌟

  • 自分発酵祭りで賞

オーディションボードからのコメント

季節日月に惑星も絡む地域と人の発酵曆なのですね。リアル発酵のごとく、酵素や発酵生成物が次の微生物を呼び込んでいくのでしょうか。(石綿薫)

詩の如くいくつかの大事なテーマ、スタイル、システムを描写する素晴らしい作品です。 QRコードの統合も良いです。(Adam Lobel)

This compass seems to be more personally oriented and it as it has had a profound impact on the author.(Andrew Crosby)

受賞のコメント


1-9 盆部田んぼと興行の両立可視化

🌟アワード🌟

  • 伝統をつくるもので賞

オーディションボードからのコメント

夏至付近の田植えは本来の田植え時季ですね。時季を外さない農事のためにもイネの生理生態と季節の進みを俯瞰して共有するの大事ですね。水田の1年という観点では冬にレンゲや菜種などを作付けしない場合は、藁や根株を腐熟させる秋起こしをするのも大事だと思います。(石綿薫)

文科省や諸大学とのコラボを期待しています。稲作の年間サイクルがよく描写する地球暦 温暖化により、こちらのサイクルがどれぐらいずらすか、地球暦を科学のツールとしてのポテンシャルをよく分かる作品です!(Adam Lobel)

Love the idea of planting and dancing overlaid. The feeling of the graphics, hand drawn, makes one feel the voluntary nature, as if direct from the act of planting and dancing to the making of the image.(Andrew Crosby)

受賞のコメント



1-10 推し曆2022

🌟アワード🌟

  • A Year of Fandom

  • 心のときめき賞

オーディションボードからのコメント

きゃはきゃはしたエナジーが伝わってきて開いた瞬間わたしも幸せになる地球暦でした!なるほど・・。わたくしはフィギュアスケートが好きなのですが、年間の大会スケジュールを地球暦に表してみたくなりました。オフシーズンが可視化されると思うのでその期間にミュージカル観劇などのエンタメを入れ込んでバランスを取ろうとか、自分の心の栄養バランスを整えるためにもとっても良さそう。次はぜひ写真を埋め込んだバージョンも見せてください^^(小笠原和葉)

これは楽しいですね。(石綿薫)

ファンクラブにとって地球暦のポテンシャルをよく描写する作品です。 年間の番組・イベントを追跡するツールとして素晴らしいです。「Snow Man」の動画を少し見たら私は日本の文化まだ分からない側面があることに気づきました。(Adam Lobel)

Like this as a personal tool and that it is a working one.(Andrew Crosby)

受賞のコメント



1-11 養生暦

🌟アワード🌟

  • 時空間テンプレート賞

オーディションボードからのコメント

イラストもあって分かりやすいです。全体俯瞰できますね。(石綿薫)

これをリマインダー機能と良いセットになります。スーパーへ行って、どういう食品を買えば良いか、リマインダーの通知が自動的にでてくると便利です。スーパーの経営者にピッチすれば良いです。健康管理に紐づける「タイムセール」でいわゆる「Food Waste」問題の解決にもつながります。(Adam Lobel)

I really like the dedication of this compass.Colors and flows of foods and concepts is balanced and harmonious. Question: are the children always unhappy? Is there some other story here? (Andrew Crosby)

受賞のコメント



1-12 あわ里山ごはん るんた 安房里山の旬の恵み 七十二候

🌟アワード🌟

  • 台所は宇宙船で賞

オーディションボードからのコメント

七十二候のお料理。料理にも幅があって、見ていても楽しいです。作物を育てるのも季節の移ろいも楽しみになりますね。(石綿薫)

すごい作品ですごいクリエイターですね。 <https://www.awalungta.com/>へ行ってみたいです。(Adam Lobel)

Care, intensity, order, this compass feels like a complete menu for the year. Satisfying, not overly filling, but abundant.(Andrew Crosby)

受賞のコメント



1-13 赤ちゃんがやってきた!

