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「羊肉」

久方ぶりにハイジ牧場へ。4年ぶり。目の前は何度も通っているのだけれどなかなかタイミングがなくこうなった。入り口付近に羊たちの群れが見られ、かわいいなと思いつつもいざ入ろうとすると「羊肉」の文字がプリントされたのぼりが立っていた。なんだろう。不謹慎かもしれないけど笑ってしまった。

中には牛だったり、ヤギ、ラマ、モルモット、エミュー、うさぎなどが飼育されていた。みんな穏やかにマイペースに過ごしていた。檻の中ではあるものの動物が動いている姿を生で見るのは不思議と癒されるもの。人は結局自然の一部(自然と切り離すことができない存在)なワケだし、同じ動物同士だから会うと落ち着いたり野生的な部分が思い起こされる気がする。

こんなことを言ってるけど人は雑食で、動物たちに癒しを求めておきながら、結局は殺して食べると言う残酷な存在なんだ。羊だったり、豚だったり、牛だったりを見たけど、食べるからには感謝の気持ちが本当に大事だなと思った(特に豚を見た時に思った)。

普通にスーパーで肉を見るとそれは「食べ物」としてしか見れないと思う。でも確かにそれは前まで「生き物」だった。人と同じように呼吸をして動いていたんだ。生で直接見たからこそ感じた気持ちだ。生産者(畜産農家など)はもっとこういう気持ちが強いはず。命に感謝する。改めていい機会だったと思う。ハイジ牧場はそういう所でもある。

2021年9月16日

追記

ハイジ牧場の売店で売っている「大豆フランク」はバチバチにうまい。オヌヌメ。

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