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【自主大会優勝&ベスト16】リザードンデッキのメモ

こんにちは、ハヤシンです。
久しぶりの記事になりますが、今回はリザードンを使って参加した2つの大会の記録になります。
誰かの参考になれば幸いです。


◇最近のリザードンデッキについて

はじめにデッキ選択について触れておきます。
ポケカに限らず、カードゲームにおいては様々なデッキタイプを理解し、使いこなすことがベストです。環境的に不利なデッキは無理に使わず、有利なデッキを選ぶのが勝ちへの近道ですからね。
しかし、私は個人的に炎タイプか水タイプをメインに据えたデッキを選んで遊ぶと決めているので、リザードンかソウブレイズあたりで勝負するしかないなーくらいの気持ちでデッキを選んでいます。
そのため、他の環境デッキと比べた使用感や強みを語るというよりは、環境のメタに対するアプローチや、その考え方という点をメインに綴っていくところはご了承ください。

本題に入ります。最近の環境についてですが、個人的な使用率ランキングをつくると↓な感じかなーと思っています。

tier1.ライコポン、リザードン
tier2.ドラパルト、ソウブレイズ、レジドラゴ
tier3.トドロクツキ、ルギア、サーナイト
tier4.ミライドン、カビゴン、その他
※あくまで「使用率」としています。

色んなデッキがバチバチに睨み合っていますね。その中でもリザードンの使用率は高い方ですが、立ち位置が良いかと言われると難しいです。個人的に、今の環境はリザードンを起点に回っていると考えていて、どのプレイヤーもリザードンへのアプローチだけは忘れていません。この群雄割拠の環境を読み切り、リザードンメタへの解答を用意しつつ、リザードンミラーの立ち回りも抑えた上で、60枚という限られたデッキの枠を使いこなすことが、リザードン使いには要求されています。

もうてんてこ舞いですね。いつか自分も全てを完璧に兼ね備えたいとしみじみ思います。

①魚沼祭で使ったレシピと解説

まずは8/24(土)に新潟県の魚沼市で開催された魚沼祭で使用したレシピです。この大会は知人のグレーグルーさんが主催している大会で、当日は46人のプレイヤーが集まっていました。
魚沼市でポケカのイベントをつくりたい!という思いで小さな自主イベントを始めた頃からずっと知っているため、この規模の大会を開いている姿は本当に尊敬です。自分も少しだけサブイベントのお手伝いをしました。

○当日のリスト

成績は予選5戦全勝、トナメ全勝の1位!優勝!

デッキコード:3MpMy2-W6xoZQ-MXSUyU
確か全部先行だった気がします

ニンフィアとソウブレイズのデッキが発売される前で、ステラミラクル環境終盤の大会でした。
知り合いが多い大会でもあったので、この時意識していたことは↓の2つ。

・大空洞環境なので闘オーガポン対策は忘れずに
・色んなデッキに当たりそうなのでメタは広く浅く

デッキの8割は見たまんまだと思うので、個人的にこだわったところだけ説明しますね。

○エーススペックについて

この時は万能に使えそうなアンフェアスタンプを採用しました。万能感で言えばプライムキャッチャーも気に入っていましたが、アンフェアだとマナフィ無しでも月光手裏剣やトライフロストに対して強い返しができる点がデッキの枠に余裕ができて良いかなーと思ってます。

○ボスの指令の枚数は1枚?

個人的にリザードンデッキは基本カウンターキャッチャーで事足りるので、ボスの指令は終盤以外あまり使わないと感じています。
しかし、1回しかボスが使えないと戦略の幅が狭すぎたので、今回はフトゥー、ネジキ、ボスの3枚を再利用できるように友達手帳を入れることで、実質的な枚数をかさ増ししています。
ただ、ボス2枚でサイド落ちケアする方が良いという意見もごもっともなので、悩ましいです。

○元気の鉢巻の採用理由

常時ダメージが+10点できる少し珍しい道具です。このカードを入れた理由は「リザミラーでちょっと勝ちやすくなるから」ですね。
たとえば相手のサイドが4枚の時にサマヨールのカースドボムで相手のリザードンに50点を置いた時、この道具があると、その後のバーニングダークが270点+10点で280点出せるようになります。
ダメカンが50点乗ったリザードンの残りHPが280となり、ピジョットの元々のHPも280であるため、2ターン連続でサイドを取り進めるプランが取れるようになります。負けん気鉢巻はだいたい1体倒した次のターンは効果を失っているので、常に10点ダメージが伸びるのは意外と強いです。
まあ当日リザミラーしなかったので、ここのメタ読みは外したなーと思いましたが‥‥。

○結果と感想

当日は運に助けられたところもありましたが、まさか優勝するとは思っていませんでした!魚沼祭はグレーグルーさんが主催するイベントの中ではある意味集大成のようなものだと思ったので、最高の結果を残すことができて本当に嬉しかったです。

②トイニティCSで使ったレシピと解説

さて、魚沼祭から続く二つ目は9/15(日)に新潟県の三条市で開催された第3回トイニティCSで使用したレシピについてです。この大会は参加者が200人を超える、新潟県内で最大規模の大会となっています。予選6回戦スイスドローの後、上位16人がトナメ進出となる形式でした。
過去2回参加していますが、2回とも4勝2敗で予選落ちしていたため、今回こそはと意気込んで臨んでいます。結果は果たして‥‥。

