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劇団四季「FESTIVAL!扉の向こうへ」感想

■ はじめに

 劇団四季「FESTIVAL!扉の向こうへ」の2015年1月10日(土)13:00回を見てきました。

・劇団四季 FESTIVAL! 扉の向こうへ 過去のニュース
https://www.shiki.jp/navi/news/applause/festival/2015/archive.html
※いつもは公式サイトを貼るのですが、公式サイトは削除され、過去ニュースのみしか現存してないようです。

 今回の演目は劇団四季が上演してきた数々の歌を披露する、というものでミュージカルではありません。でも宣伝の雰囲気からライブでもない気がして、一体どんなものになるのかかなり楽しみにしていました。


■ 会場について

 場所は電通四季劇場[海]、という場所で汐留駅、もしくは新橋駅から近い場所です。
劇自体は他の専用劇場と同じくらいの広さだと思います。今後はアラジン(2015年から公演開始します)がここで上演するらしいとのことなので、アラジンの専用劇場になるのでしょうか。楽しみです。


■ 上演構成について

第一幕 13:00~14:00
休憩  14:00~14:20
第二幕 14:20~15:30

 こうして書くとわかりますが、上演時間はあまり長くありません。けれど観てみると内容はかなり濃いです。
上演されるものはほぼ全て劇団四季の演目で歌われた曲が使われています。ミュージカルはその場のシーンやキャラクターがその時感じた感情を歌うものが多いですが、単独で見ても楽しめるように演出が変わっています。それが面白い!(ただしつまらない演出もある)
 個人的にはリトル・マーメイドのアースラの曲とフランダーの曲の演出、壁抜け男の曲の演出がとても気に入りました。壁抜け男は観たことがなかったのですが、公園の風景画が表示されたと思ったらその風景画そっくりの状態で舞台が完成してたのは驚きました。うーん、すごい!
 日替わりで行く楽しさもありそうだし(日替わりっぽい演出があっただけで、実際そうなのかは分かりませんでした)、知らない人間も楽しめるショー的な面白さもあり、とても満足する事が出来ました。二回目を行っても良かったかもな~。


■ まとめ

 基本的に、一度は劇団四季を観たことがある人に対してのショーだと思います。知っている歌に関しては「ああ、あの演目のこの歌がこんな風に演出されるのか!」という感動を覚え、知らない歌の場合は「この歌はミュージカルとして見たらどんな演出になるんだろう」という興味が得られるショーでした。
ミュージカル自体が好きなのであれば、気に入りそうな曲があるかチェックしにくるという、高度な楽しみ方も出来るかもしれません。
 個人的には一度でも劇団四季を観たことがある方にオススメです!

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