医者とコロナと診察。

2024年6月16日 18時18分

医療専門家のSNSでマスク推進派とコロナは風邪派の患者は診察説明の際、全く違う、というツブヤキをしていた。彼にとって、未だにコロナを怖がる人は、公衆衛生を重んじる思慮深い人間で、そうでない人は思慮の浅く、野蛮な人間らしい。さらに彼は、野蛮な人間の瞳の奥には、恐怖の色が滲んでいる、らしい。

何故、恐怖の色が滲んでしまうのだろう。恐怖を覚えるのは、当たり前の事だ。医者と患者の間には、知識量の圧倒的な差があり、言い争いでは患者が圧倒的に不利だからだ。自分達は医者を何と無く素晴らしい存在だと思っていたし、専門家の話しには、取り敢えず従うべきだと信じていた。医療関係者を格の高い存在だと信じていた。

ガソリンスタンドに行った際、店員についでに薦められた物を何と無く買う。ディーラーが出してきたサービスを何と無く受け取る。医者にとって思慮深い患者は、都合の良い客と同じだ。

コロナ騒ぎでは、それが如実に表れたと思う。必要かどうか分からない検査や、大袈裟な防護服を半ばパフォーマンスの様に利用し、医療関係者を聖人の様に扱い、その曲、空床補助金を受け取りながら患者の受け入れを拒否していた医療機関には何とも言わない。

東京五輪に反対していた方々は、その点をより騒がなければいけない。

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