○当日のリスト

成績は予選5-1の13位でトナメ進出(自己ベスト!)
トーナメント1回戦敗北で最終順位ベスト16

デッキコード:M3RX2E-py9Z2q-ppM22y
当日のマッチアップ、レジドラゴは回避したかった‥‥

このリストで意識したことは、ざっくり3つです。

・予選で最低5勝するための安定感
・ソウブレイズデッキへの対策
・コントロールデッキへの対策

今回の大会で決勝トーナメントに進出するためには、予選を5勝1敗してもオポネント次第となるため、より安定したレシピにすることが一番大事だと考えていました。
それではレシピの説明に入ります。

○エーススペックについて

魚沼祭以降、使いやすさからアンフェアスタンプが手に馴染んでいたのですが、今回は前日の夜、急遽ヒーローマントに鞍替えしました。というのも、トイニティCS前日のシティリーグ新潟でソウブレイズが優勝したのが理由です。
元々ソウブレイズは良いデッキだと思っていましたが、シティ優勝の実績が生まれたため、自信を持って使ってくるプレイヤーが増えると予想しました。アンフェアスタンプで勝つのが少し難しい相手だと感じているので、安定して勝てるようにヒーローマントを選択しています。
当日はソウブレイズにも当たり、ライコポンと対戦する時にもヒーローマントを使ったため、今回はうまくハマってよかったですね。

○リザードンラインの解説&マナフィの有無

リザライン2-2-4,マナフィ無しとなります。
なんだかリザをよく使ってる人から採用枚数に対するツッコミとか、前回はアンフェアスタンプだったからマナフィ抜けたんじゃないんかいという声が聞こえてくる気がします。
一応こうなった経緯を書きます。長くなります。

まずヒトカゲとマナフィに関しては、何度かヒトカゲ3枚マナフィ1枚の構築で練習しました。しかし、やればやるほど「このマナフィがヒトカゲだったらなぁ‥‥」と思う場面が多く、マナフィの採用に疑問を持ち始めました。
そこに追い打ちをかけてきたのが、コントロールデッキがやたら多いという新潟県独特の環境です。マナフィがバトル場スタートするだけでほぼ負け確になる対面が、高確率でトナメ進出すると予想していたため、優勝を目指すならマナフィは抜いたレシピで勝負するべきだと考え、不採用にしました。
(実際当日の予選最終戦はバッフロンコントロールにあたり、最終ベスト4にカビゴンが3名も入っていたため、読みは悪くなかったと思っています)

そうなると「ヒトカゲ3枚でデッキの枠に余裕を持たせる方が良いのでは?」という話も出てくるわけですが、私はリザードンデッキの理想のスタートポケモンはヒトカゲだと考えているため、ここの安定感を落とさないために4枚採用にしました。
1枚をヒートタックルにしてるのはトドロクツキや闘オーガポンの突破に使うことがあるからですね。

また、リザードンとリザードが2-2になってるのも地味に「なんで?」ポイントですが、とりあえずリザードンはデッキの中に1枚残っていればゲームが成立するのでサイド落ちケアの2枚で十分だと考えています。その上でリザードが2枚も採用されていますが、こうした理由は正直「なんとなく」です。
リザード1枚で、サイド落ちケアなしで5勝できるのかな‥‥と不安になったため2枚にしました。素引き率も上がるので、快適にプレイできるという意味ではこの枚数で良かったかなと思います。
ちなみにリザード2枚になっていてもドラパルト対面は不利なままで対して変わりません。

○ブライア、ネジキ、崩スタ不採用の理由

どこからともなく「ありえないでしょ!」という声が聞こえてくる気がします。自分も割とそう思ってます。ですが、今回ブライア、ネジキ、崩れたスタジアムを不採用にした理由は単純です。
この3枚はうまく決まれば強いカードですが「採用していないと負け確になる対面」がほぼ存在しないカードなので思い切って抜きました。
すでに説明したとおり、今回の大会は5勝1敗が決勝トーナメントに上がる最低ラインとなります。少しでも事故を減らして勝負できる60枚にするため、2枚目のリザードや4枚目のペパーを入れることで安定感の底上げを狙っています。

○マグマの滝壺の採用理由

その上でなぜか採用されているマグマの滝壺ですが、この枠はスタジアムなら何でも良かったです。なんなら当日会場に移動してる車中、「ポケモンリーグ本部でも良いかなー」とか悩んでます。
相手のポケモンの道具を消すロストスイーパーにプラスして、スタジアムがもう1枚欲しいと思っていましたが、前述のとおり崩れたスタジアムは必須だと考えていません。
そこで、今回は輝くリザードンを動かしやすくできるマグマの滝壺を採用してみることにしました。最近のリザードンはエネルギーの枚数をギリギリまで削りがちなので、少し余裕を持ってエネをつけられる点が推しポイントです。
また、当日は当たりませんでしたが、ボムパルキア等にヒトカゲが枯らされて虚無のまま負けるパターンが生まれがちだったところが、滝壺+まけんきハチマキ+かがリザのコンボでパルキアを倒して捲っていくプランが生まれるため、個人的には崩れたスタジアムより好きなカードです。

○結果と感想

今回は個人的に割と攻めたデッキ構築にしたなーと思っていますが、初めて本戦進出を達成できたということでホッとしています。欲を言えばもう少し勝ち上がりたかった気持ちもあったりしますね。
しかし、この大会は本当に強い人ばかり参加してくる大会なので、その中でベスト16まで入れたことは大きな自信になりました。

◇今後に向けて

次の自分の目標はシティリーグになります。
CL東京は抽選落ちしたので、どんな環境になるか楽しみにしながら、参加する友人たちを応援していようと思います。

また、全然別件ですが、魚沼祭でVunionレイドバトルという特殊ルールをグレーグルーさんと2人で勝手につくって遊んでいました。割と好評だったので、そのうち遊び方をnoteにまとめようと思います。

長々とした記事になりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それではまた〜ノシ

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