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28. 終章

これは僕にとって、世界でいちばん美しく、そしていちばん悲しい風景。前のページに描いたものと同じ風景だけれど、しっかり見てもらうためにもう一度描いた。王子さまはここで地上に現れ、そしていなくなったのだ。 

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いつかアフリカの砂漠を旅するとき、間違いなくここだとわかるように、注意深くこの風景を見てほしい。そしてもしここを通りかかることがあれば、お願いだから、先を急がないで、この星の真下で少し待ってほしい!もしそのとき、ひとりの子どもが近づいてきて、その子が笑い、髪は金色で、あなたの質問に答えなかったら、きっと彼が誰かはわかるだろう。そうしたら、頼むよ!僕はこんなにも悲しい。だからすぐに知らせておくれ、彼が戻って来たと…

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