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茅原実里ちゃんの河口湖ライブ『ヒストリカルパレード』行ってきました

8/4に参加したよん!

言葉という単語には葉という漢字が含まれていますが、この日のみのりんの歌は、樹木から芽が出て枝が伸びそして新緑をつけるように、明るくて、芯があって、柔らかさもあって、つやつやで、瑞々しくて、生命力にあふれていました。そうやって歌われる詞は直球で胸に届き、心にしみていきました。これまで歌が上手い人だと知ってたけど、ここまで磨き上げられているなんて。どの曲も素晴らしかった。「あの頃よく聴いたカノン」が本当に何回も聞こえた気がしたけど、そんなの微々たるもの。ライブの本質ではないのです。劇場のすみずみまで響き渡るあの声があればじゅうぶんなのです。

私の話をします。

私は病院で働いています。新型コロナ発生以降、応援しに行きたかったけど行けませんでした。ファイナルサマチャンも、音楽活動休止前の最後のライブも、冬の一人芝居も、河口湖花火コラボライブも、行けませんでした。今回も、感染拡大を肌で感じており、ものすごく抵抗がありました。「今回は行けるかも」「今回は行ってみよう」と思えたのは、河口湖ステラシアターという通気性の良い会場であることと金額別で席の場所を選べるようになっていたこと。防御力の高いマスクをして2階の端のブロックを選択したら、これは行けるのではないか! と思い、勇気を出してチケットを取り旅行の計画を立てました。

私ね、ずっと現地で応援したかったの。

なんで私が現地で応援できないのか、ずっともどかしくて、ずっと歯がゆかったの。

チケットを取って、現地でみのりんの歌を聴いて、みのりんに「あなたの歌は最高だ」とレスポンスすることが、一番の励ましになることが分かっていたのに、それが出来なかった。もう、何やってるんだって思ってた。なんで駆けつけてあげられないんだろうって。

みのりんはきっとそのうち、なんなら20周年のタイミングでまた歌の舞台に立つかもなって予想はしてたけど、私自身は引き続き行けないと思ってました。でも私にとって都合の良いことが重なって、行けたのです。

私はライブが始まってからずっとボロボロ泣いていました。今日このために水分取ってたのかと思うくらい涙が勝手にどんどん流れてきて止まることがありませんでした。途中からサイリウムも旗もどうでも良くなってきてただただ席に座ってダーダー泣きながらみのりんの歌を聴いていました。みのりんから差し出される言の葉に涙を拭われ、でも拭われた先からまた涙が溢れてくるからしょうがない。どの曲も本当に良かったです。本当に良かったです。『Re:Contact』なんか曲の印象が生まれ変わりました。『みちしるべ』で聴こえてきた虫の声は河口湖ステラシアターならではのアレンジ。『Freedom Dreamer』で打ち上がった花火は漆黒の夜空に本当に映えて、歌声と楽しい思い出が共に花火と一緒に空に上がり、溶けていくみたい。

そう、8/4は新月でした。月がまったく見えなくなり、ここからまた生まれていく日、新月。こんな日に20周年のライブをして、次に向かっての歩みをまた始められるなんて本当にすごい。

さて、みのりんがよく言う"パレード"って、何だろうと思ってましたが、今回分かった気がします。前進すること。不格好でも、いびつでも、前に進んで生きようとすること。誰に見られていたとしても、顔を上げて歩いていくこと。そんな意味だと私は思いました。

素敵なライブをありがとうございました。



さて後日またnoteを書きます。はゆたそ相当スカポンタン編です。

いやー5年ぶりの旅行ハンパなかったわーー! 何度もこれ終わったと思ったわーーーー! なお今羽田空港なんですが悪天候で地元空港に帰れるかどうか分かりません。持ってるわーーはゆたそ持ってるわーー。

明日仕事なんだけどーーーー! おうちに帰りた〜〜〜〜い!


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