🌟アワード🌟

  • ビューティフルライフ賞

  • Seasons of Pure Joy

オーディションボードからのコメント

かわいすぎる〜!そういえばムスメ(12歳)が赤ん坊だった頃、夏になると異様に早起きになったりして、子供と自然界とのリンクを感じたものでした。こんな風に円環上に育児日記を付けていくとまた新たな発見がありそう。でも発見なんてなくても、これを開いた瞬間碧ちゃんの成長する力のエネルギーがうわーっと伝わってきます♥ これを一年一枚積み重ねていつか紙芝居のように見られたらすごいだろうなあとわがことのように想像してしまいました。ステキな暦をシェアしてくださりありがとう!暦からいい匂いがする、くんくん♥(小笠原和葉)

毎日少しずつ変化していく日々と急に進化する時とがありますよね。記録つけることで発達の流れがつかみやすくなりますね。(石綿薫)

日常の成長とともに作成された作品に感動しました。 碧ちゃんのすくすくの成長を願いながら楽しみにしています。(Adam Lobel)

We can feel the joy in this graphic, both from a distance and close up. Well done.(Andrew Crosby)

受賞のコメント

素敵な賞をありがとうございます!おかげさまで碧ちゃんは順調に成長し、最近はつかまり立ちもはじめました。円環で成長記録を書いていくと時間の連続性と季節の移り変わりがひと目で把握でき、成長の様子が一目瞭然!これからも記録し続けていこうと思います。どうもありがとうございました!



1-14 私の一年 (援農&イベント)

🌟アワード🌟

  • 里山文化はぐくみ賞

オーディションボードからのコメント

農に寄り添う暮らし。いいですね◎こんな風な記録は農家さんにも仕事の段取りを組んだりインフォメーションを出したりする際の参考になるなと思いました。(石綿薫)

ジューンベリーを剪定したり食べたりしてみたい作品です。薪運びや乗馬クラブへの届けなど、年間行事の楽しさと深さを思い出させる作品です。(Adam Lobel)

Difficult to comment without understanding the flow in more detail.(Andrew Crosby)

受賞のコメント



1-15 愛川の田んぼと いまここcafe杜丸のイベント抜粋

🌟アワード🌟

  • はじめてのライフログ賞

オーディションボードからのコメント

等身大の「使ってみた!」感じがとってもステキです。こうやって日記として使っていくと、過ぎたことが「積み上がっていく」感じがしていいなあと思いました。実はこんな風に偉そうに講評をさせてもらいながら実は自分が見てるだけだった地球暦を「こんな風に使ってみよう!」と勇気をもらった地球暦でした。ここから進化していくのも楽しみですね☆(小笠原和葉)

円の曆で1年を振り返ることができますね。(石綿薫)

日常の生活で使える地球暦 科学者がフィールドワークで活用できるノートブック式の地球暦のポテンシャルを描写する作品です。(Adam Lobel)

受賞のコメント



1-16 Botanical parade〜ジュエリーで描く二十四節気〜

🌟アワード🌟

  • 時空間手仕事職人賞

  • Parade on Earth

オーディションボードからのコメント

季節のモチーフをジュエリーで表現すると、こんなに美しいのか、と思わせてくれる花暦。周囲の鏃型ビーズもあいまって、色の円相世界をたっぷりと目で楽しませてくれます。(高月美樹)

文字通り花やかですね。二十四節気のジュエリーというのは良い提案ですね。(石綿薫)

この作品が好きでコメントを書いた時にシンクロを実感しました。詳細:Rufus Wainright氏の「Tiergarten」の歌詞である、"Where the wild flowers grow." 矢印の色合いが大好きです。 日本の和暦、二十四節気の花をもっと勉強したいです。育てていきたいです。(Adam Lobel)

A lovely tactile experience.(Andrew Crosby)

