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吉岡茉祐BDイベント Thank You For Coming感想(改訂版)

イベント概要

日付 2019年11月17日 日曜日

天候 晴 翌日の気温を思うと暖かい

場所 サンリオピューロランド エンターテイメントホール

概要 昼の部 13時開演 夜の部 17時開演

構成 昼の部 (テーマ:いままで)

お便り・トークパート グッズ情報 ライブパート お見送り会

   夜の部 (テーマ:これから)

お便り・トークパート 朗読会 グッズ情報 ライブパート お見送り会

イベント感想

入場前

久しぶりに多摩センター駅で降り立った。思えば大学卒業以来になるので、10年ぶりの景観である。本屋がなくなり、SEGAもない。しかし飲み会後によく利用していたカラオケ屋はまだ健在だった。白木屋はまだあるだろうか? そんなことを思いながら赤レンガ調の道を進んでいった。

そもそもサンリオピューロランドなど、多摩動物公園と同じく大学時代に訪れたこともない場所だったので、メルヘンなイメージが先行し、果たしてどんな空間で行われるイベントなのか、一抹の不安を抱えながら入り口をくぐろうとしたが、止められた。というかチケットは特設カウンターで一度見せてフリーパスをもらうらしい。よく見ると看板も出ている。改めて入場をすることになった。荷物検査が通常のライブよりもしっかりしている。これが長いこと子供に好かれるアミューズメントパークを支えてきたシステムなんだなぁと変なところに関心をしてしまった。

物販

マフラータオルは夜の部で完売という話を聞きました。おめでとうございます。嬉しかったのはランダムブロマイドのセット売り。コンプリートセットを買うと全種類がコンプリート出来るという優しさあふれるセット。ブロマイドが欲しい人には助かるやつですね。おまけにセット特典もつくので、本当に優しいセットですね。

昼の部

「今まで」がテーマの昼の部。MCに田中美海さん、ゲストに藤田茜さんをお迎えして始まりました。田中さんはご存じWUGのメンバーなので、デビュー同期、同じ釜の飯を食った仲です。藤田さんはここ最近で距離が近くなった声優さんというイメージです。昼は田中さんの意識が若干MCに引っ張られていた気がしましたが(それでも時間通りの奇麗な司会進行)、夜になるとさすがの的確な擬音を使って、トークテーマを盛り上げてくれました。戦友であり、相棒であり、妹の推しであり、といろいろな角度から吉岡さんを見ている田中さんの意見は一ファンからはとても貴重な情報源であることを改めて認識しました。藤田さんはそんな田中さんと比べると、また角度の違った知り合い。ぐっと距離が近くなったのも最近の話。だからこそ、の感想が得られるの同時に、この対比がこのイベントでは重要なのだと改めて感じた。いわゆる基本を忘れてしまうストッパー役ってことです。田中さんが玄人すぎるので重箱の隅をつつく、わかりてなのに対し、藤田さんはオーソドックスにいいところをつくので1から10までちゃんと補えるのですよね。また3人全員がお互いの役割をちゃんと把握しながら、イベントが進むのでとても聞き取りやすかったです。

そんな二人の登場後に、ブロマイドの衣装に身を包んだ吉岡さんが最後に登場し、まず最初のトークパートはアルバムコーナー。吉岡さんのこれまでを写真や動画で振り返るコーナーでした。声優時代のものかと思えば、どんでもない。0歳のころから振り返る、まさにアルバムコーナーでした。劇団ひまわりに所属していた時分の子役としてのお仕事のお話や、ドラマに出演していたころの話。クラシックバレエの白鳥の湖の踊っているところの動画などまさに「吉岡茉祐」の歴史を知るコーナーになっており、「小僧寿し」「お宮さん」「科捜研の女」など知っている単語が出るたびに、こちらが自覚していないだけで、実は「吉岡茉祐」に出会っていたのではと地味に胸がときめくコーナーでした。その後のジュニアアイドル時代の話では、ファンとの関係性についても言及。今の吉岡さんのファンへの考え方のおおもとになった出来事についての話もあり、なんというか、うれしかったです。人によって反応は様々な気がするのですが、「ファンへの感謝」を改めて言葉にしてもらえるって嬉しいことなのだと思いました。

白鳥の湖はオディールの役のものでした。幕によっておそらくいろいろ違うのでしょうが、いくつか動画で見てみると、やはり立ち方や足の動かし方は常人のものとは思えないですね。感動すら覚えます。人の身体はここまでの動きができるのかと。それが逆に、吉岡さんがどうしてライブ中いわゆるジャニーズ系の踊りになるのかは、ちょっと不思議な感じがしますけれど。

