難病の方へのヒーリング①

今日は難病の旦那さんにヒーリングをした。

木曜と日曜という話だったが、今日もう連れてきているということで急遽お願いされた。

やはり信じる信じないのレベルではなく、可能性があるなら一刻も早く、何でもすがりたいということなのかなと感じた。

(｀；ω；´)
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結論から言うと、目に見える変化は何も得られなかった。

1時間ほどエネルギーを流したが、半身は動かず、会話も食事も無理なまま。

それでも『もしかしたら言葉を発するぐらいの奇跡は起きるかもしれない』という

僕の安易な希望はあっさりと消えた。

＿|￣|○
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我ながらおめでたい頭をしているので、

現代医学が匙を投げた難病であっても、

ヒーリングならば何らかの改善が見られると思ってしまう。

限界を知らないせいだろう。

どこまでも希望的観測をすることができる。

これはこれでいい。
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会話ができないので、本人の中で何が起きているのか、どんな感覚なのかを確認することができない。

身体反応で見極めようとしたが、半身麻痺なのでそれも難しい。

頼りは自分のエネルギーが流れていっているという感覚のみ。

それも緊張感のせいでよくわからない始末。

(;´Д`)
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手応えが曖昧なため終わり時がわからない。

いろんなところにエネルギーを流してみた。

右半身と脳によく流れる。

左脳が萎縮していると奥さんが話してくれた。

だから右半身麻痺なのか。

だがエネルギーは右脳によく流れる。

左脳の萎縮を右脳で補おうとしているのか？
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正直何も改善が見られなかったことにショックを受けている自分がいる。

最近はほとんどヒーリングしたら即時に何らかの改善が見られるケースばかりだったから。

しかしよく考えたら、難病に対して1時間の施術で改善が見られないことにショックを受ける方がどうかしてる。

いい感じに非常識だな、この男。
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僕「(｀ω´)くそっ！！」

◯◯「・・・」

僕「(｀ω´)教えてくれ。どうすれば治る？」

◯◯「また結果に執着して大事なことを見落とすのですね。」

僕「(｀ω´)・・・」
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◯◯「奥さんがヒーリングの結果についてどんな反応だったか、

あなたは落胆していたせいで見落としたのですね。」

僕「(´._.｀)確かに、バツが悪くて目を合わせられずに帰ったかもな…。」

◯◯「奥さんはとても穏やかな表情でしたよ。」

僕「(=ﾟωﾟ)そうなの？」
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僕「特に何も改善しなかったのに…」

◯◯「人はね、自分が望む方向に確かに進んでいると思う時に、安心するのです。

旦那様の病気に対してまだ試したことのない方法を試している。

そのこと自体が希望となり、

ただ悪くなるだけの恐怖から解放されたのです。

あなたの関わりが与えた希望です。」
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◯◯「難病の家族を抱えることの負担や恐怖が想像できますか？」

僕「わからん…」

◯◯「誰かが助けようとしてくれたり、

手伝ってくれるだけでとても大きな救いになるんですよ。

治せるかどうかという結果のために行動するのではなく、

あなた自身が今どうしたいかを基準に行動して下さい。」
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◯◯「あなた自身が後悔しないように、

自分がしたいと思うことを勇気を出して素直にして下さい。

ヒーリングがしたかったらヒーリングをしましょう。

その姿勢が救いになるでしょう。

病気を治そうとしたり、病気と戦おうとしてはいけません。

病気はその人が抱えた特徴に過ぎません。

あくまでそれを抱えている【人】と向き合って下さい。」
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僕「わかりました…わかりましたが…

ヒーリングの技術的なことに関しても何かアドバイスを下さい。

(´；ω；`)」

◯◯「一つ、あれこれ妙な知識に頼ろうとしてはいけません。

今のあなたにとって知識は、

【自分は無力かもしれない】という恐怖から逃げるための道具にしかなりません。」
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◯◯「二つ、基本のエネルギー流しを徹底的に繰り返して下さい。」

僕「それだけ？」

◯◯「エネルギー総量が足りない状況で何をどうしたところで効果は薄いでしょう。

材料がなくては家は建ちません。

身体を創る材料を限界を超えて流し込んで下さい。

ただし気張らず。

世界と調和しながら。」
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僕「(；ﾟ∀ﾟ)思ったんだけど、

チャネリングで◯◯様と交代してヒーリングしてもらったらどうかな？」

◯◯「私と交代したところであなたはあなたです。

あなたにできることしかできません。

人は自分以外の誰かにはなれません。

最高の自分を目指して下さい。」
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僕「(´._.｀)ダメか…」

◯◯「どうしても治せるかどうかという結果にこだわるのですね。

フィクションの見過ぎです。

あなたが今日ヒーリングをしたことで奥様が見せた安らかな笑顔は、

どんな宝石にも勝る輝きを放っているというのに。」
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◯◯「結果そのものではなく、

望む結果に辿り着くために、自分の意思と足で歩いているという感覚こそ大事なのです。

その感覚の末に辿り着いた結果ならば、

人はどんな結末でも後悔しないのです。

起きていることには必ず意味があります。

自分の価値基準で安易に出来事を裁かないことです。」
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◯◯「では、明日もオクラ採りとヒーリングを頑張って下さい。」

僕「(´・ω・`) はい。」

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　おやすみなさい。

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23:15
奥さんからメール来てた！

『ご飯1人前食べて薬も飲んでくれてびっくり』ってメール来てた！

効果あったぜ！！！！

　 _, ,_
( ；´Д`)よっしゃぁぁぁぁぁー!
/ヽ_ｱ/ヽ_ｱ
)　　)
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泣けるぜ。
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まーた結果への執着を手放すと決意した瞬間に結果が得られるというパターンか。

何回やらかしても執着まみれで人間らしいやつだな俺は。

いつになったら執着のない仏のような人間になれることやら。
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ヒーリング習得しててよかった！

ヒーリングできるってカミングアウトしててよかった！

ヒーリング効いて喜んでもらえてよかった！

ちゃんと自分の心に従ってしたいようにしててよかった！

この感覚が得られているだけで、大収穫だとはっきりわかる。

俺はこれでいい。

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