国会議員の逮捕について

昨年7月の参院選をめぐり、前法相の衆院議員、河井克行容疑者と妻で参院議員の案里容疑者が公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された事件ですが、最近になり議員や市長などが続々とゲロし始め真相が明るみに出始めました。


河井氏の「私が逮捕されんなら逮捕されるのはいっぱいいるわ」的な発言からも分かるようにこの逮捕って何をいまさらの感があるというか・・・地検も今まであまり触れなかったのに、今回広島地検の方は忖度無しに闇を暴いちゃったという感じなのかな。逮捕された夫妻からしたら「なんでうちらだけ??聞いてないよ~」状態ですね。


しかしながら今回刺客とも言われる案里議員を送られ追い落とされた溝手氏は元国家公安委員会委員長、もし落選したら選挙後にこの手の騒動になるのは関係者も読めなかったのですかね??、


候補者は①基本的に当選したかったら金をばら撒く⇒②利権団体や有権者はお金貰っちゃったし当選させる⇒③当選者は利権を②の人らに配ると同時に立場を利用しまた怪しい資金を貯める⇒①に戻る の延々ループで国が良くなるわけないわなこりゃ。

いやはや電通・パソナらのトンネル横流しといい、その後のマイナポイントも同様のトンネル横流しスキームでやろうとしてたり、今回のこれにしても河井氏は1億5千万もの資金を自民党からも渡されそれを右から左に横流しして票をかためるという毎度のパターン。

どうしてこう上級国民の皆さまは一般国民がちょっと目を離すとすぐムーディ勝山やり始めちゃうんですかねぇ。「右から、右から~ お金が来てる~♪ 僕はそれを左へ受け流す~♪」 

あの歌詞を議員会館や省の本庁舎で合唱してそうで怖いす。もう「ムーディる」という単語をこの世に広く知らしめ、国民の皆さんにこのパターンの悪事を認知させ再発防止のために監視の目を増やすしかないんじゃないんですかねぇ。

マスメディアもこういうことが明るみに出るたびに「○○会社と○○の関係者がムーディりました。」とかバンバン放送しちゃうなどして。


冗談はさておきホント政治家が国民の為でなく自分を支持する団体の利権の為にだけ働こうとする世の中はもう飽きました。

このコロナ禍でも相変わらず金持ちのほうしか見ないで政治を行っています、国民につつかれようやく救済措置をとり始めましたが、国民を助けるにしても給付金・助成金をやったりはするが減税はしない・・・なぜなら減税しても自分らにうま味はないから。給付金・助成金事業ならいつものスキームを使ってまたオイシイ思いができると政治家は思っているんじゃないのだろうか??

いささか穿った見方かもしれませんがさすがに国民の多数も段々こう思い始めているのではないでしょうか。


ドイツなども日用品、生活必需品の消費税は軽くしています。日本は いつまで庶民に過酷な思いをさせるのですかねぇ・・・消費税は富裕層以外には過酷な生きるための税金。
なのに議員さんは「消費税を上げるのにあんなに苦労したんだから下げられない」「いったん消費税を下げたら次に上げる時にはまたひと悶着あるだろうから簡単には下げられない」

これらの発言は消費税減税より給付金・助成金事業やって一儲けの流れにもっていくための言い訳にしか聞こえないんですよね。だったら期間限定で消費税さげたらいいじゃないですか。

思うのですが、最近何かちょっとまずい事しようとすると誰かが察知してすぐ何かに書いちゃう、するとそれが拡散という正義の名のもとに風に乗り広がり、昔よりはるかに多くの人の知れるところとなってしまう。

このネットによる可視化時代にこういうことはもう流行らないと思うのですよねぇ。

現職議員が在宅起訴でなくタイホされちゃう感じにもなってきてますしね。そろそろクリーンに行きませんか?


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