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マップアートとSNS


マイクラで地上絵を

お疲れ様です はじめです。
皆さんはマインクラフトのマップアートをご存じでしょうか?
見る機会があるとすればYouTube shortsが比較的多い印象を受けます。
自分もマルチサーバー内やシングルでマップアートを作成する機会があるのですがここ最近、果たしてマップアートを作る意味は何ぞや と考えてしまうことがあります。

マップアートの作り方

java版でマイクラを楽しんでいるのですが主にModを使用して自分はマップアートを作成しています
もう一度言います。Modを使用してマップアートを作成しています。
とはいえ、シングルやマルチサーバーなどで作る際は、ブロックを一個一個手置きしなければなりません。そのため、手間と時間がかかります。
ただ、クリエイティブでは設計図があれば一瞬ですが
LitematicaというModを使用すれば、設計図さえ用意すれば誰でも簡単にマップアートが作れるようになるのです。
比較的、この方法が認知され始めたのは数年前のような気がします。
マルチサーバー内で利用が比較的認められているModであり、様々なマインクラフターの目に留まるようになり、いつしかSNSなどでマップアートが広まった印象があります。
Litematicaの使用方法やマップアートの作り方などは、以前YouTubeの動画にて説明しているので今回は省かせていただきます。

マップアートは基本的に空白の地図で地図を広げたときに自分の立っている特定の範囲 8×8チャンク内で作られることが多く、その範囲を何枚も繋げることでよりサイズ感のあるマップアートを作成することが出来ます。
マップアートは、設置されたブロックの色で表現するのですが高さが同じだと色の表現に限界があるため、高低差を付けて色の表現を豊かにする3Dマップアートがあります。
2D,3Dいずれにしろ、サバイバルではとてつもなく時間がかかりますがクリエイティブでは一瞬でできてしまうことが広まっているため作成できること自体の希少価値が薄れていると感じます。

承認欲求

SNS…主にX(旧Twitter)でよく見かけるものとして
「○○時間かけて作りました。画像を見ながらコツコツやりました。チートとか使ってませんww」
本当かもしれません。ただ、参考にした画像と寸分の狂いがなく作成しているのを見ると作成風景などエビデンスがないと疑ってしまうのです。
自分がマップアートをよく作るというのは、界隈の中では周知の事実と思います。配信でもマップアートをサバイバルで作っているためあえて言わせていただきましょう。
すごいっていってほしいんだよね
ここでポイントとなるのが上記の「○○時間かけて作りました…」のくだりで俺・私凄いってアピールを直接的にしてないこと。もっと言うと○○時間かけてとあえて作業時間を丁寧に言っていることが見てるこっちが恥ずかしくて…
2012~3年だったでしょうか。ガルパンがアニメで放送されたときに一度だけMod無しでマップアートを作成したことがありました。
その時の範囲も8×8チャンク内のマップアートで黒森峰女学園のマークを画像を見ながらせっせと作った覚えがあります。
○○時間かけて(以下略)のものは、あからさまに画像を設計図(litematicやnbt)に変換しているように見えるのです。
しかし、当人たちはバレないだろう、俺スゲーといわんばかりでまるで自分を見ているようで何とも言えない気持ちになります。
自分がYouTubeをやっている理由の中に承認欲求があります。
「はじめさんすごい」って言ってほしい。「これは誰にもできない」。
こんな称賛を求めてやっている部分はあります。
なんなら、動画にもしてます。
だから、言えるのです。○○時間作って~~は、承認欲求を満たしたいのだと。そしてそれを謙遜したように・大変だったかのように魅せることに得られるものはあるのでしょうか?

サバイバルでマップアートを作る者たち

上記で説明したクリエイティブをあたかもサバイバルでMod無しで作成している者たちではなく、Modを使用してサバイバルでマップアートを作る人は存在します。
マイクラのマルチサーバーでEarthMCやらーす鯖をご存じでしょうか?
マルチサーバーのサバイバルの為、一切チートが許されないもののModを使用すれば、設計図通り(ホログラム通り)作成することによって誰でも精密なマップアートを作成することが出来ます。
自分の場合、色合いにもよりますが8×8チャンクサイズのマップアートの時間は1~3時間。配信を見ていただけるとわかりますが客観的に見るとただ指定されたブロックを設置しているだけの作業なのですがこれがかなりの作業量になるのは、実際にやってみた者にしかわかりません。
中には一か月に何枚も作成するマップアーターもいます。
では、なぜマップアートを作成するのでしょうか?
もちろん、他人からの賞賛もあるでしょう。しかし、上記で言った○○時間かけて作りました~~の者たちと違いがあるように見え、「痛い」と感じることがないのです。純粋にすごいと思いますし、容易にまねできないものだと思います。
個人的な意見になってしまいますが自分がマップアートを作成する理由は、自己満足宣伝新たな可能性への探求です。


