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聴いた音楽の備忘録_2 INCANTATIONS / Udraya

http://www.progarchives.com/album.asp?id=6769

所謂邦ロックみたいなドメスティックな物と違って、プログレのような本場が海の向こうにある系のジャンルってのは知らん言語の作品を掘る必要があって、そこで日本語の情報がある無いってのはまあまあ大きな差であると思う
インターネットをなんとなく見るとそれなりに良い内容だろうが日本語の情報が無ければ界隈的にイマイチ評価されてない気がする(つーか誰も知らない)し、割と微妙目でも誰かしらの紹介文とレビューがあるとぽつぽつ聞く人も多いし評価も出るってのがなんだかなあ、結局どこからか「輸入する人」の評価に左右されがちな部分はなんとなくむず痒いけど、インターネット発達前の情報源なんてそこからしかなかったんだろうし、その伝統を受け継いでいるってことなんだろうか、なんであれその「輸入する人」とその評価に影響されたであろうリスナーが作った五大バンドみたいな枠組みによる変な権威付けはとっつきやすい事は認めるがどうなのとは思うし、内容の如何ではなくただマイナーである=玄人向け、みたいな空気感も結構ウンザリしている、まあこういう話は何のジャンルでもあるか、別に

という嫌な導入をしつつ、見渡す限り本邦の情報がヤフオクのオークションページくらいしかない INCANTATIONS / Udraya である
フランスのELOHIMなるシンフォバンドでボーカルをしていたJean-Paul Trutetがリーダーの唯一作だがまーーーーーーーーーーーーーーこれが良いんすよね
歌メインでケルト的なテーマ+教会音楽をニューエイジとプログレで解釈しましたって雰囲気が好みに非常にダイレクトに刺さりなんでこげなええもん誰も紹介しないん???????????????と大量疑問符状態だが、ELOHIMの時点でマイナーだし、そのメンバーのリーダー作なんて誰も知らんわ…って話なんだろうか、悲しい、Discogsのアーティストページの紹介文も空だし…
サウンドプロダクションはぶっちゃけ良くないのだが逆にそれが曲の雰囲気の一部を形成していて、下手にライブ音源とか聞くと(あるのかどうかはともかく)なんかちゃう…ってなるパターン、ただ二曲目のÒ Salutarisみたいな曲調においては軽すぎちゃって流石にプロダクションの悪さがただ悪い方向に作用しているかしら…いやーでも皆さん聞いてほしいですね


まーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー上でなんかえらそーにぐちぐち言うとるがこれはユニオンにあったのをただジャケ買いしただけなので俺も人のことは言えないわね全然



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