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2023.5.27 日記という名の雑感

今日という日は私にとってとても珍しい日であったように思う。なぜなら、予定が21:30からのローライラックのスタジオしかなかったからだ。

普段の私は、忙しなく何かしらの予定が入っている。学校の予定であったり、演奏会であったり、バイトの予定であったり。先週であれば、楽器指導ボランティアと多高軽音の大会オーディションがあった。そのため、家にいる時間があまりにも少ない私にとって今日は、バイトも何も入っておらず、いつぶりかもわからない、久々の休日みたいな、そんな日となった。

朝、ローライラックの夢を見て目が覚めた。
私の夢の内容なんて言うものは、たいていローライラックかInnocent GeeksかF研か多高軽音、つまりバンド関係の夢しかほとんど見ない。私は、夢の内容は割と覚えているタイプであり、最近の夢の内容でちゃんと覚えているのは、ローライラックの遠征3日前に見た、メンバーと一緒に大洪水に巻き込まれた夢だったので、今日の夢は、久々に覚えている夢だったな、と思った。

ちなみに夢の内容は現メンバーでワイワイしながら遠征する夢だったので、件の千葉遠征のことを思い返し、夢の中では幸せだったが、起きてから心が凄く苦しくなった。怖いものである。

起きてからというもの、何にもやる気が起きなかった。今日は2防空いてないし、個人練にでも籠もろうか、と考えていたが、ゴロゴロしている身体は全く持って動こうとしなかった。しょうがなかったので、私は、アニメの推しの子を1話から一気見した。

推しの子は、去年のちょうど4月くらいに、とある人からオススメされて、読むことになった。こんなに面白い漫画があったのかと思っていたし、それがアニメ化するという話を聞いたときに、これは見るしか無い!と思い、1話の1時間半をリアタイで視聴した。

オタク語りが始まってしまって申し訳ないが、アニメの1話を漫画1巻分全部放映したのは本当に天才的だと思う。この1巻分を、1話ずつ放映していったとして、結局本編は別なところにある。1巻というのは、推しの子における序章でしかないし、その最後がとても衝撃的な展開である。漫画で、1話の最後のシーンが、印象に残っていたが、アニメの演出が、そのクオリティを遥かに超えてきて、これだこれ!!!!!みたいになったのを覚えている。それからというもの、今期のアニメの楽しみが、推しの子に全部持っていかれている。そもそも、芸能界の話であったり、現代SNSの話とかも入っているため、色々と考えさせられる、本当に面白い作品であると思う。YOASOBIの「アイドル」を1話を見た上で聴くと、歌詞や曲の解像度が高すぎて感動する。私は、本当に感動しすぎて、バイト先の店長が、その曲を聴きながら締め作業をしていたときに、「推しの子見ると歌詞の解像度増すんでまじで見てください!!!!!」とオタク語りを始め、後に店長がちゃんと視聴してくれたことを知りニコニコしていた。ここまで書いて、冷静に、あ、自分って気持ち悪いな…と思った。これ以上語りすぎると見たこと無い人にネタバレをしてしまうし、1話はネタバレ無しで見ることに価値があると本気で思っているので、是非とも一度見て欲しいと思う。

そんなこんなで、アニメを見つつ、考えを張り巡らせていた私は、急遽創作のネタが飛んできたので、メモ帳を開き、プロットを書き始める。
昨日、久々に北海道旅行に一緒にいった友達と通話し、お絵かきチャットをしていて、やっぱりこういうの楽しいなとか、この前クトゥルフTRPG用にキャラシを作ってから、また創作の意欲が湧き始めたのである。
創作をし始めて、あ、そういや明日うちの子の誕生日だな…とか考え、プロットをメモしてからまた新たに誕生日ネタを書こうとした。誕生日ネタ…誕生花とか誕生石から持ってこようかな…とか考えた瞬間、私が創作しなくなった本当の原因が頭の中にふっと蘇ってきて、反射的にパソコンを閉じた。そして、不都合なことを考えないようにして、そのまま爆睡した。

起きたら、20時になっていた。1日の大半を無駄にした私は、ローライラックのスタジオに向けて支度をした。支度を終えた私は、ある程度の作業を済ませてから、家を出た。

B2前に21:15に到着してしまい、暇な時間が出来た。とはいえすることもないので、イヤホンもつけずに、ただぼーっとしていた。なんだか今日は本当にぼーっとするかゴロゴロしているか、そういうのばっかりな気がする。気付いたら25分になったので、私は先にスタジオに入ることにした。

F研の演奏会が2週間前に終わり、そこからずっと何も無かったので、2週間ぶりのスタジオであった。ローライラックとしては、3週間ぶりとなった。
他のメンバーが時間になってから続々と集まってきた。久々だ〜この感じ、と皆でなりながら、今日は今までやってきた曲をやろうかなと、そんな緩い雰囲気でスタートした。

私が、コーヒーを飲もうとして外に出たときに、たくみーさんに、俺にも持ってきて、と言われ、えぇ…と言いつつも、なんだかんだで断れない性格であるため、持ってきますよ、と言い、外に出て、B2の受付の横にある給湯器のところで、コーヒー2つ作って、手に抱えた。

何も考えていなかった。何で気づかなかったのだろうか。ドアノブ式のB2のスタジオで、コーヒー2つ抱えて扉を開けられるはずが無いことに。

すぐそこで会計していた全然知らない人に、扉開けますよ!と言われ、開けてもらった。「すみません、一枚目の扉だけ開けて貰えれば大丈夫です…ありがとうございます…」と返答し、スタジオに入ることができた。あまりにも情けないし、そのことをスタジオ入ってからメンバーに話したら憐れって言われた。憐れって言われる原因作ったの誰ですか???とか言いながら、たくみーさんにあげたコーヒーは、何故か紙カップが壊れていて、コーヒーが隙間から零れ落ちてきていた。なんで…?となりながらも、早々に飲み終えたたくみーさんを目の前にして、ようやく練習が始まった。

久々のバンド練習で、バンドのサウンドを浴びれることがかなり嬉しかったし、楽しかった。途中、エフェクターで遊び始めた幽霊が、最初はマリオのコイン取る音を連発していて、もえさんが1UPの音を出そうとしたり、動画で上がっていたと思うが、救急車のサイレンの音を幽霊が出したら踏切音でもえさんが乗っかったりしていた。それをゆいとが見て、このバンド全員でふざけ始めたら終わりな気がする…という雰囲気になったが、割とこれが今のローライラックあるある光景でもあるので、今日も平和だなぁ、と、そう思った。

今日の練習を終えて、帰路につく。次は、6/10のtonari.企画。その後も、かなりのライブ予定が経っている。
先日、「輪廻転生」もリリースしたところである。
この音源をリリースしたことを、新たなスタートとして、ローライラックの今後の活動が、とても楽しみである。


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