受賞のコメント

この度は、時空間手仕事職人賞とParade on Earthという素敵なネーミングの賞を頂き、とても光栄です!ありがとうございます。

花ジュエリーを作り始めた当初は、まさかこんなに24種類の花を作るつもりはまるでなかったのですが、この花は春だなあ、なんて気軽に季節に分けて置き始めた時、「あれ?もしかして二十四節気で並べるのかな……」と思いついてしまったのが、6年前くらいのことでしょうか。

それから長い時間かけて、ようやく2022年冬至に薔薇ジュエリーが生まれたことによって、二十四節気の花が埋まりました。地球暦をずっと使っていたからこそ、二十四節気の季節の移り変わりが実感としてあり、制作の手がうまく動いたのだと思っています。

そして地球暦の円盤に乗せたことで、終わりなき旅が続くのではなく、一旦一つの輪を描けたことに安堵しました。切れ目のない直線のまま進んでいたら、息切れしたことでしょう。

そしてまた新たな螺旋の旅が始まるのですね。

この花暦のジュエリーの他に、惑星ジュエリーも作っているので、実は違うレイヤーでは星の動きも重ねられるなーと、脳内の中でシミュレーションし、ワクワクしています。

いつかまたお見せできたら嬉しいです。

⚫︎BASE: https://sakuracosmic.thebase.in/


⚫︎Instagram: sakuraco898



【SDGs×地球暦】部門


3-1 メンマづくりからの 竹林整備


🌟アワード🌟

  • 雨後のたけのこすくすく賞

オーディションボードからのコメント

竹の1年はまさに地球暦で表現するのがぴったりだと思います。そこにメンマづくり。美味しいメンマがどうやってできるのか、そして人と地域の自然との関わり方を理解できる曆ですね。竹部の読み方が最高です。(石綿薫)

地球とコミュニティの豊さを感じさせる地球暦です。 われわれは現代のサイエンス、技術、古代の知恵などを融合させることによって、「豊」を日々にエンジョイできる人生が可能だと思い浮かべさせる作品です。 これでいわゆる「仕事」と「竹部」のようなコミュニティ活動など、人生の色んな側面を地球暦で記述し、リマインドさせることができたら、また地球暦の「教育」的なツールとしての有用性がわかります。(Adam Lobel)

I like the spirit of interactivity and humanity in this compass. Especially the small character in the center behind the shoots and the connections to the graphics on the outside of the diagram. Full of people and emphasizing the human natural connection.(Andrew Crosby)

受賞のコメント

竹部はコレからも、円竹な輪(宴たけなわ)で行きまーす。


3-2 人口動態統計 出生数(厚生労働省)2019年度版

🌟アワード🌟

  • 暦づくりは国づくりで賞

オーディションボードからのコメント

なるほど、こういう社会問題を可視化する事もできるのか、という地球暦について思いを馳せなかった一面に作者の作品により触れることが出来て震えました。出生数というと、月のリズムにシンクロ・・・のようなもっとファンタジーな一面が見えるのかと思っていた。一枚のビジュアルにまとめられていることの説得力、その力強さに圧倒されました。(小笠原和葉)

本来であれば、月の朔望の影響を受けているであろう出生日が、曜日に影響されている。今の社会をそのまま写したかのような貴重な資料になっていると思います。(高月美樹)

生まれると産ませるの関係図というところでしょうか(石綿薫)

統計データの可視化、データサイエンスの分析ツールの有用性が分かる地球暦です。作成中の開知さんの姿も素敵です。出生のリズムが見えることは参考になりながら、データの「美しさ」もわかります。(Adam Lobel)

Good observation and clearly a pattern. Questioning the role of nature versus the system is interesting especially since it seems the numbers are down on the weekends!(Andrew Crosby)

受賞のコメント



3-3 竹の地球暦

🌟アワード🌟

  • サステナブルアース賞

オーディションボードからのコメント

これは素晴らしい。竹の生理生態と竹林の管理が一目瞭然です。座学と実際管理のワークのテキストにもぴったりですね◎(石綿薫)

