学校に行く意味が勉強だけしかないなら、僕はそんな場所には行きたくない
掛川市の教育長の話を聞いた。
掛川では6年で不登校児童数が3倍以上になっている。
全国的にも不登校児童数は激増。
なにが崩壊したのだろうか。
話は極めて興味深く、教育の荒廃はこれまでも幾たびかあったという。
昭和43年のスプートニク・ショック。ソ連に宇宙開発の先を越された猛烈な焦りが、西側諸国の教育を激化させる。
昭和55年ごろは学校が荒れており、補導の数も異常だった。落書きや器物破損で鉄筋の校舎が20年持たないと言われ、教育長自身もカッターナイフで「お前、なにしに