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縁切りをした話(縁切り寺編)

まろやかな事情説明

 母が赤の他人であるA氏に遺産を託すと遺言を遺してしまったせいで裁判沙汰になり、住んでいた家を奪われる形で決着した(10年くらい前の話)
……ところが、昨年末になって裁判時点で知らされていない母の貯金が存在することが分かったからその貯金を寄越せって内容の手紙がA氏側の弁護士からわたし側の弁護士宛に届き、転送されてきた。

クソですね。とりあえずこの時点で合法的に○す方法は調べた。

ただでさえ低気圧で体調崩して仕事休んでいた日に追い打ちを喰らってしまい、翌日は無理をおして出勤したものまともに仕事ができる状態ではありませんでした。むしろ早退しなかっただけ頑張った。

翌々日、このまま無理矢理出勤しても迷惑かけてしまうだけだなと判断して、近場の縁切りスポットを探していたら見つかりました。
それが大法寺でした。

縁切り 愛知で検索したらサクッと見つかりました。インターネット便利ですね!ちょうど父も休みだったので車出してもらっていきました。
すごく冷たい風が強くてめちゃくちゃ寒かった!
神社だと着いたとき風が吹いているのは大歓迎の印って聞きますが、お寺はどうなんでしょうね。

着いて縁切り希望ですと伝えたら絵馬とヒトガタの紙を渡されました。ヒトガタの紙は赤と白があって、赤には縁を切りたい存在の名前を書いて、白には縁が切れた暁にどうするかを書く感じでした。それで、赤と白のヒトガタの紙はお仏壇の前で燃やします。憎い人間の名前を書いた紙を物理的に燃やすことで少しスッキリする。実際に燃えて○ね。

それから絵馬は外にある御神木?の周りを回ってから引っ掛けるところに引っ掛ける。すごく寒かった。
 
こうやって儀式的なことを行なうことで少し気持ちは楽になりました。

 余談
 この日、ローカルテレビ局の取材が来ていたんですが、我々の事情はあまりにもエグいので取材はお断りしました。


次回、縁切り神社編に続く!

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