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貧乏くさいと知りながら

貧乏くさいと思う言動って人それぞれ違うけどさ。

例えばショートケーキを買ってケーキを囲むフィルムのようなものに付いた生クリームを隅々スプーンで取って食べようとすること。これはどうだろう。もしかしたら人によっては一生懸命生クリームをすくう姿が貧乏くさく見えるかもしれない。

でもすごく生クリームが好きだとしたらそういう行為をするかもしれない。もしくは食べ物を無駄にしたくないという意識を高く持っている方なのかもしれない。シンプルに何か残っているのがビジュアル的に嫌で綺麗さっぱり何も余したくないのかもしれない。真意は当人しかわからない。

例えばあからさまに貧乏くさいことをしている人がいたとして、でもその当人が貧乏くさいと分かっていながらあえてそうしていることもあるだろうなきっと。だとしたらそれは自分の意思を貫く行為だと思う。何か意図があってあえてそうするのだ。その行為を人に見られてもいいのだということだ。もちろん例外もあるけど。

現実世界でも仮想世界でも人の目を気にしてしまう。現代人はきっとそうだ。でもそんなの気にしていたら自分が誰なのかわからなくなる。というか人の目を気にせずやってみせたことがその人を作り上げる気がする。それこそが自分らしさになる気がする。



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