チャネリングについての質疑応答

【あるDMのやりとりの紹介】

たまにダイレクトメッセージで質問を受けることがある。

今日はその内容のシェア。

質問者さんはＡさんとします。

もちろん本人に了解はとってあります。

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Ａ「DM失礼します。

相談と質問よろしいでしょうか。」

僕「こんばんは。

大丈夫ですよ。

(*´ω｀*)」

Ａ「チャネリングについて聞きたいことがあります。

やり方、感覚、危険性はどういったことなのでしょうか。」

僕「その質問にメールで完璧にお答えするのはほとんど不可能なので、

あくまで一部分という認識で聞いて下さい。

【やり方】

意識レベルを一時的に高次元な状態まで引き上げ、

特定の高レベル波動に同調することでメッセージを降ろします。」

降ろしたメッセージは波動状態なので、

日本語に翻訳して、発声あるいはタイピングや筆記します。

この翻訳のメカニズムを言葉で説明することはほとんど不可能です。

綺麗な夕焼けを見て、

その時自分の中に湧き上がってくるものを言葉にするのと似ています。

【感覚】

言葉で表現するなら明鏡止水のような感覚でしょうか。

思考はなく、恐れもなく、怒りもなく、喜びもなく、湖に浮かぶ月のような精神状態です。

体感覚は少し膨張したようでもあり、

世界と同一化しているような感覚とも言えます。

【危険性】

高次元な存在のフリをする低級な存在に接続してしまうことが危険と言えます。

また自分自身の判断ではなく、

自分以外の存在に判断してもらうことに価値を置くことで、

自分で考えて決めて生きる力を失い、

依存する危険性があります。

もっとも、高度な存在はそのようなことにならないよう導いてくれるので、

操ろうとしてくるなら低級な存在であると覚えておいて注意していれば良いでしょう。

僕「以上、簡単に説明しましたが、

これらは全く不十分な説明であります。

メールで正確に伝えることは不可能ですし、

会話で説明したとしても、僕の感覚をＡさんに正しく理解してもらうことは不可能でしょう。

これらの回答が正解だと思わないようにして下さい。」

Ａ「わかりました。参考にします。

不完全なチャネリングでは低級な霊などとしか繋がれないのでしょうか。」

僕「何をもって不完全とするかによります。

完全なチャネリングとは何か？

不完全なチャネリングとは何か？

この世には完全なものと不完全なものがあるわけではありません。

高次元な存在と繋がるチャネリングもあれば、

低級な存在と繋がるチャネリングもあります。

そのいずれもが完全であり、

この世界に不完全なものはなく、

あらゆるものが完全性を備えた完璧なものであります。

これは言葉遊びのように聞こえるかもしれませんが、

存外重要なことです。

完全さを求めることは、大抵求める答えから遠ざかります。

完全さを求めるのではなく、

どんな状態や物質・出来事を求めるのかを明確にすることです。

たとえば、完全なチャネリングを求めるのではなく、

『私にとって最適なメッセージを受け取れる状態を求めます』

あるいは

『私にとって最高の存在と繋がった状態を求めます』

と意識する方がおススメです。

不完全なものがあると思うことは、

この世の半分を否定することです。

それはこの世界のすべてを肯定し受け入れる在り方に比べて、

受け取る恩恵が半減することを意味します。」

Ａ「なるほど…深いですね…

では心が不安定で落ち着いてない、

雑念のあるチャネリングのように、

やり方に問題があるチャネリングはどうでしょうか。」

僕「雑念がある場合は、

チャネリングになっていないことがほとんどです。

自身のマインドによって紡がれた言葉であり、

チャネリングで降ろしたメッセージだと錯覚した状態であったりします。

しかし、だからといって価値がないわけではありません。

その時の自分が為すことはそれが何であれ、

最大限の価値があるからです。

チャネリングをしようとして実はチャネリングができていなかったとしても、

それで完全です。

それが世界のすべてを肯定するということであり、

最大限の恩恵を享受できる在り方です。」

Ａ「この世に無駄なことはないということですね。」

Ａ「雑念があるとチャネリングになってないというのは、

繋がること自体ができてないのか、

繋がれていてもメッセージを受け取れてないだけなのか、

どちらなのでしょうか。」

僕「繋がること自体ができていません。

自分に自信がない時、

世界や存在に対して不信感がある時、

激しい怒りや憎しみで世界が曇って見える時、

チャネリングはできません。

こうした雑念は繋がりを阻害します。」

僕「また、繋がれていてもメッセージを受け取れないケースもあります。

まだメッセージを受け取る準備ができていない時や、

メッセージを受け取ることで悪影響が出る場合(寿命を知ったり、病気が治らないことを知ってしまう時)などです。」

Ａ「ありがとうございました。」

Ａ「チャネリングを学びはじめてからできるようになるまで、

どれくらいかかったのか教えて頂けますか？」