次に吉岡さんは衣装直しで舞台からはけ、残った田中さんと藤田さんでショッピングコーナー。「でもお高いんでしょう」「いえ値段は全部買うのと一緒です」爆笑の一連の流れが面白かったですね。

最後はライブパート。夜の部で知るのですが、サンリオで5曲歌うというのは異例のことだそうです。昼の部、夜の部でもセトリも変え全10曲。昼はこれまでの曲ということでしたがWUG曲はなし。本人の出演作から『FIREWORKS』(ハンドレッド)『PUNCH☆MIND☆HAPPINESS』(あんハピ♪)そしてLive DAM カンパニーから『Paradise Lost』、WUG関連から『もってけ!セーラーふく』(カバー)『READY‼』(オーディション)という構成でした。WUG曲がないことはおそらく賛否両論ある気もしますが、ユニット解散後の曲の扱いはよくわからないので、何とも言えないです。またいつか聞く機会があればいいなとは思っているし、いつでも準備はしているので、その時が来た時に後悔しないようにしておこうと思います。

最後の挨拶と写真撮影からまさかのスペシャルゲスト。キキララ登場。リトルツインスターズのキャラクターです。実は吉岡さんが大ファンだそうで、二人と映っている写真も多数あります。『吉岡茉祐とサンリオなう』って感じの写真でとても幸福になれる気がします。好きな関係性で写真を撮っている気になれますね。そんなキキララはとてもお茶目でした。観客に手を振るのは当たり前ですが、一方で主役の吉岡さんをあちらこちらへ引っ張って挨拶をさせるなど、さすがホームキャラクター。使い方をわかっています。

夜の部

あらためてMCゲストは変わらず続行。しかし吉岡さんだけ、黒を基調としたロリータファッションに衣装チェンジ。今回男装も案の中にはあったそうですが、第一回目のサンリオということで可愛いに全振りだった模様。これがのちの伏線になるとはだれもが予想していなかった。「これから」がテーマの夜の部。昼よりも未来予想図に焦点が当たった、これからの吉岡茉祐が見ている方向性をプレゼンされた回でした。

トークコーナーでは「吉岡茉祐」の未来について田中美海さんと藤田茜さんが激論を交わすという内容に。このコーナーがとても濃い内容となりました。この記事では深く突っ込まないですが、別の記事を後日、あらためて上げようと思います。①『吉岡茉祐はかっこいいorかわいい』②『吉岡茉祐に足りないもの』③『25歳の吉岡茉祐』④『30歳の吉岡茉祐』の4テーマだったはず。

①結果かわいいになった。田中さんは「どっちも100」で振り切ってやる吉岡さんの良さを力説。藤田さんはキャラクターや舞台の上での『吉岡茉祐』を抜いたところの素の部分は「かわいい」のではないかというお答えに。オーディエンスは「かわいい」が多目でしたね。私はカッコいい派閥でした。

②ソロデビュー(藤田さん)極めダンス(田中さん)併せて、ダンサブルな曲をやることが仮決定。ダンスと答える田中さんの熱いプレゼン。「まゆしぃは自分のダンスの良さをわかってない!」同じダンスレッスンを経てきたからこそ、感じるものもあるのだろう。吉岡さんのダンスの良さを力説。キャラクター愛を語るときの田中さんと同じ熱量が見られたところから、本当に吉岡さんのことが好きなことが伝わってきました。ありがとうございます。藤田さんは悩んだ末、最初に思いついたお答え。実際誰もが待ち望んでいる答えをちゃんと藤田さんが代表してくれた形になったのではないでしょうか?

本当にみんな発表されるのではと期待していたのではなかろうか? アーティストデビューの発表を。だってTYFCの頭文字の並び、Tはともかく吉岡さんのYとFan ClubのFCじゃないですか。気づいてしまったら、嫌でも期待するじゃないですか。待ってますよ、これからも。

③劇団よしおか(田中さん)と来年のイベントでの男装(藤田さん)。男装は大人たちから丸が出たので確定。劇団よしおかのくだりでは、田中さんがマルチな才能の吉岡さんの未来を描くことに。たとえで出たのはガラスの仮面。懐かしくなって調べたところ文庫版11巻です。

名作なので、読んでみて頂きたいですが、簡単にその場面を説明すると、天才的な演技の才能を持つ主人公マヤが、学園祭で舞台には上がれないかわりに、自ら用意した舞台(体育倉庫)で芝居をするシーン。演劇部ではないため、小道具などは一切用意されず、パントマイムのみで表現しなければならないという状況のもと、見事海賊モノをやりきるマヤ。という感じです。すぐにこのたとえが出るのは、さすが田中さんです。