マップアートの可能性

  1. 自己満足

  2. 宣伝

  3. 新たな可能性への探求

自己満足はわかると思います。別の言い方をすれば達成感でしょうか。
一瞬で作成したものよりも長い時間をかけて、羊毛を準備し設置をする。
そして、完成したものを飾り、自己満足に浸る。
マイクラのそもそもの遊び方ではないところがマップアートへの満足感だと思います。
エンドラを倒すわけでも洞窟探検でもなく、マップアート場を作りひたすらカーペットを置く。作業ゲーの至福といえるでしょう。

では、宣伝とは何か?前述の承認欲求の話そのままかもしれませんが
「○○を作ったはじめさん」と認識してほしいのです。
欲望に純粋であることが、変に着飾るよりいいと思っているので
「クレ=はじめを見ろ!!」という風なものを間接的に表現しているのです。以前、このマップアートを作成した人は誰?と言われたことがありました。X(旧Twitter)でも少し取り上げてもらう機会があったのですがまさに承認欲求が得られたのだと感じました。
すこし、言葉が乱暴だったかもしれませんが○○時間かけて~~のくだりと違うところは努力を認めてもらいその努力したものを自分で努力したと言わず、自然な形でほめてもらえたこと。
よく、奥手だと言われたりアピールしろと言われることが多々あるのですがそんな、影の努力を自然な形で賞賛してもらえることが自分のことをナチュラルに知ってもらえる機会になると感じ、その手法としてマップアートを作成するのだと思います。

最後の新たな可能性への探求は、近年マップアートが簡単に作れることが知れ渡ったため、シンプルにマップアートを作成しただけでは「ルーチン化したネタを繰り返す」状態になってしまいマップアートを作ってる何かしらになってしまうのです。
具体例を出すとYouTube shortsで見かけるマップアートを作成している人の名前を皆さんはいくつ挙げることが出来るでしょうか?
個人的に印象深くなっている人は数少ないと思います。
しかし、この人のマップアート動画見たことある!はあると思います。
何が言いたいかというと個性がないのです。
数字だけ稼ぐのであれば、話題になっているアニメやミームをマップアートにして投稿するだけで再生数は稼ぐことが出来ます。
これは実証済みで原神のキャラクター フリーナが実装されたときに同様のことをすると再生数がいつもより伸びたのです。しかし、モヤモヤもありました。この動画を見て、果たしてクレ=はじめと認識してみている視聴者はいるのか?量産型になっていないか?
ここ最近の悩みでもあると思います。
過去の製作物としてマップアートを動かせるものをいくつか作ったことがあります。
マップアートを数か所作っておきcloneコマンドを使用することでパラパラ漫画のように動かせるもの
段々にマップアートを作成し、一段ずつ破壊することでマップアートが動いて見えるもの
マップアートを上手い具合利用すれば、新たな可能性があるのではないかと考えています。
マップアートと類似しているものとしてサンドアートがあります。
魅せ方として上空から砂やコンクリートパウダーが落ちてきて、地上絵になると言うものです。
ただ、これらはすでに誰かがやっているものでクレ=はじめとしての色を出せてない気がして「別に自分がやらなくてもよくない?」となって、個性が出せないのです。
それでも、この方法でチャンネル登録者数や再生数を稼ぎ、自分よりも数字として上に言っている人たちは数多くいます。
感じるのは、その環境(YouTubeやX)にあわせた、ベストのタイミング(流行りや著名人に対してうまい立ち回り)をうまくできているのだなと。

これから

マップアートは作り続けます。ただ作っただけでは自分色を出せないので模索しながら唯一無二のものを作れたら、それはとっても嬉しいなって。


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