内観ではなく観察する。
職場でも家庭でもだけど、
誰かに嫌なことをされたり言われた時って、
よく過去にあった似たような嫌なことを思い出してひどく不快になりがちだ。
逆に、嬉しいことを言われたりされたりしても、
過去の似たようなことを思い出すことはあまりない。
例えば、親にゲームばっかりしてないで勉強しなさいって言われた時は、
過去に同じように注意されたことも連想して2倍腹が立った気がする。
逆に、お年玉をもらったりした時は、
去年もらった時のことを思い出して2倍嬉しかったなんて記憶はない。
これは明らかに未消化な感情体験と完全消化感情体験の違いだと思う。
つまり、嫌な体験は未消化な感情が封印されてるから、
同系統の体験によって不快感情が浮かび上がってくる。
良かった体験は完全に消化されてるから、
浮かび上がってこず、【今を生きる状態】になる。
よく「楽しいことや好きなことをしろ」というスピリチュアルメッセージがある。
個人的な解釈だけど、これは「好きなことや楽しいことをしている時は簡単に今を生きれるからいいよ」という意味だと思う。
嫌なことを体験しつつ今を生きるには、毎回完全に消化しないと難しいし、
それができる人はそもそもすべてをあるがままに観て快不快に惑わされない意識状態の人だと思う。
僕みたいに嫌な感情体験をうまく消化できない人は、
好きで楽しいことをする時間を増やす方が現実的なのだ。
さて、未消化の不快体験が積み重なる現象、どうすればいいのか?
僕「(´+ω+`)これ、どうすりゃいいんですかね。」
◯◯「嫌な体験をするたびに完全に消化する。」
僕「┐(´д`)┌それができりゃー誰も復讐とか仕返しとかしないっスよー
忘れてない、忘れられない、許せない・・・
そんなんばっか。
(´д`)それが普通っしょー。」
◯◯「では次善の策として、【観察】することですかね。」
僕「(´・ω・) 観察するのは【自分の感情】か?」
◯◯「ええ。
嫌な体験をした時に、
『今感じているこの感情は、今この瞬間に生まれた分だけだろうか?
過去の何かも合わせて呼び起こされているだろうか?』と観察するのです。」
僕「観察してどうするの?」
◯◯「いや、観察して終わりですけど。」
僕「(`・д́・;)ええー」
◯◯「いやいや、本当にきちんとやれば、
観察で十分な効果が得られるんですよ。」
僕「『本当にきちんと』の部分詳しく。」
◯◯「まずは不快な感情を処理しようとしないことですね。
とかく問題が発生すると解決しなければならないと思いがちですが、
別に放置してもいいわけです。
火事が発生したら水をかけて消火しなければならないと思うでしょうが、
実は燃え尽きるまで放置していてもいつか火は消えます。
燃えるのは燃えるものがあるから燃えるのです。
感情の場合は燃えるものがなくなるまで燃やすことの方が大切です。」
僕「燃えるものって、この場合は何?」
◯◯「また難しく考えてますね。
実際にやった方が理解が早いでしょう。」
僕「(`・д́・;)嫌な予感・・・」
◯◯「あなたの中に残っている不快感情を刺激します。
よろしいですか?」
僕「(; ・`д・´) 一応許可はとるのか…」
◯◯「それはそうでしょう。」
僕「(*`・ω・´)僕の中の不快感情を刺激することを許可します。」
◯◯「あなたのそういう仕事熱心なところ、尊敬しますよ。」
◯◯「大学生の頃にアルバイトで先輩から『使えねーなあ』と聞こえるように言われたことがありましたね。」
僕「( ̄ε ̄#)あったわー
あん時は落ち込んだし逃げたい消えたいって思ったけど、
今だと普通にむっかつくなー」
◯◯「その感情、処理しなくていいのでしばらく感じていて下さい。」
僕「感じるっていってもなー
20年も前の体験だし、思い出してみたけどすぐ終わっちゃったよ。」
◯◯「『使えねーなあ』のセリフを思い出して湧き上がったその感情、
他の場面でも味わった記憶はありませんか?」
僕「・・・・・・
(`・д́・;)ある!
しかも結構ある!」
◯◯「どこで感じましたか?」
僕「Amazonの倉庫でバイトしてた時にもあったわ。
誰かに『使えないやつ』って言われたわけじゃないけど、
Amazonってアルバイトメンバーの仕事の成績が、
順位表になって張り出されるんだよね。
そんで成績表を見た時、俺は下から数えた方が早かったからさ、
その時感じた感情が、『使えないやつ』って言われた時に感じたのと同じだわ!」
◯◯「ではまた感じて下さい。」
僕「( ˘ω˘ )あー惨めだなあ…
かっこ悪いなぁ…
でも頑張ってもみんなみたいに速く仕事できないしなぁ…
嫌だなぁ…
こんなもんか。
あれは嫌なシステムだったなあ・・・」
◯◯「では次行きます。」
◯◯「ホームセンターでアルバイトしていた時に、
どうしても仲良くできない中年女性スタッフがいましたね。」
僕「(`ω´)いた!
