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他人の言動でやる気が削がれたら?

今日の僕の仕事はオクラの畑に竹支柱を立てること。


一つの畝の左右それぞれに25本。

畝は12本。

つまり、600本の杭を打ち込めばいい。

そのための道具がこれ。


多分7〜8kgある。

竹支柱をオクラのそばに突き刺し、

鉄の塊の筒をかぶせ、

持ち上げては下ろす!

持ち上げては下ろす!!

持ち上げては下ろす!!!

これを10回ほど繰り返して打ち込む。

つまり、6000回ほど筋トレすればいい。



30分で右半分できた。

畝1本につき1時間かかるな。

しかし腕は確実に上がらなくなっていく。

1本につき15秒打ち込んで、45秒ヒーリングしてるわ。

ε-(´∀`; )



24列分の4列目終わり。


1列30分じゃ終わらなくなってきたな。

45分かかる。

ちなみに農家の人は僕に何も指示はしていない。

一人でやれとも、今日中にやれとも、一日中やれとも言ってない。


僕がやらなければ自分たちでやるだろうし、これまでもそうだったろう。

僕が勝手に異常にやる気を出して、意欲的に取り組んでいるだけなのだ。

僕は、指示されない時に一番よく働く。


午前中終わり。

あと4時間か。

4列か5列だな。

◯◯「一つ申し上げさせていただきますと、

肉体の限界はあなたが思っているよりずっと上に設定されています。

思い込みの制限を外すことを推奨します。」

僕「この特に整えても鍛えてもいない身体でも?」

◯◯「今のその状態の身体で、の話です。

あなたが思っているよりずっと動きますよ。」



僕「6列目終わった・・・」

◯◯「ほら、20分で1列できたじゃないですか。

なぜ45分かかるというリミッターを設定する必要があるのですか?

定時まで粘りたいわけでもないでしょうに。」

僕「(`・д́・;)むう・・・限界は思い込みか。」



午前中はひたすら竹支柱を打ち込んでいた林くん。

午後の初めに1列打ち込んだ後、

ゴーヤの芽止めで腕を休ませようとビニールハウスにて作業をしていたのだが・・・


農家のおじさん「林さーん!竹打ち込むのやってくれんかなー!」

僕「(`・д́・;)あ、はい。」

         ∧∧
         /⌒ヽ) トボトボ…
        i三 ∪
       ~三 |
        (/~∪
      三三
    三三
  三三

