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【平成を語る】大好きなあの方

4月27日は、星のカービィさまのお誕生日。

私はこの方が大好きだ。

1993年(平成5年)からずっとだから、26年越しの愛ということになる。

どこがそんなに素敵なのかということを、この機会にまとめてみよう。


○描きやすい

ファミコンソフト「星のカービィ 夢の泉の物語」は、起動するとキャラクターの絵描き歌から始まる。

子どもでも気軽に描けてこそ人気キャラクターである。

ただ、そのわりにカービィの落書きを描いている人を自分以外に見たことがない。

どいつもこいつもスライムばっかり描きやがって。鳥山明つおいなッ!

ちなみに冒頭の画像は私が描いたもの。

キットパス(http://www.rikagaku.co.jp/items/kitpas.php)という、どこにでも描ける不思議なクレヨンを購入したとき、パソコンのモニターに描いた。『うん。描ける描ける』とか言いながら。


○かわいい

これは自明なので割愛する。


○敵を吸い込んで能力をコピーする

これは、一番最初に発売されたゲームボーイ版では搭載されていなかった機能だが、彼のゲームキャラクターとしての特徴を際立たせていると思う。

ハンマーを振り回す敵がきたら、吸い込んで、自分がハンマーを振り回せるようになる。

U.F.Oが来たときには、吸い込んで、みずからがU.F.Oになってしまう。

これはビジネスの姿勢として大切だ。

出会った相手を、やっつけるのではなく吸い込み、消化し、その能力を自らのものにする。

この能力の奥深さは、社会に出てからつくづく感じるようになった。わたしもそんな懐の深いビジネスパーソンでありたい。(スウーーー)


○声がすごい

ゲーム内ではそれほどしゃべるイメージがない彼だが、マイクを吸い込むとさあ大変。歌声で敵をやっつけることができるのだ。オペラ歌手がソプラノボイスでガラスを割ることがあると聞いたことがあるが、これで敵を倒せるというのはかなりの大事件である。

「かれがうたったあとには、ぺんぺんぐさもはえなくなったとさ」

「なぜうたっているだけなのにてきがやっつけられるのかな?」

ゲーム内ではそのように語られる歌声。

“ペンペン草も生えない”という、たいへん昭和的な表現で語られる彼の歌を、一度でいいから聞いてみたいものだ……グフッ


○グラフィックスと音楽が素敵

カービィの暮らすプププランドのデザインは、実に色彩豊かで美しい。正直、プププランドに棲みたい。こんな景観のいいところで暮らせたら、さぞ老後は幸せであろう。

そしてゲーム音楽もいい。実のところ、ゲームをやっていた時間よりもサウンドトラックを聴いて過ごした時間の方が長いかもしれない。寒冷地のBGMの優雅なワルツ、さまざまなアレンジを持つグルメレースBGM、そして名曲『グリーングリーン』。オーケストラアレンジなどは、荘厳すぎて若干泣ける。私だけかもしれないが。


そんな感じで、憧れる要素しかない星のカービィ。

その性別や名前の由来がスタッフにもよくわからないというファジーさを内包しながら、彼は今日も友のため、プププランドの平和のために、飛んだり吸い込んだり眠ったりしているのだろう。

それを想うと、幸せだなあ。







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