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PKの極意。

今日もご覧頂きありがとうございます!
はやです。

今回はファジアーノ岡山の記事じゃないですがお許しください🙏🙏

浦和vs全北現代のACL準決勝。
西川選手のPK2本阻止。痺れましたねぇ。

あれは本当に西川選手らしいさすがなPK戦でした。
個人的に西川選手はPKにめっぽう強い印象が凄いあるんですよね。

2013年の【天皇杯 広島vsFC東京】
覚えておられる方も多いんじゃないでしょうか。
あの時の当時広島の西川選手は確か3本止めて自分も4番目に蹴っては成功させて見事勝利しましたね。

PK戦はGKの見せ所。
アピールのチャンスにもなり止めればヒーローです。

今回は自称『PKストッパー』だった僕のPKに対する個人的な考えを書かせて貰おうかと思います。
少しでもGKをやってる方達のお役に立てれば嬉しいです。

1、PKに対するメンタル、心構え。

小3〜高3までの10年、GKをしてました。
公式戦で延長戦→PK戦も4・5回程経験しました。
PK戦の成績は全勝です。笑

まず、PK戦になることが決まった瞬間。

『勝ったわ』

これでした。

『負ける気せん』
これら2つを言い聞かせてPK戦に臨んでました。

なのでPK戦だけはやたらと強気で緊張は全くしませんでした。なんなら楽しんでやろうと。

GKに注目されるPKに対するワクワク感は半端なかったです。
まずは強気でPK戦に突入することが1番です。

2、いかに威圧感を与えるか。

限界まで手を広げてゴールを狭く見せる。

これが意外と効果あるみたいです。
キッカーもPK戦は物凄く緊張するものです。
(ワクワクするという猛者もいますが大半は外したらどうしようというのが多いです)

思いっきり手を広げてゴールを狭く見せて威圧する。
手を広げずに構えるとゴールは本当に広く見えます。
『余裕で入るわ。』そう思われて緊張を解してしまう可能性も。

いかに相手に威圧感を与えるか。
そう考えるのも凄い大切です。

3、PKは心理戦。

極端な話、自分の得意な方向にずっと飛んで1本止めればそれでチームが勝てるかもしれません。

ひたすら同じ方向に飛んでいるのがキッカーにバレても『こいつ次は逆に飛ぶかも。』と思って連続して飛んだのと逆の方向に蹴るのは意外とリスクがあるものです。

これも立派なPKに対する駆け引き。心理戦です。

他には相手の目線、助走の距離、角度、軸足の向き。
などが心理戦の内容として挙げられることが多いですね。こちらについてはまた別の回で詳しく書きたいと思います。

4、セービングに対する考え

僕はPKの際、監督に必ず『どっちかに飛べ!』や『真ん中は捨てろ!』といつも言われてきました。

こう言われてきた方も少なからずいるのでは無いでしょうか?

これが100%正しいかと言われれば微妙ですが90%は正しいかと思います。

PK戦の勝利のカギですね。

これも心理戦ですが、ど真ん中に打ってくる選手って意外と少ないんです。
ど真ん中に打ってくる選手は相当メンタルが強いと思ってもらっても良いと思います。
メンタルが強くないと蹴れない場所です。

なんせGKはど真ん中が1番反応しやすいわけですからね。蹴った後でも真ん中に来ると分かれば飛ぶのをやめて止めることも可能ですから。
キッカーからすれば1番リスクが高い場所です。

上記を踏まえてキッカーも大体左右どちらかに振ってくるはずです。
大体GKもどっちかに飛ぶはずです。

そこで僕が言いたいのは、GKは蹴った瞬間に

『真ん中に来ると思ったら足でクリアしろ』です。

これは必ずどっちかに飛べと言われてきた僕が大切にしていた部分です。

西川選手の2本目のPK阻止シーンも足で弾いてましたね。

真ん中は捨てても良いと言われてきましたがPKに捨てるもクソもないですからね。
その1本を止めることでチームが勝てるかもしれないわけですから。

蹴った瞬間に真ん中だと思ったら思いっきり飛ぶのをやめて足で弾く。

横に倒れるぐらいの気持ちで臨めば大丈夫です。
手で止めることは考えずに足で弾くことだけを考えることです。

それでど真ん中の上をぶち抜いてきたらそれは本当にノーチャンスです。
相手を褒めましょう。笑

5、おわりに

ざっと僕のPKに対する考えはこういったところです。
PKはGKがヒーローになれる場所。
こう言い聞かせてやってきました。

とにかく強気で臨むことが大前提です。
弱気で臨んでも勝てないと思ってます。

しょうもない考えですがこれで少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました!!

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