俺がミスするたびに超嫌な目で見られた。
くっそー!
あ、これも『使えないやつ』って言われた時の感情と同じだわ。
怒りもあったのか。」
◯◯「ではまた感じて下さい。」
僕「(`ω´)くっそー!
うぜえー!
人間誰だってミスぐらいするだろうがよー!
人のミスに嫌な顔してなんかいいことでもあるのかよー!
あんたがミスした時は俺はカバーしようと動いたのにー!
(`ω´)ふーふー!
(´・ω・`) ふーふー・・・
(´-ω-`)あー俺かわいそう。よしよし。
。・(ノД`)・。嫌だったね…」
◯◯「そうそう。
苛立ち、怒り、悲しみ、次から次へと異なる感情が湧き上がるでしょう。
それらを自然の流れに任せて感じ続けましょう。」
僕「(´+ω+`)なんか疲れてきたよー」
◯◯「では休みましょう。」
∧_∧
( -ω- ) ふぅ〜
( つ旦O
と_)_)
◯◯「どう思います?」
僕「何が?」
◯◯「この3つの場面と、湧き上がる感情について。」
僕「・・・こりゃ俺が創造してるな。
メイドイン俺だわ。」
◯◯「どうしてそう思いますか?」
僕「自分が仕事がうまくできない時に、
『使えないやつ』って見下してる人がいるって決めてかかってる俺がいる。
全員がそう思ってるに違いないなんて病的な思考はしてないけど、
少なくともそこに強くフォーカスしてる俺を観察して発見した。
これは歪んだ認知だわ。
そして認知は創造に至る。
自分の信念体系が自分の生きる世界を創るからな。」
◯◯「では、湧き上がったその感情も、
自分で『そう感じることを選択した』と思えますか?」
僕「(`‐ω‐´)むぅ・・・認めるのはかなり抵抗を感じるアホさ加減だが、
自作自演だな。
Amazonの時なんか誰にも何も言われてないのに、
勝手に自分で決めつけて落ち込んだわけだし。
『この感情を感じると決めて感じた』といえるな・・・」
◯◯「そうですね。
要するにですね、
最初に『使えないやつ』と言われた時に押し殺した感情が、
ずっとSOSを出していたのです。
『ちゃんと消化してくれ』とね。
だから同じ感情が湧きそうなイベントを創造して、
同じ感情を味わうことを主体的に選択しているのです。
あなた自身が創造して、
あなた自身がその感情を味わうと選択して味わっているのです。」
僕「それはわかった。
で、どうやって消化するかだよ。
(`ω´)そこを知りたいんだが?」
◯◯「もう教えました。」
僕「?」
◯◯「『使えねーなあ』と言われたシーンを思い出して下さい。」
僕「(´-ω-`)刺激していいって許可したけど、
そう何回もトラウマセリフをリピートすんなよなー・・・
あれ?
(・ω・)あんまり腹立たないかも。」
◯◯「あんまり?」
僕「(`・д́・;)全然腹立たないかも!」
◯◯「本当に?」
僕「(´-ω-`)いや、全然は言い過ぎたわ。
ちょっとはまだ腹立つわ。」
◯◯「ではそこにヒーリングエネルギーを流して下さい。」
僕「Elias REIKIを流します。
俺の中にある『使えねーなあ』と言われて傷ついた体験にエネルギーを流します。
最高最善のエネルギーを流します。
私は癒しが起こることを許可します。」
∧_∧
(。・ω・。)つ━☆・*。
⊂ ノ ・゜+.
しーJ °。+ *´¨)
◯◯「癒しが起きた様子を観察しました。」
僕「観察されました。
(*`・ω・´)効いたわ。
クリーンかつ静寂、でも明朗晴天って感じだ。」
◯◯「感情の観察によってほとんど消化済みでしたからね。」
◯◯「いかがだったでしょう?」
僕「( ¯ω¯ )まあ…確かに考えるよりやってみた方が早いな。」
◯◯「観察だけで十分な効果があるでしょう?」
僕「観察ね・・・内観だろ、これ。」
◯◯「内観とはちょっと違う分類のつもりなんですよね。
目撃して欲しいのです。
内観は気づくのですが、
観察は目撃するのです。
内観は自分がいて成立するのですが、
観察は自分が観察者である必要はないのです。」
僕「???」
◯◯「世界にあなたを観察させるような感覚です。
自分の目線や自分の感情をターゲットにするのではなく、
世界の視点で、感情を味わっているあなたという存在を世界に体験させるという感覚です。」
僕「なるほどわからん。
わからんが、さっきの感覚がそれという解釈でいいのなら理解できた。」
◯◯「結構です。」
◯◯「不快感情が発生するたびに綺麗に消化するか、
そもそも不快に感じないほど中庸な状態で存在するのがおすすめですが、
すでにいくつも蓄積・封印された不快感情については、
観察や内観で消化すると良いでしょう。」
僕「了解。
(´-ω-`)でもこれ疲れるから、またなんかムカついた時にやるわー。」
終
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