僕「(´-ω-`)よいしょ…」

ガコン

僕「(´-ω-`)よいしょ…」

ガコン

僕「(´д`)あ〜疲れた…」

◯◯「まだ2回しか打ち込んでないでしょうに。

さっきまで肉体の限界設定を取り払って元気に作業していたのに、

今は疲労困ぱいですね。」

僕「(´-ω-`)やる気出ないんだよなー」


◯◯「おじさんに、ゴーヤではなく支柱打ち込みの方をするよう指示されたからですか?」

僕「うん。」

◯◯「指示されないといい働きをするのに、

指示されるとやる気をなくすのですか。」

僕「そういうわけじゃないよ。

俺は手を休めたらすぐまた竹支柱の打ち込みに戻るつもりだったんだよ。

(´+ω+`)でもなんか言い訳っぽいから何も言えなくてさ…

あーあーって感じなの。」


◯◯「『今から勉強するところだったのに、

お母さんが勉強しろって言うからやる気なくなっちゃったじゃん!』

というようなものですか。」

僕「俺、めっちゃガキやな。

要するに自分の本音や考えを言えなかったから、

不満なんだな。

それが肉体操作に影響してて、ひどく疲れるんだ。

心の状態で身体の動きや重さって全然変わるんだな。

やる気がある時ならよく動くのに、

やる気がなくなると全然動かない。

(´._.`)メンタルって大事なんだな。」


◯◯「あのー・・・

得意の分析モードの最中に申し訳ないのですが・・・

そうやって自分の状態が良くない原因について分析しても、

その状態を長引かせるだけですよ。

そうやって今の自分がいかにダメなのかを論理的に証明することで、

その状態から抜け出すことを不可能にしてしまうのです。

だってその論理はあなたにとって納得のいく原因と結果なのですから。」



僕「(´・ω・`) じゃ、どうすりゃいいのさ?」

◯◯「要するにあなたは、

自分の機嫌が良くなるか悪くなるかを、

相手にゆだねているのです。

相手があなたの気にくわないことをすれば、

相手のせいにして機嫌を悪くすることを自分に許可しているのです。」



僕「(`ω´)その論理は聞き飽きた。

はいはい、自分の機嫌は自分で取るべきですよね。

どうせ自分の外側に振り回されてますよ。」

◯◯「・・・(ひねくれてる)」

僕「(`・ω´・) ・・・(ひねくれてやる)」



◯◯「自分の機嫌を自分でとる以外にも方法はあります。」

僕「(`・ω´・)ほう?」

(`・ω´・)聞かせてもらおうか。

このメンタルがヘタってて身体が思うように動かない状態の打開方法とやらを。」

◯◯「ちょっと身体貸してもらっていいですか?

どんな感覚なのかを知るのが一番早いと思いますので。」

僕「いいよ。」


交代!

∩∩ パチッ! ∧∧
( ゚ー゚)ノ☆ヽ(゚ω゜)



僕in◯◯「( ¯ω¯ )・・・

(・ω・)これは・・・

(・ω・)今この瞬間を生きてるだけじゃねーか。」



◯◯「身体返しますね。

そうです。

今この瞬間に生きるだけです。

メンタル戻ったでしょう?」

僕「これが解決策か?」

◯◯「はい。

そもそも、メンタルにダメージを受けて身体が思うように動かない状態とは、

過去に囚われている状態と言い換えられるのです。

過去に起きたことを思い返しているのですから。」

僕「そりゃそうだ。」


◯◯「過去を思い出してへこんでいる時、

今を生きていないのです。

今この瞬間を生きるのなら、

1分前のことであっても過去は過去、

振り返ることも影響を受けることもありません。

電車の窓から外の景色を見ているように、

次々と変化する今この瞬間のみに意識を向けるなら、

過ぎ去った景色を思い出すことはありません。」



僕「(・ω・)でもそれ、◯◯様だからできるんじゃないの?

ズルしてない?」

◯◯「何を言うのですか。

瞑想やマインドフルネスなど、

一般的に誰もがやっていることではないですか。

なぜ私だけズルしてると思うのですか。

あんまりです。」



僕「今この瞬間に生きることで過去のダメージから解放される、か。」

◯◯「そんなに難しく考えることはありません。

あなたの場合ならチャネリングやヒーリングをするときは自然にできていますし、

意識をクリーンにして目の前のことに集中するだけです。」



僕「ヒーリングをする時の感覚を保ったまま行動するならできそうだ。」

◯◯「ええ。

とはいえ、あなたはよくやっていると思います。」

僕「(`・д́・;)な、なんだ?急に。」

◯◯「毎日意欲的に働いていますし、

自分に起きたことから最大限の学びを得ようとしています。

さらにそれをtwitterでシェアしようと頑張っています。」

僕「なぜ急に褒める?」

◯◯「ご機嫌をとろうかと。

他人の言動で気分を害するなら、

同じく他人の言動で気分を良くするでしょう?」

ズコー
   ∧∧
  ヽ(・ω・)/
  \(\ ノ

僕「(;^ω^)ネタバレ早いな。

いいよ、自分の機嫌ぐらい自分でとる。」

◯◯「はい。あなたはできるでしょう。」

僕「・・・(`・д́・;)ハッ!

まさか今のセリフ、【言わされた】のか!?」


◯◯「天邪鬼なあなたは、

『やってあげる』と言われれば『自分でやる』と言い、

『やれ』と言われれば『やりたくない』と思いますからね。」

僕「(;゚∀゚)さすがに俺の扱いをよくわかっていらっしゃる。」

◯◯「ありがとうございます。」



今日の仕事の成果。


200本は打ち込んだかな。

農家のおじさんには「疲れたろう」と労われてトウモロコシを6本もらった。

結局、誰も何も悪くないのだ。

単に出来事があり、
僕の中の何かが反応し、
その結果から学びが得られただけなのだ。

今日も平和であった。





いつもありがとうございます。 あなた様のあらゆる苦厄が取り除かれますように。 薬師如来真言唱えさせていただきます。 おんころころせんだりまとうぎそわか