④MAYU YOSHIOKAブランド(田中さん)脚本カフェ(藤田さん)とりあえず起業するということに。

そしてプチ朗読。ちゃちゃっと書いたということで、軽めのコント。お題はハッピーバースデー。あれだろうか? パソコンクラッシュ時に書いていた奴だろうか。だとしたら、つらい。書き直したのはつらい。まず「先月」という単語を聞いたときにそれが浮かんで、うわってなったけど、結果人を笑わせられる吉岡さんはすごいってなった。

ラストのライブパート。明日のことは考えず、本気で歌う吉岡さんに惚れてしまうのだよなぁ。「これから」をテーマに『激帝国華撃団』(サクラ大戦)『追伸、ありがとう』『青春サイダー』(温泉むすめ)『Connected』(コップクラフト)『God knows...』(涼宮ハルヒの憂鬱)

世代なのでゲキテイはあがってしまう。かなり前の曲だし、カバーなのにコールができるのも楽しい。いつか新ゲキテイも聞いてみたいです。できれば、それこそ舞台で。ほんと舞台、出演決まらないかなあ。そして『God knows...』これ、最後にこの曲なんですよ。勝手な想像だし、勝手な妄想ですけど。わたしとあなたを『吉岡茉祐』と『ファン』で考え始めると止まらなくなるから。歌詞は書かないほうがいいんだっけ? 著作権とか? まぁダウンロードして聞けばいいもんね。もう腕振りながら、絶対ついていく!ってなったもんね。ああ、もう一度11/17をやり直したい。

……確認しましたよ。来年11/7は土曜日ですよ皆さん。誕生日に誕生日イベントできるかもしれませんよ。ヒャッホー! 

最後に夜の部もキキララとバースデーケーキが現れハッピーエンドです。バースデーケーキの絵柄を担当されたのは、今回のイベントのイラストデザインを担当されていたたぬきちさんでした。好みの絵柄でした。終わり! と思いきや、最後にサプライズメッセージが! まずは吉岡さんと藤田さんの相棒、鷲崎健さんから。当日鷲崎さんは、2回目?の仙台チャリティーイベントでいらっしゃっていませんでした。これ読む人は別に鷲崎さんのこと書かなくてもいいかな? まあ誰に読まれるかわからないから一応注釈。

wugで活動していた頃、解散発表前後で吉岡さんのファンになった鷲崎さん(厳密な時期は、ちょっと覚えていません。申し訳ないです。)ファイナルライブ前にゲストとしてwugを呼んでくれたりと、ワグナーとしては恩人でもあり、同志でもあるのに、吉岡さんにとても近い位置にいる関係者という複雑な立ち位置の方です。

そんな鷲崎さんからのお誕生日コメント。大事なところで仕事が入っているのは、鷲崎さんの宿命なのか、吉岡さんファンからのやっかみなのかは、神のみぞ知りますね。

そしてサプライズ第二弾。ライブパートでも歌った、温泉ムスメから吉岡さんの演じる飯坂真尋ちゃんの温泉地、飯坂温泉の組合からのメッセージ。田中さんが泣きそうだな、と思ったら案の定泣いていた。地域コンテンツは地域と演者とファンの温度差がありすぎると成功しない難しいコンテンツだと思います。こうしたメッセージや、Twitterなどを見ていると、いい関係が築けているんだなと感じます。まだ私は行けていないので、本当に行きたいです。休みが、連休が欲しい。

これにてイベント全体は終了です。サンリオピューロランドとしては、手の甲にブラックライトで浮かび上がるスタンプを押すことで再入場などもできるので、想定よりも伸び伸びできました。多摩センターは山を切り開いており、駅付近全体が坂のようなものなので、結構歩くと程よく疲れます。電車のアクセスは京王線、小田急線、多摩モノレールがありますが、あえて乗りたいと思う以外はモノレールには乗らないほうが良いと思います。記念にはなるので、写真とか撮るにはいいかもしれません。

総括

とにかく楽しイベントでした。久しぶりに歌いまくる吉岡さんを見れたのも久しぶりだし、喉を傷めて家に帰るのも久しぶりでした。笑顔が本当に絶えなかったし、なによりも人の誕生日をちゃんと祝うことのできる自分でいられたことが何よりも嬉しい。今回こういった気持ちを忘れないように書き留めてみました。奇麗な記事はおそらく声優グランプリさんにあがるといっていたような。なので私は感情をとりあえず、まとめてみました。

夜の部におけるトークパートは、もっと文字数がかかると思うので、別に記事を上げる予定です。資料も必要でしょうから。ふー、とりあえず、吉岡茉祐さんお誕生日おめでとうございます。24歳の先に広がる未来をあなたが十全たる力で、勝ち取っていくことをお祈り申し上げます。

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