この作品のおかげで佐野清美さんの活動を拝見しました。 竹でコミュニティをつなぐ活動は素晴らしいと思います。この作品では成長や歴史など豊富な情報がありお役立ち地球暦です。(Adam Lobel)

Fascinating, complex and beautifully drafted. There are so many aspects that become more interesting as they are overlaid with others. Well done!(Andrew Crosby)

受賞のコメント



3-4 地球暦 自動描画プログラム

🌟アワード🌟

  • 日進月歩でいきま賞

オーディションボードからのコメント

さすが開知くんその2。小学六年生の春休み、初めて大型望遠鏡で土星を見た時、漆黒の闇にぽつんと浮かぶ土星の姿に衝撃を受けたことを思い出しました。天体の運行のダイナミックさの振動と、どこまでも静寂な宇宙の孤独と、その両方が身体に流れ込んできて音楽が鳴った気がしたのです。この暦を見ているとその時の体感覚が蘇ります。それぞれの天体の引力というか、体の液体に作用する潮汐力みたいなものをありありと感じます。意識と身体がゆさぶられる!(小笠原和葉)

楽しみでなりません。Web上や形態アプリで自分なりの記録や予定などを表現することはできないのかと農家ユーザーからの要望が多いです。技術的なところはお手伝いできませんが、利用活用は大いに紹介したいと思います。(石綿薫)

おめでとうございます。製作専用プログラムができて感動しました。この作品により海外展開や地球暦の「スケールアップ」および「DX化」が見えます。(Adam Lobel)

Hard to assess. It feels like a complicated machine with so many points of precision.(Andrew Crosby)

受賞のコメント



3-5 大正13年(1924年)山形県旧藤島町の稲作便覧

🌟アワード🌟

  • 時空間文化遺産賞

オーディションボードからのコメント

本田の田植えは芒種過ぎ頃ですね。稲刈りは早生から晩生まで一ヶ月くらいかけて順番に行っていますね。秋に排水対策、苗代への施肥、秋起こしもしていることが分かります。品種の使い分けや土の管理など大正時代は、人間の手わざを中心とした稲作体系の集大成がなされた時代であり、こうした記録・技術集を現代の科学で解釈しいくことが、次の時代の農のあり方を考えるときの基盤になるように思っています。(石綿薫)

この作品のおかげで大正時代まで遡ることができ、有意義な稲作関連情報がアクセスできます。 研究者にとって地球暦の有用性がよく感じられます。 左下の「肥料配合早見圖」にある神聖幾何学と地球暦の相性性が良いです。(Adam Lobel)

I love the concept of transcribing from a historical source and making this part of a time tracking.(Andrew Crosby)

受賞のコメント

時空間文化遺産賞をいただき、ありがとうございます。

「稲作便覧」を始めてみたとき、大正13年当時の自然と人の営みが目に浮かび、記録の重要性を感じました。自然に従った円のフォーマットに記録することで、たとえば100年前の記録、現在の記録、100年後の記録を並べて直感的に理解したり、詳しく比較解釈したりすることができます。

新しい記録とともに、すでにある過去の記録を地球暦に載せることを、今後も考えてみたいと思います。


3-6 土屋商店コミュニティの一年

🌟アワード🌟

  • 千客万来商売繁盛賞

オーディションボードからのコメント

楽しいチラシになっていると思います。新規の顧客対象?会員さんが新会員に人を誘いたい時に使う?など、誰に向けたチラシにしたいのかをもう少し整理すると良いかもしれません。(石綿薫)

この作品をとてもエンジョイできました。 手書きがのスタイルは目にやさしいし、掲載してある情報は経営者の私にたいへん役立ちます。 土屋商店の成功と拡大を願っています。(Adam Lobel)

Fun and done with sense of discovery and possible play.(Andrew Crosby)

