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みのりんのラストライブをもうちょっと書くよ

星占い師の石井ゆかりお姉さんの今年の年報が出ていました。なので、去年の年報と共に読んでいます。

石井ゆかりさんの占いは長年追っていて、なんかすごいんですよね。「未来が当たる!」とかじゃなくて「振り返ったら当たってる気がする!」という感覚。「過去の出来事に対してこういう捉え方・表現の仕方があるのか」と考えさせられる感覚。比喩表現が多くて、全体的にふんわりした文体なのですが「あっ、これ、あのことかもしれない」と心を射抜くことをサラッとズバッと書かれていたりして。そして自分でネガティブに捉えていた物事の光の当たり方を変えてくれる感じ。なので、つらいことが多かったな~~と思う年はその年の年報を読み返して「こういうことだったのか」と前向きに考えて年を越える、そして次の年報を読んで背筋を正す、というのが私のルーティンです。

あなたの2021年はどんな1年でしたか。そして、2022年はどんな1年になると占われていますか。

明けましておめでとうございます。あなたのはゆたそです。最近固有名詞言えないはゆたそです。

今のNHKの朝ドラあるじゃんあれ絶対にカムカムミニキーナって言っちゃうもん私。あと夏に出た平沢進のアルバムもベーコンって呼んでるもん私。みのりんの曲も、ヴォヤージュトレインだけでなくエイミーのことをベスと言ったりしますからね。なんなら最近は物忘れ王座決定戦してますからね職場で。誰もかれもが「え〜とアレやアレ、あの時にあんなんでこんなんやったやつ」「わかったアレや!(間違えてる)」「コレや!(間違えてる)」「ソレや!(間違えてる)」ってやってる。余談ですが先日Twitterで #茅原実里のオタクが入所する老人ホーム という大喜利を楽しみました。喜寿になっても米寿になってもラッシュマーチの旗振りを覚えてそうなオタク達〜! 自分の老後が楽しみだね〜〜! シルバーカーにありったけの年金詰め込んで物販に並ぼうね〜〜!

さて、茅原実里ラストライブ数日前、私はタワレコで粋なはからいを受けていました。違うタイミングで注文していた最新のライブBlu-ray『Minori Chihara Live Re:Collection ~SUMMER CHAMPION 2021 & ORCHESTRA CONCERT 2020 Graceful bouquet~』と最初のライブDVD『Minori Chihara 1st Live Tour 2008 〜Contact〜』を同時に受け取れるよう用意してくれたのです。

偶然か意図的かは知らんが私はひとりで盛り上がった。片方は新譜の予約、もう片方は在庫取り寄せだというのに。そういえばブルーレイの方が入荷通知遅いなと思ってたんだよなぁ。ありがとうタワレコ。これからもよろしくタワレコ。

ピチピチのみのりんにゼウスもにっこり

ラストライブが始まる直前まで『Contact』を見ていました。初めて出逢うお嬢さんがそこにはいました。笑顔も動きもおしゃべりもぎこちなくて、大振りのドレスで身体がもこもこになってる人形のような女の子。こんな娘さんだったんだなぁ。

そして、配信で見た『Re:Contact』。『Contact』の人形のような女の子がしなやかでたおやかな女性に成長していた。配信だから分かる、みのりんの瞳から伝わるたくさんの感情。あの会場を、瞬間を、目に焼きつけようとしていた。万感の想いとはこういうことなんだろうな。
彼女のこれまでの音楽人生総てを背負ったラストライブ。このライブ自体がカーテンコールのような、特別なライブ。こんな稀有な体験をさせてくれて本当にありがとう。

歌手活動休止に入ったみのりん。
どうぞゆっくりしてください。歌だけがみのりんの生きる道ではないのです。ライブ衣装を自分でデザインしていたり、歌詞もものすごく丁寧で美しい詩を紡げる。身体能力もあり余ってる。ここまでチームを引っ張ってこれた人柄という力も大きい。これまできっとそれらの能力を音楽活動に全振りしてたんでしょう。これからたくさんの新しい世界が待ってる。もしくは、声優という仕事を深掘りしていくのか……それもまたひとつの新しい進路で。
たくさんの可能性の中で、たくさんの世界を歩いてください。そんな茅原実里さんは誇りです。どこかで──これから歌以外の場所でみのりんの名前を見ることがあった時「フォウwwwwwww推しがwwwwwww鬼才でごさるwwwwwwwwwwパネェwwwwwwwwwwwwww」ってニヤニヤできるので。

そして、たくさんの世界の中で、音楽の世界を再び選ぶこともあるかもしれない。その時は、今よりもっとたくましくなった茅原実里になって帰ってくるんだと信じています。

ライブ後に会場近くのベンチで休憩するゼウスのたくましい肩

Message05でも母奥井雅美(ここでいう母とは地母神の意味です)が「一回休んだらめっちゃ歌いたくなるかもしれない」と言っていました。そのとおりだと思います。離れないと分からないものってあるものね。

「表現する」そして「ものを作る」って麻薬や呪いみたいなんですよ。いつか、作品を作りたくて作りたくてたまらない!!!! と爆発する瞬間が来る。だってみのりんはその快楽を知っているはずだから。

だから、しっかりお休みください。心の赴くままに休んで、もし創作意欲が萌え出てきたら、その時はそっと教えてくださいね。

さあ、私も頑張ろう。


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