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お父さんのためのyoutuber入門。その1 おろちんゆーさんの「千円チャーシュー」

最近生徒らが「千円チャーシュー」「千円チャーシュー」と連呼するので、気になって仕方がなかった。

僕がまだ大学生だったころに少年ジャンプで連載されていて、まだ人気がある『ナルト』という漫画がある。その敵役に大蛇丸(おろちまる)というキャラがいた。男なのだが「〜よ」と女言葉を使い、敵だけれど「伝説の3忍」と呼ばれる強力な忍術使いの一人で、顔面は化粧をしたように真っ白、舌先は蛇のように割れている。

その大蛇丸のパロディーで

「自分を大蛇丸だと信じてやまない一般男性『おろちんゆー』」

という方がtwitterやYoutubeで大活躍している。どうやら「千円チャーシュー」とは彼がよく使う言葉らしい。twitterでは「とっくん28歳」という名前で活動されている。

ちなみにtwitterでは顔出しされている。youtubeでは顔出しされないのだ。

僕は中学生の頃から35歳まで少年ジャンプをずっと購入していたから、『ワンピース』と2大看板だった『ナルト』は、最初から最後まですべて読んでいる。

しかしちょっと思ったのだ。

「あれ? 大蛇丸に『千円チャーシュー』なんて技あったっけかな?」

大蛇丸は不気味なキャラだけれど、技の名前は格好いいのだ。

「不屍転生(ふしてんせい)」
「八岐の術(やまたのじゅつ)」
「穢土転生(えどてんせい)」
「三重羅生門(さんじゅうらしょうもん)」

といった感じで、『千円チャーシュー』などという間抜けな名前の技があるようにはとても思えなかったのである。

おろちんゆーさんは「生物系・料理系YouTuber」とカテゴリー分けされるYoutuberで、どうやら最初はtwitterでキムチミルフィーユ鍋や豚キムチなどの料理を大蛇丸の声真似で作っていたらしい。ちなみにその動画は1日で100万回再生されたという。

しかし、生徒らが豚キムチでイッパイやる30前の男性に興味を持つはずもなく、もっぱら彼らが好きなのは、おろちんゆーさんの生物系Youtuberとしての顔のようだ。

おろちんゆーさんが実際に捕まえて料理をした生物を、pixiv百科事典から抜粋させてもらおうと思う。

ゲジゲジ
捕まえて持って帰るが、家のキッチンで暴れ回った。


何故か亀を調理するのがとても上手い。
食べ物の大切さ、命の大切さを教えてくれる動画となっている。

カマキリ
調理した後の盛り付けが芸術的。


強烈にグロすぎて僕はとても見る気にはなれないけれど、ソフトな動画もあって、「巨大ナマズを丸ごと焚火に放り込む料理」という動画は、巨大ナマズを捕まえるところまでは見ることができた。

ただ、何か小学生の感性を持った大人というのが結構ウケているようで、おろちんゆーさんの他にも「熊蜂の針を抜いて糸をつけて散歩する」ような生物系のYoutuberも人気があるようだ。

正直、当初はキワモノにしか思えなかった。だけど、凄まじい冒険をお金をかけてするのではなくて、身近な川とか森とかで冒険を繰り広げる彼らが、僕にはなんだかとても魅力的に思えてきたのだ。

そうだ。本題なのだけれど、おろちんゆーさんが生物を捕まえる時、「潜影蛇手(せんえいじゃしゅ)」と大蛇丸が敵を捕獲する技の名前を叫ぶのだ。それが空耳で「千円チャーシュー」に聞こえるものだから、ネタにされているのだった。

それが「千円チャーシュー」の謎だったのである。

僕も今度、磐田で102年つづく肉屋をしている琢也の家で、千円チャーシューを買ってこようかと思った。

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