夢日記202406

20240630
会社に行ったら、ドアや壁に沢山の貼り紙が有った。
改装中だと言うことで、中に入ったらデスクも何もかもが取り払われ雑然としている。
どこで仕事をすれば良いのか分からず、みんな右往左往していた。
ホワイトボードに私宛の書類が有るので、取りに来るよう書かれていたが、庶務がどこに有るのかも分からない。

大机に書類が沢山並べられていて、みんな一枚ずつ取っているので、私も並んで手に取ったが、どれもこれもただのチラシだった。
流れで動いているうちに、建物の外に出てしまった。

大きな門構えの立派なお寺が見えるので、近づいて門の隙間から中を覗いたら、門から庫裏に向かって巨大な藁で出来たヘビが吊り下げられていた。
お寺ではなく蛇神社なのだろうかと思う。

周囲を歩くと、かなり古い工場街のようで、赤茶けた道の表面を薄く水が流れている。遠くの方は、もう水没しているようだ。
廃屋になった和風建築の家が有ったので、上がって茶色くなった畳に足を乗せたら、すっかり水を吸って腐っていたのか踏みぬいてしまった。
悪いことをしてしまったと、早々に立ち去る。

水が流れる道の真ん中を、赤い鯉がピチピチと跳ねている。
灰色の作業着を着た中年男性がそれを捕まえ、工場脇に有る自作の焼台のカゴにセットして焼き始めた。
すぐ隣の工場でも、高齢の男性が同じように鯉を丸焼きにしている。
どうも、この辺ではありふれた食材らしい。

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