受賞のコメント
クエストという目標があると毎年頑張れます。
ありがとうございました!
今年もチャレンジしたいと思います。


3-7 EN COMPASS NOTEBOOK <竹紙100ノート>

🌟アワード🌟

  • 円の可能性をひろげま賞

  • 円環思考追求賞

オーディションボードからのコメント

自由帳、アイデアノートや記録つけに良さそうです。書き心地も試してみたくなります。(石綿薫)

余白頁は逆に「腹持ち」を感じさせるし、作品「1-15」と同様、科学者、自然観察、アートのための地球暦の利活用が感じさせる作品です。 「竹紙」という素材も本年度の作品と相性が良くて、竹紙を製造する「ともさく」も見たいです。例えば、このノートの最後のページにその製造のサイクルを描写するおまけ(インフォグラフィック)があれば良いです。(Adam Lobel)

Tactile and peaceful. It feels monumental.(Andrew Crosby)

受賞のコメント



3-8 「干し野菜とWECK保存瓶の一年」~WECK museum vol.1~

🌟アワード🌟

  • 季節の恵みはカラフルで賞

オーディションボードからのコメント

内側に食材を入れたことと、干し野菜を入れたことで昨年よりさらにわかりやすく、カラフルで見やすくなりました。上部に縦書きで文字を出し、本の1ページのような美しいレイアウト。(高月美樹)

目に鮮やかです。(石綿薫)

レシピ本のともさくやガイドライン(タイムライン)として良いですね。 ポスターを台所に貼って、レシピに従ってweck cookingをする。(Adam Lobel)

Lively and full of action and concept around the preservation of foods. It would be fascinating to overlay them with then they were consumed!.(Andrew Crosby)

受賞のコメント

「季節の恵みはカラフルで賞」をいただきました。ステキなネーミングを与えてくださり有り難うございます。また、オーディションボードの皆様からも、創作にあたり表現したかったことを汲んでくださったようなコメントをいただき、驚きと感激の想いです。有り難うございます。

農作物との関わり合いと、台所で過ごす時間は、どちらも季節の彩りが巡るものであり、わたしたちの心身を育んでくれるエネルギーポイントです。
この喜びと感謝を載せた暦であると同時に、命を育む美しいアートとしての表現でも有りたい。そのような想いで創作いたしました。

コメントにいただいた「台所へポスターを貼る」という発想がなかったのですが、あまりにも理想的でしっくりとして、そうか!と、ハッとしました。早速トライします!

何かに囚われていたことを教えていただきました。貼る場所へも柔軟な発想を与えていただき、この暦と生活との響き合いがより深まりそうです。

次の暦は、この暦をベースにして、こころとからだを育むものたちを丁寧に感じ取りながら創作してゆきたい、という想いが膨らみました。

2022年度もクエストに参加させていただきまして有り難うございました。


以上、24作品、いかがでしたでしょうか

2023年も引き続き「わたしの地球暦クエスト」作品を募集しています。
2023年の応募要領は2023年2月4日(立春)公開予定です。

今年は一緒にクエスト!
あなたの地球暦をお待ちしています。


🌎実行委員会からのご案内🌎

クエスト2022オンラインお披露目会の動画公開中!


2023年1月15日に行ったオンラインお披露目会の模様を動画で公開しています。

作品とともに、受賞アワードとオーディションボードからのコメントをご紹介。受賞者によるコメント、メッセージもぜひ合わせてご視聴ください。

https://www.youtube.com/watch?v=wBfjcnOPqLY



「ヘリオキャンパス2023」アワード作品展示のご案内


アワード作品は2023年2月11日(土・祝)、12日(日)、明治学院大学で開催予定の「ヘリオキャンパス2023(地球暦オープンキャンパス)」でも展示します。

2月12日(日)はクエスト2022アワード授賞式も予定しています。
クエスト応募者も多数参加予定。作品への思いや工夫などを直接聞くチャンスです。ぜひご来場ください。

「ヘリオキャンパス」FBイベントサイトはこちら

「ヘリオキャンパス2023」お申込みはPeatixで受付中です!







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?