僕「僕の場合はできるようになってからチャネリングについて勉強し始めたので、

できるようになるためには勉強してませんね。

でも、時間をかけたらできるようになるタイプの技術ではないと思います。

自転車に乗るのと似ていて、

コツをつかむ早さに違いがあるだけです。

意識を特定の精妙な状態にもっていければ可能なので、

ヨガ・瞑想・ヒーリングなどに熟練した人なら、

習得は容易だと思います。」

Ａ「わかりました。

チャネリングしてない時でも繋がってしまうことってあるのですか。」

僕「繋がることをチャネリングというので、

チャネリングしてない時に繋がることはないです。

僕にとってのチャネリングとは、

自分が世界と切り離されて孤独であると感じている時間以外のすべての時間なので、

チャネリングしていない時はほぼありません。

ラジオがずっと流れているようなもので、

メッセージを具体的に降ろす時だけ耳を傾けてメモを取ったり人に伝えたりする感じです」

Ａ「勉強になりました。

ありがとうございました。」

僕「どういたしまして。」

 ∧ _ ∧
( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )
(ヽ ﾉ)
U‐U

僕「・・・というやりとりをしたよ。」

aru「いいね。

そのやりとり。

でも一箇所だけ気になったかな。」

僕「(； ･`д･´) どこ？」

aru「低次元な存在と繋がる＝危険ではないよ。

どの次元の存在もそれぞれに学びの機会を提供してくれるから。

相手がどうではなく、自分がそれに対してどう在り、どう関わるか。

見える次元でも見えない次元でもそれは同じ。

気をつけるべきは、【危険性は何ですか？】と問うことで【危険】にフォーカスしている、

その問いそのものだよね」

僕「(`・д́・;)確かにそうだ！

【危険性は何ですか？】と質問されたから、

どうしたら危険なことになるかって考えちゃってた！！」

◯◯「いつも申し上げておりますが、

質問の仕方はとても大事です。

質問によって答えが決まるのですから。

あなた方は『誰が』『何を』言ったかを気にし、最後に自分について考えます。

自分については考えないことさえあります。

ですが、最も気にするべきは常に自分なのです。

本当に大事なのはメッセージを受け取る自分。

次に内容。

誰が言ったかはどうでもいいのです。

誰が何を言うかが大事なら、

学校の先生が素晴らしい教育をしたら、

その先生のクラスの子どもは全員素晴らしい人になるはずです。

誰が何を言うかが大事なら、

釈迦が法を降ろした時点で世界の平和は完了しているはずなのです。

でもその後何千年経っても世界の平和は為されていません。

世界を良くするのは、

そこに生きる一人ひとりです。

一人、また一人と真の自分で幸せに生きる人が増えるごとに、

世界は平和に近づきます。

偉人と呼ばれる人間が一人現れても世界は平和にはなりません。

世界を良くするのはいつだってそこに生きる一人ひとりの存在です。

◯◯「では自分の何を見定める必要があるのか。

これは2つあります。

1つはメッセージを解釈し受け取る力です。

どんなメッセージでも受け取る人の解釈にによって意味が変わってきます。

メッセージを自分の人生に活かせるように解釈して受け取る力を育てることです。

例えば【あなたの人生に起きることはすべてあなたが創造している】というメッセージを受け取った場合。

『自分次第でいくらでも素晴らしい体験をすることができる』と解釈する人もいれば、

『もうどうしようもない、私には無理だ、できない』と思ってしまう人もいるでしょう。

メッセージの内容よりも、

それを解釈し、自分の人生に活用できるものとして受け取る力の方が、重要だとわかるでしょう。

極端な話をすれば、肯定的に解釈して受け取る力がある人にとっては、

誰が何を言おうと人生の糧になるのです。」

◯◯「2つ目は、受け取ったメッセージを人生に活用する行動力を育てることです。

知識は知っているだけでは何も起こしません。

素晴らしい瞑想法、ヒーリング、リーディング、引き寄せの法則、感謝の力…

何をどれだけ知っていようと、使わないのなら何も起きません。

昨年、あなたはタイ式瞑想法が素晴らしいということを知りました。

自分に合った瞑想法をついに見つけたと感動しましたね。

実践していますか？」

僕「(´._.｀)してません。」

◯◯「それが知っているだけの状態です。

そこから一歩踏み出してみてください。

あなたは人生に役立つ多くの知識を持っています。

でも使っていません。

生かしていません。

どんなに素晴らしい大工道具を持っていても、

使わないなら家は建たないのです。

使ってみて下さい。

できれば頻繁に。」

◯◯「一番重視すべきは常に自分です。

メッセージや出来事を肯定的に解釈して受け取る力と、

受け取ったものを人生に活かす行動力を育てて下さい。

それができれば、もはや誰が何を言ったかを気にする必要はありません。

すべてがあなたの人生の糧になるでしょう。」

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