全然関係あるじゃんね

「じゃんね」っていいよね。ギャルってかんじがします。

プロフィールの欄に、「西山宏太朗さんを応援していますが、関係ない投稿をします」だなんて書いているにも関わらず、note投稿一発目から全然がっつり関係する話します。
仕方ないのよ、素晴らしかったんだもの。

先日、10月7日に発売されるミニアルバム「CITY」収録曲の中の一つである「タイムマシン」のリリックビデオが公開されました。

https://youtu.be/ixXSiYgtKYs

う〜ん、素晴らしい。
公開日から今日まで、朝に聞いても昼に聞いても夜に聞いても涙ポロポロ。
先行公開されていた「真昼どきのステラ」も、西山さんの明るくて自由な雰囲気を、楽曲、歌詞、MVの全てで表現している一曲で大好きでしたが、同じシティポップの枠組みであっても「タイムマシン」はまた別の意味で西山宏太朗さんを表す一曲なのではないかなと。

以下、タイムマシンの好きなところ


1 作詞:西山宏太朗

ミニアルバム6曲中3曲作詞ですって。
西山さんのエッセイや文章が大好きなわたしとしては、作詞なんて期待値爆あがりだし嬉しいに決まってる。
その中でタイムマシンの歌詞は「都会で生活する若者が10代のころを思い出すノスタルジックな気持ち」を歌っているんですが、
だめだめ、だってわたし、「ノスタルジック」「センチメンタル」大好物。

大変おこがましいので公の場であるSNSに書くのはお恥ずかしいのですが、わたしが西山さんにのめり込んでいる理由のひとつが、「自分と似ているな」と感じる部分がとっても多いところなんですね。
(おこがまし〜い…西山さんの愛され力とお人柄を重々知った上で書くのためらう〜)

西山さんと同世代ということもあるけれど、西山宏太朗さんという人間を知れば知るほど、こういう感情を抱いていた時期もあったんじゃないかな、こういうこと言われたり、されたりするの嬉しいのかな、これは嫌なんじゃないかな、なんて、ただのファンの妄想に過ぎませんが、自分と重ね合わせて考えることがあります。
もちろん真相はわかりませんが。

で、そんな自分の妄想の中で出来上がっている西山宏太朗像の答え合わせをしているかのような楽曲が「タイムマシン」でした。
前と上しか見ていなかった20代前半を乗り越えて、きっと様々な経験と気持ちを味わって生まれた感情を乗せたのかしらん、なんて考えたら、涙なくして聴くことはできないに決まっているんだよ。

一曲を通して歌詞の全てが好きなんだけど、強いて挙げるとしたら「コーヒーは飲めないままで大人になりきれない」の部分にかかるのが、「頑固な僕だから」っていうところ。

最高じゃないですか?

たぶん頑張ればコーヒー飲める。全然飲める。でも、完全な大人になりたくない、まだ子どもな部分を残したいという気持ちからコーヒーは飲めないままなんですね。
こちとらブラックコーヒーもビールもがんがん飲んでおりますがな…。でも子どもでいたいからビスコとチョコパイがおやつだよ。
Crazy完全な大人だよ。


2 メロディーライン良すぎだろ

そのまま。アコギの入りからもう最高。
チルアウトするとはまさにこのことです。でも音楽やってないし学んでいないので、関ジャムみたいな解剖ができないことがとても悔しい。
あーなんだろう、シティポップって括り難しいけど、どちらかというとヒップホップ寄りだよね、タイムマシン。(違ったら恥ずかしい)
STUTSとかかせきさいだぁを勝手に彷彿しました。あとはジャンル変わってくるかもしれないけどシューゲイザーの泣きメロ系。
あと、すごい好きなのが、基本夜の静かさを彷彿させるテンポとメロディーなのに、サビ前のBメロだけ夕暮れっぽさ感じませんか?
インタビュー読んでいると楽曲先行の歌詞をあとから西山さんがつけたとのことですが、もしかして西山さんもここに夕暮れっぽさを感じてあの歌詞つけたんかな…。違うか…。

3 驚きのウィスパーボイスとわたしの大好きな女性コーラス

タイムマシンを聞いて、あー、西山宏太朗さんの歌声の真骨頂これかもしれん!!!と感じました。
真昼どきのステラのような歌い方も好きなんですけど、タイムマシンの、あの優しくて少し高めの声で歌うこの柔らかさと温かみ満点の歌い方、とっても合っていますよね。
加えて、上田麗奈さんのコーラス。
わたし男女混合グループ大好きで(東京事変、クラムボン、スーパーカー、ハンバートハンバート、くるり、スーパーオーガニズム、チャーチズ、グループラブ、The xxなどなどなど他にも山ほど)、
あとゲストボーカルが異性の方とかの曲も大好きで(銀杏のYUKIとかフィッシュマンズのUAとか他にも山ほど)。
声優さんでアーティストの方の曲ってあまり知らなかったのですが、西山さんの発言からするとコーラスを異性の方にお願いするパターン少ないんですね。
もうぜひこれからもお願いしたいくらいよかった。ハーモニーがすごく素敵だった!!!
これを機に上田麗奈さんの曲も聞いてみようかな!

4 リリックビデオという名の実質MV

ミュージックビデオとリリックビデオは何が違うのかわかってないんです、すみません。
リリックビデオなので、歌詞がフルで出るんですけど、これがまたわたしが大好きな西山さんの直筆。
西山さんの字、なんだろう柔らかさが出ていてすごく好きで、それを惜しみなく浴びることができる…。嬉しい…。
スマホ片手に夜の街(海辺とかじゃなくてビル街なのが本当いいよね)を歩く西山宏太朗さん。
エモい、とかじゃなくて、本当ノスタルジックが似合うんだよなあ。
ご本人の言葉を借りるならCITYですね。
わたしも夜よくお散歩するので、CDリリースされたらこれをお散歩のお供にしよう。西山宏太朗さんになりきる遊びを一人でする。

と、このように全然書き足りないんだけど、長くなってしまったのでこのあたりで止めておきます。
でも最後にこれだけは。
歌詞を考える西山さんのバックグラウンドを、これまでのラジオやインタビューから想像すると、多少なりとも曲を好きになる要素のひとつにはなっているけど、やっぱり何回聞いても「推しだから」っていうだけじゃなくて、
純粋にアーティストとして、歌詞も曲もすっごく良かった。
「CITY」の発売が本当に心から待ち遠しい限りです。

来週はラジオ出演で他の曲も聞けるみたいなので、乞うご期待ですね。

シティポップについても書きたかったんですけどさすがに文字数!になりそうなのでそれはまた別の機会に。

🎧BGM🎧 西山宏太朗『タイムマシン』

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